主人公は現実に言い様のない寂しさを感じていて不眠症。 この歌は「夢の中でのできごと」を歌っている。 >悪魔が来たよ唄いながら →悪魔とは主人公の中にいるもう一人の自分を指す。 でも『悪魔のような悪い自分』という意味ではなく、 現実から逃れてばかりの主人公に「ねぇこのままでいいの?」 と問いかける(五月蝿い)もう一人の自分を皮肉った言い方。 >「望んでた世界はどう?」って問いかけてきた →望んでた世界=夢の世界で、主人公は今自分の夢の中にいる。 夢の中なら自分を傷つけるものは何も無いと思っていたから。 >救いの手ももうどうやらつかめそうにない →夢の世界には自分を傷つけるものはおろか、本当に何も無かった。 誰もいないこの世界の寂しさに救いを求めてみようとも ここには自分と嫌いなあいつ(もう一人の自分)しかいない。 >僕の特技は独りぼっち「居場所なんかなかった」って答えてみた >とても綺麗な日 希望も灰になりそうで →現実が嫌で逃げてきたけれど やっぱりここにも自分の居場所はなかった。 淡い希望も灰になって消えてしまいそう。 >夢から覚める呪文が 思い出せないのは何故だろう? →いつもはすぐに目が覚めるのに今日はなぜか夢が覚めない。 それは昨夜、いつもよりたくさん薬を飲んだから。 一生夢から覚めないように、と。 >目に浮かんだ愁しみを捨てに何処に行こう? →哀しくて哀しくて涙がこぼれる。 夢の中にも居場所が無い今、この涙をどこで浄化すればいいのだろう? >キラキラした夢の島何処にあるの? →主人公からもう一人の自分への問い。 死ぬほど寂しくて、嫌いだった奴にさえ縋る主人公。 >燃えて消えないゴミ達と朽ちていきたいよ →ここはよくわからないのですが… 「燃えて」と「消えない」は矛盾しているので 消えてしまいたいけど生きていたい、のような感じ? >キラキラした夢の島一緒に行こう →もう一人の自分から主人公へ。 やっともう一人の自分の存在を認めた主人公に手を差し伸べる。 絶望に嘆く僕と現実に立ち向かおうとする僕。 二人で行けば大丈夫だから… この解釈でいけば主人公は幸せになるはずです。 逆にこのまま二人で死の世界へ旅立つ方がプラっぽい気もしますが…。 何か意見あればお願いします。
328-330 [sage] 投稿日: 2006/12/10(日) 00:17:14 ID:sdzQSpAuO
>>328-330 何となく聴き流してしまっていた曲なので、とても参考になりました。乙。 言われてみれば曲調も夢の中っぽいですね。 私も幸せになると思います。アルバムの最後に収録されてるし、未来へ希望を含めて。 >燃えて消えないゴミ達と朽ちていきたいよ 燃えて、「消えないゴミ達」と朽ちてしまいたい。 消えないゴミ達=汚い現実や、自分の陳腐な感情、希望 それにしがみつく自分もゴミみたいだと揶揄? 全部一緒に朽ちてしまえば良いのに、という絶望的な台詞かなとオモタ。 でもこれだと後の「キラキラ〜」に繋がらないかな…
333 投稿日: 2006/12/10(日) 13:01:53 ID:D6RsELj80
>>328-330 夢の島=ゴミの島だと思う。 確か埋め立て地か何かを夢の島って言うよね?
336 投稿日: 2006/12/10(日) 20:11:05 ID:n+wIhpyQO
>>333 下の336サンへのレスにも書いたんだけど夢の島=ゴミの島であれば 絶望的な台詞で繋がると思うんだ。 そうすると結末は哀しいものになりそうだけど…。 >>336 反応ありがとう。 そういや夢の島っていいますね! そう考えるとすごいきれいにまとまる気がする。 私の解釈だと合いませんけど… >キラキラした夢の島一緒にいこう ゴミの島を目指すってことはやはり 主人公は朽ちてゆくことを願っているのでしょうか?
