Fatima  M:I-44
"今噂のあの男"の名をM:I-44として書いてます。
あと、最初の台詞はそのまんまなので省きました。


今じゃ国中がその男の話題で持ち切りさ
騒ぎ立てられるのは好きじゃないがさほど悪い気もしない
そんな事よりあの美々しく大胆なセンスが理解されているか?
俺は異常者でもなければ偶像でもない

>(1行目3行目は普段の彼がM:I-44に対して言った言葉。
 2行目4行目がM:I-44としての彼が言った言葉、と思われる)
 俺は彼女に纏わり付く物を掃っただけで、異常者でも目立ちたがりでもない。
 これはただの"愛"だ。

生温い夜が鳴いて誰を呼んだ?「いやもう吐きそうだ。」

>今日も陽が落ち、夜が生温い風を吹いて俺を呼び始めた。
 (吐き気が普段の自分からM:I-44へと変わる合図)

欠落した都会の灰汁に花と報いをもっと バター塗るように
築き上げてきた物全て失い それさえ何の意味も持たなくても

>生きている意味さえ持たない世界の屑どもに"死"と云う
 花束を捧げよう。それはバターを塗るように簡単な事なんだ。
 もし俺がM:I-44だとバレ、今まで築き上げた"完璧な自分"が崩れてしまい、
 彼女を自分のものにする計画が崩れてしまおうとも、俺は"ゴミ掃除"を止める事はない。

生温い夜が鳴いて誰を呼んだ?「嗚呼、一人は嫌いだ。」

>(彼女の為にしてきた事が裏目に出て、好きにさせるどころか逆に嫌われてしまったら・・・
 と云う不安で、「一人は嫌いだ」と云う言葉が漏れたのだと思う。)

ずっとあの子を独り占めしていたいな 泣いていいよ枯れていいよ「そうだ、またそれだ。」

>君が悲しめば悲しむほど、僕がその隙間を埋めてあげられるから、
 いくらでも泣けばいい。悲しめばいい。

欠落した都会の灰汁にゆめと愁いをもっと 無垢の咲く星に
誰よりも奇麗なあの子の為に 俺だけが翳るように それが何の意味を持たなくても

>愛を持たないような、繁殖が全てのこの星に、
 愛で溢れるM:I-44が今日もまた夢と愁いを届けよう。
 彼女が「悲劇のヒロイン」でいられるように、僕は影でずっと見守っているよ。
 たとえどんな事をしたって、彼女が振り向いてくれないとわかっても・・・。

Nana :04/07/29 01:01 ID:JtUylcSg