君=キサマだよね? あと、主人公って君に殺されたのか?
Nana :03/01/21 23:10 ID:+Jp0N7JV
結構色んな取り方出来るんだよね; 漏れはキサマ=主人公で捉えてる。 主人公(僕)と君は互いに思いあっているんだけど、釣り合わないというか、 主人公と君は一緒に居てはいけないというか、だから主人公は君とは通じあってはいけないと 自分を騙して君とは一緒に居ないんだけど 主人公は君の事を忘れられなくて、君への思いを引き摺ったまま何も出来ずに居て そんな自分(主人公)が情けなくて自分で自分に対して「キサマ」って言葉を使って 自虐的になっているんじゃないかな、と。「くりかえし呼んだ名は焼き捨てた愛 腐乱した砂を噛み 生きるがいい 」んとこでそんな捉え方も出来るなぁと。 で「昨日夢を見た 僕はもう死んでいた そういう事なんだねと やっと理解った」 ってとこは、君と一緒に居れないのなら 僕(主人公)はもう死んだも同然だとかそういう意味なのかなぁと。 ああ長文+意味不明でスマソ。
Nana :03/01/22 00:35 ID:fa6HbeQz
まず歌詞を「君に幸あれ」のところで半分に分ける 積み木遊び=簡単に崩せるもの=人間関係 誰かにそのこと〜=助けて欲しくて、気づいて欲しくて ボクが君に溶け込んで=自分の中に作った他の人格 会いにいけたら=一つになる事 として、前半の歌詞は弱い自分で後半は悪い自分と考える。 二段落目の歌詞は もう一人の人格を想像していてより自分の理想に近づけようとするけど そんな事を考えてる自分の中で どんどん着色されて行って段々理想は原型を留めなくなっていく 三段落目はその着色されて歪んで出来た「自分」 後半 荷物=思い出、過去の出来事 居場所=自分と別の人格の距離 後半の一段落目は弱い自分が作った自分を持て余していて それでもその人格の対処の仕方を考えている 二段落目はまた強い自分で 「死ぬがいい」までは強いだけだけど それから後ろは段々本当の自分が作った理想の自分が出てきてしまって 強いだけの自分は消えていく運命なんだと悟った って感じかと・・・。 でもそうすると「繰り返し〜」の所が説明つかない。 こじつけ気味・・・逝ってきます
君に幸あれ :03/02/17 01:05 ID:kJnCD8l8
ムクの君に幸あれ、 「汚れてく 汚れてく 死んでいく」のは自分?君? 「そういう事なんだねとやっとわかった」って何がわかったの? この二つがサッパリわからん・・
Nana :03/02/18 00:04 ID:Mc0SrsUZ
ボクは多重人格なんじゃないかなぁと思った。 (1/3) >積み木遊びが好きなボク >誰かにその事教えてあげたくて >ゆっくりボクが君に溶け込んで >今すぐに会いに行けたらなぁ これは何度も崩したり組み立てたりしている自分の人格を現しているのでは。 その中の主人格であるボクは自分が多重人格だということを誰かに教えたい のだけれど、他の人格がいつも出ている為、本来の僕が出られない。 だから、いつも自分の人格を分裂させたり融合させたりしているように ボクも君という人格に溶け込めれば、ボクは君の中の一人になってその事を 教えられるのに。でも、ボクと君は一緒の人間じゃないからそんな事は 出来ない。 >例えばボクは君に飼われてる犬だとして >ずぶぬれで真っ黒なボクを 君は抱き上げてくれて >真っ白で崩れそうな君を 何よりも愛しているけど >汚れてく 汚れてく 死んでゆく ボクは君という存在に常に忠実でありたい(=犬)けれど、ボクは自分自身の 弱さに耐え切れず色々な自分を創ってしまうような、卑怯な存在だから (=ずぶぬれで真っ黒)君に優しく接されるだけで、君が汚れてしまいそう。 ボクに接することで穢れない存在のはずの君が汚されていってしまっていって 本来の君自身が死んでしまうようだ。本当のボクは外に出ることが出来ない のにどうして君を傷つける僕もボクなんだろう。 >キサマにくれてやる光など無い >雨風に晒されて 死ねばいい > >「 君 に 幸 あ れ 」 こんな僕はボクの望んだ僕じゃない。君を傷つけるようなボクなんて、外に だしてやるつもりもない。オマエ(=僕)なんか死んでしまえばいい。 僕が死ぬこと(ボクの創った人格が消えること)で君が幸せになればいいな。 >身動きもできないほどの >荷物は置いてきたけど >君の居場所が何処だかわからなくなって >進み方も 戻り方も わからない。 君の為にボクを守るための僕(=荷物)を捨ててみたけど、君が接していたのは 本当のボクじゃないから、君を混乱させて只一つの愛まで見失ってしまう。 かといってどうやってまた僕を創り出せば良いのかわからない。 