私=花、貴雄=蝶。花が蝶に片思いっていうストレートな歌かと。 ガゼはあんまり歌詞に捻りがないように思えるから。(悪い意味じゃなくてね;)
Nana :03/11/03 11:40 ID:cIqrFuX1
蝶と花かとも思ったんですが、 だとしたら春に枯れるっていうのがよくわからなくて・・・ 花が咲くのも蝶が飛ぶのも春だと思ったんだけどな。 「片羽」「四角い空」、「はらり散る貴雄」の部分も釈然としない;
377 :03/11/03 14:10 ID:XL6sjNC5
そういえば四角い空は私も引っかかってたのを思い出した。 片羽はそのままとも解釈できるけど、「四角い空」は謎だね。 ビル街の隅っこに咲いてる花で、 建物の隙間から見えるわずかな空?←ツライw でも、「春に枯れる」っていうのは違和感を感じなかった。 春に咲いて春に枯れる。春に羽化して春に散る。 どちらも短い命だからその季節中に生まれて命をなくしても 不思議ではないんじゃないかって。 「はらりと散る貴雄」も、蝶の死にかたって… 飛ぼうとして、でも飛べなくて、 ふらふらふらって地面に落ちていってしまうから別段気にしてなかったよ。
Nana :03/11/03 14:10 ID:XL6sjNC5
なるほど。「はらり散る」と「春に枯れ逝く」の辺りが納得いきました。 「四角い空」は窓から見える空じゃないの、ってママンが言ってたw ので、花は鉢植え、蝶は何かの実験用?で、片羽で役に立たなくなったから 花の目の前で殺されるのかなって深読みしたけど、それも何か違うね;
377 :03/11/03 23:30 ID:DRwOIK4s
貴方→片羽の紋白蝶 わたくし→不動の花 片羽で飛べない貴方と、もともと動く事の出来ないわたくしと、 よく似ていませんか? 「形は異なり、言葉も通じない」 だから巡恋歌は届かない。 貴方に気持ちは伝わらない。 もともと違いすぎる私たちは所詮は結ばれない運命… 「夢ヲ見タ非現実系自由二舞ウ夢ヲ見タ」 蝶の言葉。白昼夢。 「ゆらリふわり・・・上の空で視点を定めぬ 貴方は弱く乾いた眼差しで」 蝶は白昼夢を見ている。 その様子を見ている花。 「四角い空」 花はこの世界に、蝶と花二人しかいないと感じるほど蝶に夢中。 蝶の目に映る世界は己のみしかいない、白昼夢の世界。 どちらの目に映る世界もとても狭いという意味。 「春には枯れ逝く宿命」 花は春に咲いて春に枯れる短命種。 蝶も余命は僅か。 「来年の春にはまた短命種を咲かし貴方を愛するわ」 また生まれ変わっても貴方と出会う。 つけたし 「はらり散る貴雄」は蝶が飛べなくて死んでいくとかじゃなくて、 『命は儚くはらリと散る』て意味じゃないかと漏れは思ってる。
春二散リケリ…を裏読み? :03/11/07 19:11 ID:gTRFDbYa
不治の病に冒された女の子(枯れることが必然) 怪我をしたスポーツ選手の男(マラソン選手とかサッカー選手とか。 怪我のせいでスポーツができないのを自由に飛べない蝶と表現)かと思った。 同じ病院に二人は入院していて、因みに少女は自分の寿命を知り絶望、 反対に男は希望を捨てず、リハビリに励みいつか復帰できるよう努力している。 形は異なり(性別の違い)言葉も通じない(希望に満ち溢れた男と 絶望している少女とでは話が噛み合わないことの例え) けれど少女は男に惹かれてしまった。 しかし生来内気な性格といつか自分は死んでいくと言う現実を考慮し 思いを伝えることが出来ない。 「夢ヲ見タ非現実系自由ニ舞ウ夢ヲ見タ」 は少女と男、両方が見た夢。 男は昔のように自由に好きなスポーツが出来る夢を見、 少女は病室を出て、健康な体で自由に走り回れる夢を見た。 しかし、男はある日、自分が元の体に戻れる見込みは全くない、と 医者に告げられ希望を失う。 男はリハビリをやめ、病室に篭り 上の空でただ病室の天井(「四角い空」)を毎日虚ろな目つきで眺めている。 少女は男に話しかけ、慰めたいけれど もうすぐ死んでしまう自分なんかの言葉は 何の慰めにもならないだろう、と思い躊躇してしまう。 