328-330 投稿日: 2006/12/10(日) 20:39:29 ID:sdzQSpAuO
前提として僕は塞ぎ込む傾向があり以前から一人になりたいと思っていた。 その僕が誰も知り合いのいない場所で一人暮らしを始めた。 悪魔が来たよ 唄いながら 「望んでた世界はどう?」って問いかけてくる >悪魔は多分妄想。頭の中の声かパラノイア的なもの。 一人になることを望んでいたはずなのに今の状況を幸せだと感じていない僕 救いの手も もう どうやら つかめそうにない >自分の望み(一人になること)が叶ったのに幸せだと感じられない。 →もうどうしていいのかわからない 僕の特技は独りぼっち >一人でいることが好きなはずだった。 「居場所なんかなかった。」って 答えてみた >やっと一人になれたのに以前より居心地が悪い。 「居場所がない」は普通周りに人がいる状況で感じる感覚なのに、 一人でいる自分に居場所の無さを感じている→自殺願望? とても綺麗な日 希望も灰になりそうな >世界が綺麗に見える=一人になる前は世界 (もしくは自分の周りの人間関係)を汚いものだと感じていた。 それが今、汚いのは世界ではなく自分だったと気付いた。 汚い世界から逃げる必要が無くなった。→希望も灰になる 夢から覚めるための呪文が思いだせないのは何故だろう? >夢=今の状況。ずっと望んでいた(その間は正に“夢”だった)今の環境。 自分は確かに今の状況を望んでいて、それが叶ったはずなのに幸せにはなれない。 今の状況を打開する方法が見つからない。 目にうかんだ愁しみを捨てに何処に行こう? >自分がどうしたいのか、どうすればいいのかがわからない キラキラした夢の島 何処にあるの? >夢の島=ゴミ処理場(というかゴミ山) 簡単に処理できるゴミは燃やしたりされるので夢の島には溜らない。 →夢の島にあるのは産業廃棄物等のどうにもならないゴミ。 僕は自分をその様な存在(産業廃棄物)だと感じている。 キラキラ=夢の島に行きたいという希望 燃えて消えないゴミ達と朽ちていきたいよ >不燃物のゴミと一緒に風化して消えてしまいたい キラキラした夢の島 一緒に行こう >一緒に行こう=今僕は一人だから一緒に行く相手はいないはず。 →以前周りにいた人達を心の底では望んでいる。 そのことに離れてみて初めて気付いた。 本当は以前に戻りたいと思っている。 でもそれが叶わないから、目指すのは“夢の島”
338-339 [sage] 投稿日: 2006/12/10(日) 22:28:30 ID:IvfMtVSyO
私は333さんとちょっと似てるけど、 燃えて消えないゴミ=感情や歌詞かなって思ってた 自分から排出された、ゴミみたいな、 だけど消えない確かで大事なもの で、それに賛同してくれるメンバーとかファンとか 周りの人とかとも最後まで一緒にいたい って意味なのかなと 讃美歌がファンへの感謝の歌って言ってたけど、 夢の島も同じような内容な気がする ファンを有難いって思えるようになって 自閉的だった自分がどうでもよく思えたりして そういう気持ちや関係が、 これからもずっと消えずに続けばいいのになぁっていう希望の歌 曖昧な上に無理やりだけど、私はこの歌は絶望的な内容とは思わなかったです だからといって100パーセント前向きな歌とも思わないんだけど… なんか意味不明でごめんなさい あと、夢の島=埋立地はたぶん間違いないと思う 確か本人も雑誌のインタビューかなんかで遠まわしにだけどそう言ってた
341 [sage] 投稿日: 2006/12/11(月) 18:44:16 ID:6q9VmuZk0
>341さんの解釈と違って後ろ向きな解釈になるけど…。 ファンに向けての歌だと思って解釈すると、 「望んでた世界」は音楽で飯を食っていくみたいな、 憧れの世界で実際アーティストとしてこの業界に入ったけど、 華やかさとはかけ離れてたという事かな。 これから先堕ちて行くばかりなら 夢の島にみんなの想いをつれて一緒に朽ち果てよう。 だんだんと気持ちが離れていく前に 絶頂の頃の想いをここで燃やしてしまえば、綺麗なまま消えてゆける。
342 [sage] 投稿日: 2006/12/11(月) 19:13:01 ID:+v5ZmkbX0