映画「蟲師」を見てみた
(ネタバレ・レビュー)

まず・・・この内容は映画「蟲師」のストーリーに関わる大部分が記入されます。未鑑賞の方はご注意ください。



昨日は旦那がお休みだったので、映画をレンタルしました。旦那が以前からみたいと言っていた「蟲師」を借ります。主役はオダギリジョー。初めて見たときは村上龍一かと思った。
で、感想なんですが「意味不明」これだね 旦那は途中で寝てしまいました。私は我慢してみました。私なりに解釈し、かつネットで調べた結果、以下のような話だったと推測します。

虫師「ギンコ」が主役。旅をしながら、虫で困っている人を助けて生活しています。旅の途中で『「虹」のような虫』を探している男と知り合い、一緒に旅をすることになります。さらに伝言で、ちょっと有力なお家の娘さんを助けてという連絡を受け、その家に2人で向かいます。
この家のお嬢さんは代々虫に寄生されつつ、その虫と共生して虫を使って(墨として?)「虫」に関する書物を書いています。ところが、ある「蟲師」のおばあさんから「トコヤミ」という虫の話を聞いて、その話を書いたら、体に寄生させていた虫が氾濫し倒れてしまいました。
ギンコはその「トコヤミ」という虫を調べる必要があると見てお嬢さんが書き記したという「トコヤミ」の話の巻物を倉で見ます。すると『「トコヤミ」の話の巻物の文字』や『今までに書き記した巻物の文字(といっても虫)』が暴れ出し、巻物から飛び出してしまいます。
さらに「ギンコ」の中からも「トコヤミ」が発生します。


映画の中の回想シーンでわかるのですが、主人公「ギンコ」は、子供の頃「ヨキ」という名前でお母さんと一緒に旅をしていましたが、山崩れに遭いお母さんを無くし、そのときに『片目の「虫師」のお姉さん』に助けてもらいます。『片目の「虫師」のお姉さん』はご主人と息子さんを、近くにある『「トコヤミ」と「ギンコ」という2種類の虫が共生して生きている池』で亡くしたようです。なので、その2種の虫の生態を調べるために、その池の近くで住んでいました。「トコヤミ」は真っ黒な闇で、いろいろな物を闇で包んでしまいます。闇に包まれると、記憶をなくしてしまうようです。「ギンコ」は「トコヤミ」を食べてくれるのですが「ギンコ」が放つ光を浴びすぎると片目ずつ奪われるようです。
お姉さんは旦那さんと息子さんの後を追い、池で自殺しようとします。ところがお姉さんを慕っていた「ヨキ」は引き留めようと池に入ってしまいます。
「トコヤミ」と「ギンコ」に2人ともおそわれますが、お姉さんが池の栓を抜いて水をすべて放出し、2人とも助かります。しかし、お姉さんは両目の視力を無くします。また、自分の生き甲斐は「ヨキ」しかないと思うようになりますが、「ヨキ」は「トコヤミ」と「ギンコ」の影響で、いままでの記憶と片目を無くし、ふらふらとその場を立ち去ります。お姉さんは目が見えなくなったため引き留められませんでした。「ヨキ」は唯一覚えていた「ギンコ」という言葉を自分の名前だと思うのでした。


書物を書く娘さんは、いろいろな人の協力でなんとか直ります。主人公の「ギンコ」はトコヤミにおそわれ意識を失います。数日して、ギンコは鬱病患者のような状態にまで回復します。このまま娘さんのところでお世話になるのも良くないので、お姉さんに「地脈」というパワースポットの地図を見せてもらい『「虹」のような虫」を探しているお兄さんと「虹の虫」を探しに再び旅に出ます。のんびり旅をするにつれて復活する「ギンコ」。ついに地脈を探し当て、無事「虹のような虫」を発見します。
ここで「虹虫」をさがしていたお兄さんとお別れ。再び一人になるギンコ。まだある地脈を探して旅を続けます。旅の最中に、ついに昔お世話になった「虫師のお姉さん(この時点ではおばあさん)」と出会います。(このおばあさんは、書物のお姉さんに「トコヤミ」の話をしたおばあさんです)おばあさんは、例の池の時以来「トコヤミ」に体を乗っ取られ、未だに「ヨキ」を探しておかしくなっていました。
主人公はおばあさんを直そうと思います。おばあさんを地脈の強い場所まで連れ出し、そこで何やら強力な水をおばあさんに振りかけます。そして立ち去ります。おばあさんには光る虫が一杯くっついてきました。

・・・・・・・・おわり。

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「???」
いや、こういうのはエンドロールのあとにオチがあるはずだと思いました。
数分後「ドルビーマーク」が見えてきて、おっもうすぐ終わるな?!と期待・・・。


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「・チャプター」
「・特典映像」
「・キャスト」

・・・・・・・・・・・・・・・あれ?

なんじゃこりゃ〜!!!!!!!!!!

とりあえず、納得のいかない私は、ネットで検索。

どうも映画はイマイチで原作と全く違う展開なのだそうです。こんど原作を読んでみますが映画はご注意ください。


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