自分なりに朽木の塔を解釈してみました。たぶんもっと深いと思うんですけど… 「私」は自殺だかで植物状態になってしまって ずっと夢の中(=朽ち木が散らばってる世界)に閉じこめられている (「あの日」てのが植物状態になった=閉じこめられた日) 罪の償いは朽ち木が広がってる この世界にずっといること(=ずっと目覚めないでいること)だと わかっているけど、 ここは気が違えそうになるほど絶望的で、生きて償いをしたかった みたいな意味に捉えました。 もっと深い気がするんですけどね
ムック 朽木の塔 :04/11/01 12:38:40 ID:8jsMK+qO
彼女に中絶させた過去を死ぬほど後悔してる曲に聴こえた。 >積み上げた 積み木の搭を 私の手でバラバラに殺しました →彼女のお腹に赤ちゃんが宿ったのにそれを自分が中絶させてしまった。 >理由は私の欠陥でした 歪み捻れた道徳が故の >唄う事が贖罪でしょう 贖いは 朽木と共に →当時は中絶に対してなんとも思ってなかった。青く若かった故に。 「〜でした」って過去形だから昔の話なんじゃないかと。 でも年を重ねて、それがどれだけ酷かったことか分かった。 せめて唄い続けることが償いだと考えている。 >あぁ 終わらぬ過去を引きずって 朽木の上を義足で歩く →時は経っても罪は消えない。過去は終わらない。 >繰り返す嘔吐 尽きるまで 暗闇は必然 >光など求めるが愚か 空っぽの光を浴びて →この先どれだけ辛いことがあっても救いなんて求める資格は自分にない。 空っぽの光=何も知らない周りからの自分への評価? >あの日から >あぁ 終わらぬ過去を引きずって 苦痛に染め上げたこの手を擡げ >もう 痛みなど捨て去ればいい 私は木偶であり、人では非ず →あの日=中絶させた日。 あの日から自分は人ではなくなってしまった。 自分なんて痛みや苦しみさえも感じとれなくなってしまえばいい。 >生きてこの手で贖罪を、贖いを →生きてその罪を償い続ける。 って感じなんだけどどうだろう。
547 名前: 自治スレで板ルール変更議論中 投稿日: 2008/11/02(日) 06:56:24 ID:/r0mkh+6O
>>547 亀だけど… 自分は「積み上げた朽木の塔」っていうのはムックのことを差してるように思うな 贖罪っていうのも、恋人というよりはバンドやメンバーに対して感じてる気がする みんなで積み上げてきたものを自分の欠陥(この辺の解釈は大体一緒)によって、 壊しかけて、信頼を裏切ってしまった罪を 歌うことでしか贖えない、みたいな。 根本的には同じ解釈だから余計な口出しなんだけど…スミマセン
568 名前: 自治スレで板ルール変更議論中 [sage] 投稿日: 2008/11/15(土) 01:12:12 ID:DjTWPGKCO
>>568 自分も朽木は逹瑯が自分の身勝手な行動で、 バンドのメンバーに迷惑かけたことに対する謝罪だとどっかで見たな。 ムック聴き出したのここ1年だからよく知らないんだが、 一時的、解散の危機になるくらい逹瑯とミヤの仲が最悪だったらしいね。
570 名前: 自治スレで板ルール変更議論中 [sage] 投稿日: 2008/11/15(土) 17:36:22 ID:PUIdUPxMO
>積み上げた 積み木の搭を 私の手でバラバラに殺しました 積み木の塔=今まで作り上げてきたバンドのイメージ、歌詞、音楽 それを自分の我が侭(迷惑行為)で壊してしまった >視界の全ては温度を失って 散らばった朽木こそが私でしょう。 朽木=歌詞、イメージ 積み木(きちんと形があるもの)が崩れ落ちて朽木になってしまった =音楽になる事で色づき取り繕われていたものが、言葉だけになると醜くて その醜さこそが自分である >「心は握り潰して」 本心を隠して >理由は私の欠陥でした 歪み捻れた道徳が故の >唄う事が贖罪でしょう 贖いは 朽木と共に 自分の捻くれている性格の所為で(迷惑をかけてしまった) だから見たくもない醜い言葉でも歌い続けて行くのが罪滅ぼし >「決して消えぬ痛嘆、こびりついた掌」 消えない過去の嘆き悲しみを無理矢理に歌わせられる こびりついた掌=誰かに無理に引っ張られてついた手首の跡=強制 という解釈をしました。凄いこじつけですんません。 >あぁ 終わらぬ過去を引きずって朽木の上を義足で歩く 終わらぬ過去=今まで自分が作り上げてきたイメージ 義足で歩く=自分のものではない足、取り繕って歩いている >もう 何一つ守りきれぬなら私は木偶になり 身を枯らすまで 本心を出せぬのなら本心は隠し続けて行く >繰り返す嘔吐 尽きるまで 暗闇は必然 繰り返す嘔吐=作詞 創作は闇の中を彷徨うようなもの >光など求めるが愚か 空っぽの光を浴びて 吐き出し続ける行為に救いなんてない 空っぽの光=周りからの評価 本心でない自分の言葉を賞賛する声は自分の心には届かない >さぁ もがき 刻み続け それでも苦しみながらも創り続けて行く >「私は生きていますか?気でも違えそうで」 そんな自分におかしくなりそうでも自分はまだここにいますか? 若しくは吐き出している言葉はきちんと届いていますか?とか >あの日から 積み木の塔を崩した日=迷惑をかけた日 なんとなく、このあの日は前の一文から続いてる気がする 迷惑をかけた自分に価値はあるのか疑問で でも求められるから「気でも違えそう」 >あぁ 終わらぬ過去を引きずって苦痛に染め上げたこの手を擡げ 苦痛に染め上げた=苦しいと偽っている >もう 痛みなど捨て去ればいい 私は木偶であり、人では非ず ここは、自分は人形なんだから痛みなんてわからない、と 自分に言い聞かせている様な気がする 偽っている事を苦しいと感じている自分に対して。 >生きてこの手で贖罪を、贖いを それでも歌うのを止めずに偽り続けてでも罪滅ぼしをしていかなければ 謝罪というか決意なんじゃないかな どうしていいかわからないけど、迷惑をかけたメンバーの為に どんなに苦しくても歌う事だけはやめない、という。 なんにしても苦しい歌だ、と改めて感じた。
704 名前: 朽木の塔 投稿日: 2009/05/27(水) 18:54:15 ID:zWDDz8mN0