まどかマギカ(新編)叛逆の物語
 ネタバレあらすじレビュー





以前にTVでやっていた映画版の「まどかマギカ」前編後編を見ておりまして、そのときに初めてまどかマギカを知ったのですが「面白いなぁ、また続きの映画をみてみたいなぁ」と思っておりました。

今回レンタル85円というフェアをやっていて借りることができたので、思い切って(?)レビューしたいと思います。

オープニングはほむらちゃんのナレーションでスタート。
「魔法少女とは奇跡の代償に戦うことを運命つけられた少女ですよー」とね。

しょっぱなから魔女?っぽい敵と例の魔法少女たちが戦うシーンが始まります。
この魔法少女のメンバーが「まどか」「さやか」「マミさん」「きょうこ」でおや?なんで「まどか」がいるの?と思うわけですよ。

しかも前回マミさんの頭を食べて殺した魔女があたかもキュウベイのようにマミさんにくっついて協力しているわけで。

おやおや???わけがわからないよ。となるんです。

そうしたらば夢落ちのようにまどかが目覚めるシーン。

夢だったのか??

でもまどかの家にキュウベイがいる。しかもなんだか可愛らしい。

いつものようなまどか家の朝の風景。平和だ。

まどかが登校途中に一緒に行くメンバーがさやかときょうこ。きょうこは一緒の学校になったのか?!

朝の会話から夢だと思っていた戦闘シーンは現実で、みんなは夜にがんばって敵と戦っているようです。

この世界はまどかが神になって世界を作り変えた後、別のまどかが生まれてきたのだろうか?

学校にほむらちゃんが転校してきます。キツイ感じではなく朗らかでおとなしそうで可愛い感じです。

みんなと魔法少女として挨拶するほむらちゃん。みんなと良い感じに打ち解けます。

まどかとほむらはすっかり打ち解けて1ヶ月が経ちます。
1ヶ月というとほむらちゃんが何度も繰り返した期間だなぁと思わせるわけで。複線?

場面が変わって上条君とその彼女(?)のひとみちゃんです。ひとみちゃんは上条君にデートのお誘いをするんですが、上条君はバイオリンで忙しくってお断りされてしまいます。
ひとみちゃんは寂しくてけっきょくぶち切れ!そのイライラの気持ちがナイトメアという悪魔を呼び寄せてしまいます。
それを感知したのがベベと呼ばれる前回マミさんを殺した魔女でマミさんに知らせます。(プリキュアの妖精みたいな状態)

魔法少女5人は揃って決めポーズ!戦隊物のようです。
「ホーリークインテッド!」なんてそろって言っちゃったりします。

みんなのコンビネーションプレイで難なく敵を撃破!
そのときの影響でみんなのソウルジェムは浄化されて綺麗になります。

しかし、ほむらちゃんだけ浮かない顔です。
「私たちの戦いはこれでよかったっけ?」と疑問に思ってます。
それ以降、ほむらちゃんには主要メンバー以外のクラスメイトや町の人の顔がはっきりと見えなくなっています。

ほむらちゃんは杏子ちゃんに相談します。
杏子ちゃんの印象と今の杏子ちゃんの印象が違いすぎるというのです。
そこで杏子ちゃんに自分の事を聞き出します。
杏子ちゃんは隣町から来たと言います。
それならほむらちゃんは一緒に隣町まで行こうと誘います。
しぶしぶ杏子ちゃんはOKします。
しかしバスに乗って隣町まで行こうとしますが、どうしても隣町にたどり着けません。
それならばと歩いていこうとしますが、いつまでたってもたどり着けず杏子ちゃんもほむらちゃんも動揺します。
みんなと相談しようかと杏子ちゃんは言いますが、ほむらちゃんはまずは自分ひとりで様子を調べると伝えます。

ほむらちゃんは「覚えているのは私だけなの?」
そうして今までのおとなしいほむらちゃんから前回までのクールなほむらちゃんに一変。
「ここは魔女の結界の中だ」といいます。

しかし魔女自体は前回のまどかちゃんの願いにより消滅したはずでは??

ほむらちゃんはすべて前の世界でのこともまどかが神になって魔女を消滅させたことも覚えているようです。

誰かによって魔法少女はすべて記憶を操作されている?

