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主人公は子猫。学校帰りの少年に拾われ、少年は猫を廃工場の裏で 
こっそり飼い始める。 
猫に彼は様々な事を語りかける。 

家で自分が必要とされていない（虐待されている）事。 
学校には上手く溶け込めず、虐められている事。 
友達は子猫だけだという事。 

子猫も初めての友達を大切に思っている。 
何とかして自分の気持ちを伝えたいが、自分に出来ることは冷たい 
雨の中追い出されて震えている彼を暖めることだけ。 

親と血がつながっていないというだけで迫害されている彼に、 
捨てられて追われる立場だった自分を重ねる。 


彼が自分を拾ってくれたように、誰か彼を必要としてあげないの？ 


ある日彼はふらりと工場に立ち寄って、何時もより長く、 
日が暮れるまで一緒に遊んでくれた。 
楽しくて嬉しくてはしゃぐ自分は、別れ際に 
「どうすればわかってもらえるの」 
と呟く彼に何も出来なかった。 

次の日から彼は工場へ来なくなった。 
日が落ちる頃に、昨日のうちに沢山用意されていた餌を見て、 


昨日、友達が死んだことを悟った。 


夕暮れの廃工場では、何も出来ない自分と何もかもを諦めた友達を嘆いて 
子猫の鳴き声がいつまでも響いている。 


なんか友達に自分の気持ちを伝えたくても伝えられない＝人間じゃないのかなぁと 
思ったので子猫を主人公にしてみました。 
この曲やっぱり友達って虐待されてるのかなぁ…他の見方も出来そうだ。

犬頭 ◆Ohken/dA7I ：03/06/05 21:35 ID:uVCp7LBQ

虐待されている友達（＝ｶﾚ）を気遣う僕 
愛された事のない「友達」は、唯一人そんな優しい言葉をかけてくれる「僕」 
にいつしか愛情を求めてしまう 
友達でいたい「僕」はカレの思いには応えてあげられない 

「どうすればわかってもらえるの」 

その言葉を最後に次の日悲観したカレは自殺してしまう 
結局「僕」はカレに彼の欲しがっていた「愛情」も与えられず、 
自分がカレに抱いていた「友情」も理解させる事ができなかった。 
自分は彼に暖かな人の情を教えてあげたかっただけなのに… 

自分はこんな風に解釈してます。 
最後の 
<思いやり　愛情　友情　誰も教えてくれません 
冷たい雨しか知らない僕は　彼に暖かな温もりを教えて欲しかった> 
の部分は死んでしまった「カレ」の独白で、「カレ」には「僕」の友情は 
やっぱり届かなかったんだなぁ…と 

友達の死んだ日 ：03/06/18 19:59 ID:k2ReiC0s

孤独のままにある友達が死んだ。死ぬ直前、彼は悩んでいたんだ。 
｢どうすれば解ってもらえるの？｣と言う彼の問いに僕は答えられず、 
ただ側に居てやることしか出来なかった。 
彼は友達面した奴らにからかわれ利用されていた。 
僕はそれを見ていて嫌な思いがした。 
｢思いやり｣を忘れた人達へ、もう一度思い出し 
本当の友達だったあの頃のように、彼に接してくれ。 
そして僕は孤独な彼を見捨ててはおけなかった。 

友達面した奴らは彼をからかうのを止めない。 
彼はそれが苦痛になり訴えるが奴らは笑って誤魔化すばかり。 
さらに彼の親は暴力を振るい、それは愛情ゆえだと嘘を吐き、 
必死で信じようとする彼を嘲笑う。 
僕はそれを聞き怒りと吐き気が込み上げ、強く願った。 
｢愛情｣を忘れた人達へ、もう一度あの頃を思い出し
一刻も早く彼を助けてくれ、と。 
だけど彼は死んでしまった。 
結局僕は何の助けにもならなかった。くやしくて　くやしくて、泣けた。 

そう、思いやり・愛情・友情なんて誰も教えてはくれない。 
本当は僕も孤独を抱え、同じく孤独な彼に救いを求めていたんだ。 
さようなら孤独な友よ。僕は残され悲しみと共に生きてゆく。 

…と、私なりに歌詞を忠実に解釈してみました。かなり長々とスイマセン。
ただ｢父親｣｢母親｣｢見せかけだけの形｣の意味が難しいですね。
わかんないです。でもこの曲がすごい好きです。

Nana ：03/07/19 10:58 ID:j5ssnrMx

カレ、友達…幼い頃に両親を失くし預けられた家で虐待を受ける少年 
僕…｢彼｣が虐待に耐えかねて作った人格 


昨日、もう１人の僕が消えました。 

両親を失くし、誰からも愛されなかった彼は 
何も、感じないまま寂しさを抱え消えてゆきました。 
彼は僕に何度も聞きました。 
｢どうすればわかってもらえるの？どうすれば愛してもらえるの？｣ 
僕は何を言って良いかわからず　彼に声をかける事は出来ませんでした。 

彼は上辺だけで優しくされる事を酷く嫌がっていました。 
でも、その優しさに縋りたかったのも事実でした。 
何故、貴方達はそんな事をするんですか。彼になんの恨みがあるんですか。 
お願いです、その偽善をやめて下さい。 

父性を忘れ彼を蔑む貴方達へ。 
もう一度、その暖かさを思い出してくれたのなら
友達だった子供の頃のように遊んでくれませんか？ 
人の悪意しか受けた事のない彼に
僕は暖かい心からの善意を教えてあげたかったんです。

彼は貴方達の偽善を嫌がっていたのに。
彼はそれで悩み苦しんでいたのに。 
虐待という言葉をむりやり彼に刷り込み
それを必死に信じる姿を嘲笑する。 
何故、貴方達はそんな事をするんですか。
彼になんの恨みがあるんですか。 
お願いです、その偽善をやめて下さい。 

母性を忘れ彼を嘲る貴方達へ。 
もう一度、その優しさを思い出してくれたのなら
友達だった子供の頃のように遊んでくれませんか。 

悲しみや苦しみ、辛い事にしか耐える事を知らなければきっと 
早く死んでしまいたいと心の底から願うでしょう。 
でも、僕は彼に何も言えなくて。彼を救ってあげる事は出来なくて。 
泣きました。彼の為に僕は泣きました。
僕は出来るなら彼を救ってあげたかったんだ。 

彼が死に、彼の中で僕は１人になりました。
思いやりも愛情も友情も、僕は何も知りません。 
本当は、僕が彼に優しさを教えて貰いたかったのです。 

死ぬ＝人格の消滅、かなと。 
誰も友達がいなくて自分の中にもう１人友達を作ったけれど 
結局、最後まで彼は独りでした。｢僕僕僕｣みたいな感じかなーと。 
長くてスマソ。

Nana ：03/07/19 10:58 ID:j5ssnrMx

＞父親/母親を忘れた人達へ もう一度思い出してくれるなら 
＞友達だった頃のように もう一度遊んであげませんか 

＞虐待を愛情だと〜 


って所から、友達は両親から虐待を受けて自殺しちゃったから 
父親/母親である事を忘れた(放棄した)人達へ
虐待をやめて子供と一緒に遊んで(愛情を与えて)やってくれ 
って訴えかけてるのかなって思った。 
動物関連とか学校でのイジメの解釈もまとめにあったけど
こんな解釈もありじゃないかなと

328 名前： Nana [sage] 投稿日： 2008/04/26(土) 02:25:23 ID:XXRsNB/lO