悲しみに暮れる少女は、 自分の思いをメロディーに乗せて、歌ってみる。(巡恋歌) けれど、日に日に彼の絶望は深くなっていき、 彼は殆ど死人のような目をしている。 死に逝く者の直感で、彼女は、 彼が自ら死を選ぶんじゃないか、と予感する。 >わたくしの眼前ではらり散る貴雄 彼女の予感は的中し、彼は自殺してしまう。 目前、とあるから病院内でだろうが、 「散る」という表現と考え合わせて飛び降りじゃないかなー、と漏れは思った。 その場面を、彼女は窓の外を眺めていて 彼が落ちてくる瞬間を目撃してしまった。 慌てて窓から地面を地面を見てみると、 赤い花が散るように彼の体は血を辺りに飛び散らせ、 地面に叩きつけられ死んでいた。 彼女は予感していたとはいえやはり悲しく、 この先幾ら歌った所で男の耳には届かないのだ、と思う。 けれど、彼女は自らも死ぬ運命であることを知っている。 来年の春には自分も彼と同じくこの病院で死に(短命種を咲かし) 男の元へ逝き、枯れ腐るまで(死んでしまったら枯れることはないので =永遠にって意味じゃないか、と思う) 愛し抜こう、そして今度こそ思いを伝えよう、と思う。 補足 ついでなんだが、この「春ニ〜」の歌詞が、彼が死んだ直後に綴った 彼女の一番最後の「巡恋歌」なんじゃないかな、と思った。
442 :03/11/16 21:29 ID:zrjPVipB
>441-444 すげー(;゚Д゚) 良い、この解釈すごく良い。 >来年の春には自分も彼と同じくこの病院で死に(短命種を咲かし) >男の元へ逝き、枯れ腐るまで(死んでしまったら枯れることはないので >=永遠にって意味じゃないか、と思う)愛し抜こう、 >そして今度こそ思いを伝えよう、と思う。 死ぬことで種になり、芽を出し成長して、 向こうで咲き続けるのね・・・。ずっと彼のそばで。 切ないなぁ。精一杯の愛情表現だよね、なんだか。 私としては、あなたの解釈なら最後は本当に彼のすぐ後に逝ってしまって、 来年の春には彼と一緒にこの世に生まれ変わりたいっていう希望だと思いたい。 でも、短命種だもんな・・・。そううまくはいかないか(´・ω・`)
445 :03/11/17 11:25 ID:72LoHZhf
>445 >最後は本当に彼のすぐ後に逝ってしまって、 >来年の春には彼と一緒に >この世に生まれ変わりたいっていう希望だと思いたい。 私は割と最後は悲劇的な意味で捉えがちだったけど、 こういう解釈も素敵ですね。 この場合なら短命種=例えまた短い命だったとしても、 今度はもっと近くで、精一杯2人で生きて行きたいという 意味にも取れるかもしれない
442 :03/11/17 21:22 ID:fr/3FuoF
最愛の貴方は片羽紋白蝶 私に近付きては蜜を啜り啜るのです >最愛の貴方は片羽 (歌の中では「かたわ」と歌っている。かたわ=障害者の差別用語とかけてる?) 紋白蝶=白衣=医者 蜜を啜る=採血するということ 形は異なり言葉も通じない 所詮は結ばれぬ虚しき運命 >障害者なので形は異なり、言葉も通じない=外国人? 溺愛の貴方は片羽紋白蝶 不動の私とよく似ていませんか >不動の私=なんらかの障害で動くことが出来ない 障害者で体が不自由な彼とよく似ている 夢を見た非現実 自由に舞う夢を見た >不動の私が自由に舞う夢を見た 動くことなどできない私には非現実的な夢を ゆらりふわり上の空で視点を定めぬ 貴方は弱く乾いた眼差しで四角い空見上げてました >彼視点?不動の私はベッドの上で窓の外(四角い空)を見上げてました (もしくは白衣の彼が窓の外をぼんやりと眺めていた) どんなに私が貴方を愛しても春には枯れゆく定めですもの 何度も何度も貴方振り向かそうと歌った巡恋歌いつ届きますか >不動の私はもうすぐ死ぬ 白衣の彼が振り向いてくれるよういつも歌っていた歌はいつ届きますか 私の目前ではらりと散る貴方 分かってるつもりでした。だけど悲しく >私の目前で白衣の彼は飛び降り自殺をした 弱く乾いた眼差しで窓の外の空を見ていたときから 分かってはいるつもりでした だけど目の前にするとやっぱり悲しい 何度も何度も私だけ見ててと綴った巡恋歌もう届かない >何度も何度も他の患者より私だけを見ててと 綴った巡恋歌はもう届かない 無力な私は未練花枯らして すぐにでも貴方の後を逝きます >未練花(白衣の彼に貰った花?)を無力な私は (不動の私は水をかえてやることもできずに)枯らしてしまって もうすぐ私も貴方と同じ場所に逝きます(天国へ) 来年の春にはまた蕾を咲かし 貴方を愛するわ枯れ腐るまで >来年の春には2人生まれ変わり 枯れ腐るまで(寿命をまっとうするまで)貴方を愛する事を誓うわ