この絶望の中、君にボクはどう接したらイイのだろう。 でも、きっとそれもボクが創りだした僕のせいだから自業自得。 >キサマにくれてやる痛みすら無い >こめかみをぶち抜いて 死ぬがいい >くりかえし呼んだ名は焼き捨てた愛 >腐乱した砂を噛み 生きるがいい >昨日夢を見た 僕はもう死んでいた >そういう事なんだねと やっと理解った > >「 君 に 幸 あ れ 」 こんなボクは痛みを感じる資格もないのだろう。このまま一瞬で死んでしまえば いい。この世に僕の存在など必要ない。けれど勇気がなくて何も出来ない。 何度も君の名前を呼んでみたけど、状況は変わらなくて君を思い出すことすら ままならない。君の事だけ覚えているのは辛すぎるけれど、ボクにはそれしか ないのだから捨てられない。だからせめてこの気持ちをそっと灰にして(=焼き 捨てた)、愛だ何て思わなければいい。 そうして全てを諦めて屈辱を受けて(=砂を噛む)生きていくべきなのだろう。 ふと気がつくと、ボクの中に僕がいた。主人格のはずの本当のボクはどこにも 居なくなった(=もう死んでいた)。今自分が「ボク」だと認識しているのは 意気地のないボクが創りだしたもう一人の僕なのだろう。 そこでボクは気付く。 「君が愛してくれたのはボクではなく、ボクが創りだした"僕"だったのでは?」 そんな簡単なことを今漸く理解した。ボクでは理解できなかっただろう。 つまり、必要とされているのは本来の弱い"ボク"ではなくて、彼が創りだした 僕だったのだ。どんなに辛い目にあっても決して逃げない人間だったのだ。 そのことに気付かせてくれた君に、今心から幸せを願うよ。
犬頭 ◆Ohken/dA7I :03/02/18 00:32 ID:SdN21EYQ
個人的解釈をば。 主人公は夢見がちな少年。 元々おとなしい性格で目立たないほうだったが、ある時いじめ の対象になってから更に自分の殻に閉じこもるようになってい った。 ひとりきりで空想の世界に遊ぶ毎日。 一歩外に出れば、辛い責め苦が待っている。 彼はそんな日々に絶望しかけていた。 しかし、そんな主人公にも手を差しのべてくれる少女が現れた。 ホコリと靴跡、涙と擦り傷で汚れた体を抱き締めてくれた。 真っ白で、汚れを知らない、少し触れただけでも壊れてしまい そうな、優しい友達。 しかし、そんな大切な存在すら踏みにじられてしまった。 執拗ないじめは少女にまで及び、彼女は耐えきれず自ら命を絶 ってしまった。 主人公に一通の手紙を残して。 そこには主人公への純粋な想いがつづられていた。 好きだったのに。 何よりも、愛していたのに。 ――許さない。 ボクの幸福の全てを、存在の全てを、希望の光さえも踏みにじ り、否定したあいつらを。 あいつらにくれてやる光など無い。 ――殺してやる。 主人公はやがて自分と彼女を苦しめ続けた者達を追いつめる。 やがて、彼らをその手にかけた。 今までボク達はお前らに苦しめられてきたね。 さようなら。 さんざん見下してきたボクに殺されるなんて惨めだよね。 あの世では幸せになれるといいね。 「 君 に 幸 あ れ 」 その瞬間、主人公は今まで自分を縛り続けていた苦しみの全て から解放されたことを感じる――しかし、同時に何か大切なも のを失ってしまったこともまた、感じていた。 彼女は本当にこんな結末を望んでいたのだろうか。 あの時、ボクの中に彼女はいたのだろうか。 ボクはもう戻れやしない。 ボクは、これからどう進んでいけばいいのだろう。 もう自分には痛みすら感じる資格はなくなってしまった。 今すぐにでもこめかみをぶち抜けば、救われるのだろうか。 ひとを愛する資格すら、もうないのかもしれない。 自らの手を汚したその時、燃え上がる業火で知らぬ間に焼き捨 ててしまったのだ。 腐乱した砂を噛むような苦しみの中で生きていくしか、道は残 されていないのだろう。 主人公はある夜夢を見る。 自分の足元に転がる、自分自身の屍。 あれは純粋だった頃の自分だ。 憎悪に心を支配されたあの時、すでに自分は死んでいたのだ。 今更理解っても遅すぎる。 ボクにはもう何もない。 彼女が想ってくれたボクは、もういない。 ボクが自ら何もかも捨ててしまったから。 主人公は、こみ上げてくる笑いをこらえながら呟く。 「 君 に 幸 あ れ 」 この曲を最初に聞いた時、「君に幸あれ」という言葉は、何か に対する痛烈な皮肉なんじゃないかな…と感じたんです。 それをもとにして詞を解釈してみたんですが… 難しかったです…。
ムック「君に幸あれ」 :03/02/18 01:26 ID:74fX6P0f
