ムック  はりぼてのおとな
>さぁさどうぞ 通りゃんせ 
 その扉をお開けなさいな 
→扉=二十歳の誕生日。 
 誕生日が来たね。お前が待ち焦がれていた成人になれるよ。 
 さぁ、なって貰おうじゃないか。 

>そこは何も縛りゃしない 
→成人すれば、未成年だ学生だと言われて禁止されていた事は無くなる。 
 お前を縛り付けて(戒めて)いた物は取り払われる。 

>何もお前を護りやしない 
→同時にお前を今まで護って来てくれていた、
 学校や法的な規則(未成年法みたいなやつ)もなくなるんだ。 

>望むこと 好きなだけ 
 するがいいさ だけど気をつけな 
→飲酒喫煙。他にも沢山、今までしたかった事を好きなだけすればいい。 
 だけど気をつけな(そのまま) 

>自由は 無慈悲と背中合わせさ 
→自由な事はお前にとって不条理な事と変わりない。 

>つまりは無知が どれほどの罪か 
→今までは「知らなかった」で済まされたかも知れない。 
 だけど成人したら、そんな事は通じない。 

>平等に不平等に日々は さらさら積もる 
→これまで(成人するまで)生きる為の努力をしたり
 勉強して来た奴とお前、同じように時間は過ぎてゆく 


>塵のような時間をただ重ね 
→何もせず、何がしたいかも分からずただ生きる。 
 まるでゴミのような時間をただ過ごしていくだけ。 

>童唄 泣きじゃくる 哀れ二十歳の稚児よ 
→童唄は冒頭の「通りゃんせ」と掛けてる気が。 
 二十歳の稚児=二十歳にはなったが子供と変わらない奴 

>約束を果たしてちょうだいな。 
→約束=義務? 
 税金の納金や、その他の法律を守ってみせろよ。 

>助けは来ない? 
→ここの部分は歌詞内に出る「お前」の台詞かと。 
 今まで助けてくれた誰も彼も、助けに来てくれないのか? 

>朝と夜と鼓動 
→日常生活・日々 

>空っぽに繰り返し 
→今まで、何も考えず夢も持たず。
 ただただ同じ毎日の繰り返しをしていた。 

>日輪にかざせば 
→日輪=太陽(辞書より) 

>20年が透ける 
→太陽にかざしても透けてしまう様な、
 そんな内容の無い日々をお前は過ごして来たんだ 

>平等に不平等に 日々は誰しにも巡る 
→成人してから何もする事が無いお前に対して、
 生きる努力や勉強をした奴は今を楽しく生きている。 
 不平等だと思うだろうが、日々(時間)は
 誰にでも平等に与えられている。 

>童唄 泣きじゃくる 所詮 ハリボテの大人 
→未成年の時はこうだった、と昔の事(=童唄)ばかりを言う。
 お前は所詮年だけを取った子供なんだ。 

>約束を果たしてちょうだいな。 
→ほら早く、自分のした事に責任を取れよ。 
 大人としての義務(=税金を払う?)も果たせ。 

>悪戯に時間が降り積もってゆく 
 誰にも等しく降り積もる 雪のように 灰のように 
→ここはそのまま。 

ここで言う「お前」がニートの事だと漏れは思ってた

404-406 投稿日: 2007/01/15(月) 01:50:03 ID:ajnZ6ordO