SIG-SAUER P220
自衛隊バージョン
※若干、画像にブレがあります。スイマセン・・・。
日本を守ってくれている(?)自衛隊の制式採用銃であるP220。通称9ミリ拳銃。
前々回紹介したコルトガバメントの後釜として選ばれたのがコレである。
ちなみにミネベア社(旧:新中央工業)がライセンス生産モデルが使用されている。
自衛隊の皆さんが使いやすいように、色々手が加えられている。
グッジョブな携帯性。だが総弾数は9+1と心許ない。
何故、15+1発のP226を採用しないのか。ライセンスが取れないんだろうか?
程よい握り心地。ていうか小さい。
さて、どんどん画像を貼っていきます。
初めて見た時はビビった。まさか拳銃に漢字が書いているとは。
しかも桜。デザインした人は日本の心を良く判ってらっしゃる。
「9ミリ拳銃」という通称はココから来ているんですねえ、ハイ。
この銃を製作しているミネベア社のロゴ。
「SHIN CHUO」は旧名である「新中央」から来ています・・・って判りますかそうですか。
スライドを引いた時の映像。整備中に撮影。
どうもスライドの動作が重く感じるので、ちょっと分解してました。
原因は不明。元からこんなモンなんですかねえ・・・。
この銃を触っていると、ほぼ全員が口を揃えてこう言います。
「マガジンキャッチは?」
そう、コレがこの銃の面白い所。通常のオートマチックとは違います。
本来なら、右手親指のところにボタンがあるのですがコレにはありません。
画像のグリップ下の出っ張り。コレを引くと・・・↓
とまあ、こんな風に出てきます。
なんでも、銃に慣れていない自衛隊の人は、通常のマガジンキャッチ方式だと
マガジンを落として紛失してしまう事があるらしく、その対策だそうです。
ていうか、落としますか…。間抜けっちゃあ間抜けですね…。
続いてのハイテク機能(?)である「ハンマー・デコッキング・システム」
まず画像に注目。ハンマーが起きてますよね?
それでは、親指の先にあるヘンテコなレバーを下げてみます。
すると・・・
ハンマーが戻ります。見にくいですがトリガーも元の位置に戻ってます。
コレで銃の暴発を防げるのです。銃に慣れていない人でも安心。
しかも、この銃はダブルアクション(トリガーを引くだけでハンマーも一緒に落ちる)なので
またハンマーを起こす必要はありません。コレが意外と重宝するそうです。
以上、P220の私的感想を終わります。
なんか至れり尽せりって感じ・・・。