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大家族
大家族 1963 keetingがはじめてマグリットの作品を見たのがこれでした。13歳の少年がどれだけインパクトを受けたか想像出来ると思います。彼の作品には、こういう『切りぬき』の作品が多いです。 keeting
誘惑者
誘惑者 1953 物事は、慣れてくると、そのまわりの物まで取り込もうとする。この作品の場合は船にとって水があまりにも当たり前の物なっているので、それを取り込み、水でできた船を構成した。暑い夏にはもってこいの船ですね。 keeting
ナイチンゲール
ナイチンゲール 1962 絵の題名は説明だけでなく、絵は題名の図解ではない。題名と絵の関係は詩的である。つまり、この関係によって二つの相反する物に共通する側面が表現されなければならない。だがそのような側面はたいてい意識まで上ることが出来ない。それでも理性によってまだ解明されていない特別な出来事が起こった場合、この関係は予感されえる。 M
黒魔術
黒魔術 1933-34 このようなアイディアが浮かんだ。石が床と繋がって、床に張り付いてしまい、石は自分を一人で持ち上げることが出来ない・・・・。明白な硬さを示す石の特徴、つまり『硬い感じ』、そして人間の精神的、肉体的特徴。別の観点から見れば、これらはまったく関係がないとは言いきれない。 M
ユークリッドの散歩
1955 ユークリッドとは紀元前300年ごろの数学者です。
マグリットは、背景と絵を融合させた作品をたくさん残しています。マグリットの悪戯心が感じられますね。 keeting
美しい世界
美しい世界 1962 わたしの目の前にカーテンがかかっているように、世界を見ることが出来た。 M
1931 この作品を見たとき、マグリットの作品には珍しく、タイトルがピッタリだと思いました。自分でもよくわかりませんが。夏のコンクリートジャングルが蒸し返す中で、象徴である旗に青空が広がっているという涼しげなイメージが、僕にそう思わせたのかもしれません。 keeting
心の琴線
1960 グラスの脆さと雲の儚さ。それらの共存が大きさを持つことによってのみ、存在感を得ることができる。人間そのものの存在価値なのかもしれません。 keeting
呪い
1960 ただ青空に雲が漂うだけ。それは永遠に繰り返され、当然のごとく存在する。 keeting
無限の感謝
1963 この作品はkeetingが出会った2番目のマグリットの作品です。美術の教科書の裏表紙に掲載されていました。そんなこともあって、僕の美術の課題作品はこの作品にかなりの影響を受けています。今見るとかなり恥ずかしい作品ですがね(笑) keeting
ピレネーの城
1959 この作品もkeetingが中学の時の美術の教科書で出会った作品です。ピレネーとはピレネー山脈を指すと思うのですが、なぜか海の上に浮いています。偉大なものが不安定であることの不安感を感じます。 keeting
囚われの美女
1967 同じものを表現するということは、同じことを共鳴するということ。その共鳴がすべて同化させる。どんな表現方法であれ、その同化は覆されない。 keeting
オアシス
1927 不毛の大地に癒しがあっても、それは所詮机上でしかない。現実の厳しさを見よ。自分の愚かさを直視しろ。癒しはほとんどないが、ゼロではないのだ。 keeting
人間の条件
1935 わかりますか?風景と絵が融合しています。ですが、本当に絵の向こう側の風景は、この絵と同じ風景なのでしょうか?当たり前だと思っていると、落とし穴に気づきませんよ。 keeting
モナ・リザ
1962 曇り空の中に青空がポツリ・・・まわりが落ち込んでいても、カーテンを開けばその向こうには青空が広がっているのです。あなたのカーテンの向こうはどんな空ですか? keeting
偽りの鏡
1935 『目は心の窓』というが、この人の心は青空のようなのか。だが何気なく見てみると、目自体が、ちょうどカメラのレンズのようでもある。向こうから見られているようで、逆にこっちから青空を見ているようでもある。はたして視点は青空なのか目なのか。 keeting
勝利
1939 背景と一体化したドアと、そこから出ていこうとする一握りの雲。自分のいるべき場所から逃げ出したいのか。はたまた、いるべき場所へ戻りたいのか。 keeting
聖者の記憶
1960 カーテンに包まれた青空。そんなものがカーテンに収まるかと思いきや、マグリットは平気な顔で収めてしまうのです。でも、このカーテンが閉まった時、世界には何が訪れるのでしょうか。 keeting
再訪
1940 卵の様子を見に帰ってきた親鳥のようです。夜空に目立つ空模様の鳥は本当に親鳥なのでしょうか・・・ keeting
アルゴンヌの戦い
1964 2001年の「あなたが選ぶマグリット」で3位になった作品です。この作品も有名な部類と言っていいでしょう。雲と同じような形、大きさであるのなら、石が浮かんでいてもそれほど不思議なことではありませんよ。 keeting
荒れ模様の空
1931-32 雲が形作るのは彫像、楽器、椅子の3点です。実際に起こるかどうかは定かではありませんが、可能性としては無きにしも非ずといったところでしょう。見つけたらぜひ写真にとって送ってくださいね(笑) keeting
1939 どうやら小さな雲のお客様のようです。コーヒーがいいですか?それとも紅茶?ウチの手作りケーキがお口に合いますかどうか・・・あぁ、扉を空色にしないでくださいよ。 keeting