PIERROTの｢KEY WORD｣のキーワードって何でしょうか…？

Nana ：03/02/11 23:43 ID:Se71Ebvd

ピヘロの「キーワード」は「常識」とか「道徳」などの、 
時に理不尽であっても守らなければならない、 
人間を縛り付ける『概念』の事を言ってるんじゃないでしょうか。 
「ワード＝言葉」と考えれば「法律」とか「マナー」とか。 

主人公は恋人と別れてしまうんだけど、それは二人の気持ちが 
離れてしまったのではなく、例えば家柄とか年齢差とか、 
もっというと部落差別や人種偏見なんかの『世間体』みたいな 
ものに「別れさせられた」かたち。 

で、主人公はもう何度かそういう経験があって、だんだん 
別れる事にもさほどつらさを覚えなくなっていた 
（＝「慣れた手つきで葬り去ろう」）。 
でもある時、自分が縛られてることに気づき始めた。 

主人公は自分の本当の気持ちは分かってる、恋人だって 
別れたくないと思ってる（＝「甘い声で助けを求める」）のに、 
ずっと親や教師、大人たちから教え込まれてきた、そういう 
ゆがんだ『常識』（＝「まぶたの裏に潜む消すことの出来ない文字」 
「この世に生を受けたその日から消せない文字」）から抜け出せない。 

本当は他人の言うことなんて無視してしまえばいいのに、 
やっぱり差別・偏見が怖くてそれが出来ない（＝「窓の外で戯れる 
死に神から目を離せない」「全てを捨ててあなたに会いにゆくことも 
許さない」）・・・・。 

漏れはこんな感じに解釈してみましたが、どうでしょう？

Nana ：03/02/12 11:54 ID:ALqRPd2z