私の「君に幸あれ」解釈は犬頭さんとほとんど同じなんですが、 僕は多重人格者でなく、心に深い傷をおった人間で、 それを誰からも隠して生きてきた人だと思います。 それとは別に人と接するときの僕がいて、 その人格形成はその時々で変えてるんです。(=積み木遊び) 本当の自分を誰かに知ってほしいけど、誰も分かってくれないし、 誰にも知られたくないと思っているんです。 ある日何も知らない、幸せに生きてきた女性と知り合い、恋人同士になるんです。 本当の自分を知ってほしいけどそんな汚いものを知られたら嫌われる。 何も知らない恋人が綺麗すぎて薄汚れた自分はそんな彼女と 付き合う資格がないと思ってしまい、そういういろんな事が原因で別れてしまう。 キサマ=自分で、別れの原因をつくった、君を傷付けた弱くて汚いキサマなんか 消えていなくなればいい。死んでしまえばいい。 そして君だけは幸せになってほしい。いつまでも傷付かない綺麗なままでいてほしい。 そう願いながら主人公は自己否定に墜ちていく。 最後の部分は、夢で死んでる自分をみて僕は元々死んでる(生きていてはいけない) 人間だったんだと確信して、 「君に幸あれ」と願いながら命を絶つという歌だと思います。
Nana :03/02/18 02:02 ID:Kbl97g0g
個人的解釈では断片断片の歌詞だと思ってみる。 なので歌詞の順番を入れ替えないと話が分からないので 話になるように入れ替えて解釈してみます。 例えばボクは君に〜の下りはボクが君に拾われた時のエピソードまんまで、 真っ白で崩れそうな君を何よりもボクは愛しているけど 君の中でボクはもっと汚れていって 最後にはボクの存在が君の中で死んでいってしまうんじゃないだろうか? という「ボク」の不安 積み木遊びが〜は君と離れてしまったボクが趣味か何かを見つけて それを誰かに教えてあげたいけど周りには誰もいない。 だからどこか遠くにいる君に今すぐに会いに行けたらなぁ ボクは君に会えないのが辛くなって、何もかも捨てて君を探しに行こうとする。 (身動きもできないほどの荷物は置いてきたけど) けれど一心同体のはず(ボクはそう思っている)の 君の居場所が何処だかわからなくなって 闇雲に進んできたボクは進み方も戻り方も判らなくなる。 「キサマ」=「君」で、 ボクを見つけてくれない「キサマ」ににくれてやる光など無い。 どこか辺境の地で雨風に晒されて死ねばいい。 ボク無しで幸せになれるのなら幸せになるがいいさ。 「 君 に 幸 あ れ 」 ある日何らかの形で「君」の中の僕は もう死んでいたんだろうと言うことを悟る。 そういう事なんだねとやっと理解った こんな汚れた僕から早く解放されて幸せになって下さい。 「 君 に 幸 あ れ 」 ボクを忘れた「キサマ」にくれてやる痛みすら無い 裏切った「キサマ」なんかこめかみをぶち抜いて死ねばいいんだ。 くりかえし呼んだ名=君の名、で もう既に「ボク」の中で君に対しての愛は焼き捨ててしまった。 逆恨みなのをボクは判っている、そんなボクを自分で汚いと思っている。 それでもボクは腐乱した砂を噛みながらも生きるだろう。 短絡的すぎるような気もしつつ。
今更「君に幸あれ」 :03/02/19 15:29 ID:EfRSiDzS
「ボク」はいじめられっこ、「君」は優等生という設定なんじゃないかと思った。 優等生な君はいじめられているボクを助けてくれる。 いつしかボクは君に想いを寄せ始める。 ボクは誰よりも君の事を愛しているけど、 二人が一緒になってしまえば君の地位が下がってしまう。 いけないと解っていても近づいてしまう自分をボクは憎く思っている。 いつも君に迷惑を掛けているのに、これ以上君に迷惑をかけようとしている 「キサマにくれてやる光など無い」 =ボクが君と付き合う事など許される筈が無い 「雨風に晒されて 死ねばいい」 =そんな自分に対しての思い (ボクは自分のことをかなり卑下しているのだと思う) 「身動きもできないほどの 荷物は置いてきたけど」 =学校を卒業していじめから開放された 「君の居場所が何処だかわからなくなって」 =学校という繋ぎがなくなり君との関係が断たれてしまった 「進み方も 戻り方も わからない。」 =これからどうしようか解らなくなってしまった 自分の想いを殺したまま生きるのか、想いを伝えてしまおうか悩んでいる 「昨日夢を見た 僕はもう死んでいた そういう事なんだねと やっと理解った」 =自分が死ぬ夢を見る。ボクがいない世界で君は幸せに生活していた。 やっぱりボクは、君に思いを告げるどころか、 一緒にいてはいけないんだと理解する。 「君に幸あれ」 =ボクはもう消えるから、夢の中の君のように幸せになって欲しい。
Nana [sage] 投稿日: 2006/05/17(水) 00:59:25 ID:1OU29xLU0