Plastic Tree  眠れる森
眠れる森=「僕」の夢の中の世界 
「僕」と「君」は元恋人同士…だと思う。 

>夜をめくり、向かった。胸の鼓動は変拍子を刻む。 
>優しい顔、君は笑うばかりで。それはペルソナ。剥がれたら歪む。 
…夜、眠りについて 森にいる君に会いに向かった。
胸の鼓動は高まる。 
君は笑ってくれるけれど、夢の中だ。
その優しい笑顔もペルソナ(仮面)で、仮のものなんだ。 

>暗闇、どこまでも君の事想うよ。瞼の裏側で逃げていくのは何故? 
…眠っていても君の事を愛しく思うのに どうして、
目が覚める前に、夢の中の君はいなくなってしまうのだろう。 

>何度でも追いかけて、迷って眠れる森。こんなにもざわめいて心の枝が騒ぐ。 
>もう誰も触れない夢がほら、ひらいたら 僕の夜の中をうろついてる影は君だろ? 
…毎晩 君を探して、夢の中でも思い悩み苦しんでいる。 
この夢から覚めても、誰にもこの想いは止められない。 

>「忘れないで。」って僕はただ唄って、「忘れたいの。」って君はただ踊る。 
…忘れないでいて、と言う僕に君は 忘れたい、と 去って行ったね 
(別れるときの回想?) 

>眠れる森―――。黒い霧、隠した。二人はずっと目覚めないまま。 
…夢の中の霧が その回想をかきけしてくれたから このまま二人で夢の中にいよう。 

>きれいな傷跡を僕にだけ見せてよ。君の心の中、棲んでいるモノは何? 
…傷ついているなら 僕に話してほしい。
僕が君を思うように、君が心から思っているのは誰?

>何度でも呼んでいて、探した眠れる森。あんなにもゆらめいて笑って君が騒ぐ。 
>もう二度と戻れない夢がほら、ひらいたら 僕の夜の中をうろついてる影は君だろ? 
…名前を繰り返して探しても、夢の中でさえ君を見つけられない。
遠くで君は笑っていて、僕を苦しめる。 
夢ですら、もう君には会えないのだろうか。
でも この森の中に影を見せて 僕を悩ませているのは君なんだろう? 

中略 

>もうきっと帰れない夢の幕ひらいたら、 
>僕の夜の中をうろついてる影は君なんだ。君なんだ ・・・ 
…君には会えないと知っていても、眠れる森に僕は向かってしまう。 
君を想っているから、まだ夢の中に君の影は現れるんだ。
夢の中でも僕を苦しめるのは君なんだ。 

414 名前: Nana [sage] 投稿日: 2008/08/11(月) 00:56:25 ID:wzTPgCwW0