206 名前: 春ニ散リケリ/ガゼット [sage] 投稿日: 2008/01/18(金) 12:52:41 ID:ggCOf99c0
これは普通に花と蝶の歌だと思う。 『四角い空』=虫カゴ の中に入れられた私達 貴方は蝶(だけど虫かごに入れられてしまっているから弱っている) 私は花(で、動けはしないが咲いて居られる。それでも長くは無い) 虫かごから出れない蝶を見て、『不動の私と良く似ていませんか』なのかと。 夢を見た〜(当字分からなくてごめん) は、虫かごから出て自由に舞う〜だと思った。
258 名前: Nana [春二散リケリ/ガゼ] 投稿日: 2008/02/07(木) 13:03:31 ID:dvyMZf+nO
植物状態になった彼の話だと思った。 彼の寿命は春まで(春には枯れ逝く宿命)なんだけど、彼女は夢で自由に動く彼を見た。 だけど彼に死が訪れて、彼女は後追いをする。
339 名前: Nana [sage] 投稿日: 2008/04/28(月) 19:47:22 ID:3DcAANE8O
最愛の貴方は「片羽」紋白蝶 (最愛のお母さんは捕われている) わたくしに近付きては蜜をすすりすするのです (犯人は自分を死に追い込んでゆく) 形は異なり言葉も通じない (人間だけど人間ではない犯人にはもう言葉も通じない) 所詮は結ばれぬ虚しき感情 (助けは誰にも届かないだろう) 溺愛の貴雄は「片羽」紋白蝶 (溺愛している息子は捕われている) 不動のわたくしと良く似ていませんか? (自分と息子は同じ状況だ) 夢ヲ見タ非現実系自由ニ舞ウ夢ヲ見タ (今となってはありえない普通の日常を願った) ゆらりふわり‥上の空で視点を定めぬ (錯乱している犯人は体もユラユラしていて視点も定まっていない) 貴方は弱く渇いた眼差しで「四角い空」 見上げていました (息子は衰弱している涙も枯れた目で天井を見上げていた) どんなにわたくしが貴雄を愛していても (私は息子を愛している、だけど) 春には枯れ逝く宿命ですもの (私達は殺されてしまうだろう) 何度も何度も貴雄をふり向かそうと唄叫った「巡愛歌」いつ届きますか? (助けてもらえる希望だけは捨てたらいけないと唄った歌は息子に届いているだろか?) 「夢ヲ見タ非現実系自由ニ舞ウ夢ヲ見タ」 (今となってはありえない普通の日常を願った) ゆらりふわり‥上の空で視点を定めぬ (立ち上がった犯人は錯乱していて視点も定まっていない) 貴雄は弱く渇いた眼差しで「四角い空」見上げていました (息子は衰弱している涙も枯れた目で天井を見上げていた) わたくしの目前ではらり散る貴雄 (私の目の前で撃たれた貴方) わかっているつもりでした、だけど悲しく 何度も何度もあたしだけ見ててと綴った「巡愛歌」もう届かない‥ (私は息子が殺されないように犯人から庇っていたけれどそれももう叶わなかった‥) 無力なわたくしは未練花枯らしてすぐにでも貴雄の後を逝きます (息子を奪われた私はこの世に何の未練もない。すぐに貴方(息子)の元に行くからね) 来年の春にはまた短命種を咲かし 貴雄を愛するわ枯れ腐るまで (私達はまた産まれ変わろう。私は貴方を永遠に愛している) ‥枯れ腐るまでの部分で犯人への憎しみが入ってるのかと思いましたが 後味が悪いので違うかな‥? 自分がやったら悲しい解釈になってしまいました‥
534 名前: Nana 投稿日: 2008/10/27(月) 08:29:03 ID:xtjiJwi6O