病気になってしまった”僕”が 一人残される”君”への想いをつづった歌だと思った。 暮れの春 喪失感 君の声 遠く遠く 暖かな 君のような日 僕の事 忘れたかな? >君と離れてから随分経つけど、君の事が気がかりで、心配です。 もう君の声が届かないほど遠くまで来てしまったから。 今日みたいに暖かい日は、君と過ごした幸せな日を思い出します。 お願いだから、僕の所為で君の人生を無駄にしないで。 空気の様に 太陽の様に 無くなるなんて 思わない >まさかこんな所で立ち止まる事になるなんて思ってもいなかった。 泡沫の 時の旅人 夢うつつ 消えゆく想い 君の声 遥か 遠く もう 何もかも 忘れたかな? >僕らが歩む長い永い時の道。 ”長生き”といわれる100年の時でさえ 地球からすれば瞬きのほんの一瞬よりも短いという。 薄れ行く意識の中で、君への想いさえも消えてしまいそうだ。 君も、僕と過ごした日々なんて忘れてしまうのだろうか。 僕は 空泳ぐ 何時かの千切れ雲 行く春の中で 君を待つ 白い花つけた 君の鉢植えは 行く春の中で 何を想う >あの日見上げた、幸せだった日の真っ白な雲。 僕が死んだら、君と見上げた空に漂う、 千切れてはぐれてしまった雲になろう。 僕が先に行って君の手を引いてあげるから。あの日の雲に二人でなろう。 君がくれた鉢植えも連れて行こう。僕ら二人の間に出来た子供みたいだ。 来年、君の誕生日は 何をしている? 巡りゆく季節の中 目を閉じながら 僕達は あの日のまま >僕がいない世界で、君は来年の誕生日を誰と祝うんだろう。 もう隣には新しい彼でもいるのかな。 指を絡め繋ぐ 痛むほど強く 離れぬように 何時までも >最後のとき、君が僕の手を強く握り締めてくれた。 肌が触れているのに、なんだか君がとても遠く感じる。 ごめんね。僕は先に逝くよ。遅くなってもいい。 ずっと待ってるから。 僕は 空泳ぐ 何時かの千切れ雲 行く春の中で 君を待つ 行く春の中で 君を想う >僕は今、この大きな群青色の空に漂う、小さく真っ白な雲になった。 春が終わって、夏になっても、ここなら君の事がよく見えるから 安心して。僕に会いたくなったら空を見上げればいい。 いつでも君の為に、空を漂っているから。
246-247 [sage] 投稿日: 2006/11/19(日) 00:52:05 ID:J8Car8Ff0
普通に失恋の曲だと思ってたが藻前サソすごいな 全然思い浮かばなかった…
Nana [sage] 投稿日: 2006/11/19(日) 01:09:33 ID:AZ1ZvOqoO