僕達は正反対で磁石のように魅かれあっていた 気が付けば君に依存してばかりで いつの間にかダメになってたよ >正反対=僕に欠けている部分を彼女が持っている、 彼女の方には僕の様な欠点がなく、完璧な人間。 そんな君を、僕は憧れにも似た感情で見つめていた。 風は色づいて めぐりめぐる季節の中で 僕は何かを見失ってしまったから >ある日僕は気づく。もしかしたら、君に対する僕の思いは 愛や恋ではなく、ただ君の完璧な部分に憧れていただけ、 ただ僕の隙間を埋めたくて、君の側にいるだけなのかもしれない。 星月夜空に走り出す最終列車 小さなカバン一つだけ抱えて乗り込んだ僕 さよなら さよなら 列車は星を擦り抜ける あなたの眠る街並背に 遠ざかる僕をのせて >こんな気持ちのまま君の側にいては君を傷付けてしまうし、 僕も一度君の許を離れて君への想いを改めて考え直した方がいいと思うんだ。 (まだ僕の方も認めたくない気持ちがあり、君に気付かれたくないと思い一人旅立つ。 けど”さよなら”の部分で、”恋”であって欲しいという願望に混じり 僕は少しずつ自分の気持ちに気付き始めてる) 長い時間を旅して迷子になっただけさ さあ、ぬけだそう。 二人の出口はきっと違うけど >時間が流れるように、人の気持ちも流れて変わってゆくもの。 ”恋人同士”というカテゴリに長く居座りすぎてしまったから、 上に上がること、下に下がることを忘れてしまっただけさ。 ”恋人”から抜け出す日が来るなんて、しかも下に下がるなんて思わなかったな。 最終列車は街を抜け夜の帳へと 離れていく街並眺め、心臓が声をあげ泣いた 僕等は 僕等は どこから間違ってたのかな? 互いを傷付ける為だけに 僕等出会ってしまった >僕の所為で、長いこと迷惑をかけてしまって悪かったね。 できればずっと側にいてあげたかった。お互い歳をとり、灰になるまでずっと。 これ以上君に迷惑はかけられない。このままじゃ君を憎む事になりそうで怖いんだ。 だって君は何も悪くない。だから憎まれるのは僕だけでいい。 黙って去る僕を許してください。
263-264 [sage] 投稿日: 2006/11/22(水) 02:13:13 ID:/jonwdVD0