場面が変わってほむらちゃんとまどかとマミさんでお茶会。
ほむらちゃんはベベ(妖精?)とマミさんの出会いを聞いてみます。

ほむらちゃんはマミさんがお茶のお代わりを用意している隙に魔法少女に変身。時を止めてベベと話をします。
「お前の昔を知っている。お前が犯人だろう?」と。

しかしマミさんはベベが苛められているとほむらちゃんと対峙。

ついにほむらちゃんとマミさんは戦う羽目に。
2人の銃撃戦はかなりの迫力です。

けっきょくマミさんに分がありほむらちゃんは捕らえられてしまいます。

マミさん自身も「自分たちは魔獣と戦って・・あれナイトメアは??」と記憶の違いに違和感を感じます。

その瞬間消火器が投げつけられ、隙をついてほむらちゃんは誰かに助けられます。

助けてくれたのはさやかちゃん。

さやかちゃんはなんとベベがもともと魔女だということを気がついていたようです。さやかちゃんも自分たちが魔女の結界の中にいるのだとわかっていたようです。

みんなこの中の結界で生きるのは不幸せじゃなくない?と言います。

そこでほむらちゃんは推理します。
この世界にはまどかの再構築したあとの世界(魔女という存在がない世界)である、だからこそありえないものが3つあると。

1つ、この結界をつくった「魔女」
2つ、魔女の姿のまま存在するベベ
3つ、存在しないはずの「魔女」がいるということを知っているさやか

さやかは何者?

隙をついてさやかは消えてしまいます。

魔獣と戦う運命に背を向けてこの世界に逃げ込むものがいる・・・
それはすべてを捨ててくれたまどかへの反逆だとほむらは思います。

ほむらちゃんはこの世界のまどかと会話します。
まどかとの会話で勇気を得たほむらちゃんは杏子ちゃんと会話します。

杏子ちゃんに「魔女を知っているか?」と。答えは「No」
「まどかを知ってるか?」答えは「Yes」

魔女を知らなくて、でもまどかを知っているものがこの世界を作り出しほむらちゃんたちを閉じ込めた張本人のはず・・・

ほむらちゃんはなにやら思いつき
ソウルジェムを手放してバスに乗り込みます。

100mも離れれば、肉体は動かなくなるはず・・・
しかしバスはいくら動いても肉体は滅びません・・・


ほむらちゃんは「自分自身こそが魔女」だと知ってしまいます。

そこでキュウベイが登場。

ほむらちゃんの命と魂はどうなったのか教えてあげるよと。

ほむらちゃんのソウルジェムは限界までにごってしまっていました。
そのままにすると浄化されて消えてしまうので
キュウベイは実験として外部からの干渉を遮断してみるとどうなるのか調べてみたかったようです。
結果、魔女になってしまいました!ということのようです。

外部との影響を遮断しているおかげで
完全な魔女になることもなく、濁ったソウルジェムの中で成長していったということみたいです。

そうしてキュウベイの調整もあって、そのソウルジェムのなかで作られた世界にマミさんや杏子ちゃんは連れてこられたようです。

そしてまどかでさえもその世界に引き寄せられてしまったと。

まどかの謎を解きたかったキュウベイでしたが、まどかがほむらちゃんの世界でその力をまったく使わなかったのでどうしようもなかったのだそうな。

ほむらちゃんがようやく目が覚めたのでまどかちゃんも目覚めるだろうと。

キュウベイは最終的にまどかを自分の支配化におきたいのだと。

それに気づいたほむらちゃんはぶち切れ!

キュウベイは、魔法少女はやっぱり魔女になってさらに宇宙にパワーを放出したほうが効率がいいね!といってきます。う~ん酷い!

ほむらちゃんはまどかをキュウベイに知られるくらいなら、まどかに救済されることなく、まどかに永遠に会えなくとも魔女としてソウルジェムの中で永遠に過ごす!と決意します。

ソウルジェムの中で絶望に打ちひしがれ魔女に成り果てたほむらちゃんは
自分の中に入りこんだマミさんや杏子ちゃん・そしてさやかとべべ・まどかに倒してもらう事を願います。

さやかとベベは円環の理に救済された存在のため、インキュベーターに知られずに魔法少女としてほむらちゃんの中に入り込み、ほむらちゃんを迎えにきたのだそうです。

みんなで魔女となったほむらちゃんを救うために戦います。

みんなでほむらちゃんの外部干渉装置を破壊し、杏子ちゃんとマミさんは現実の世界に出てきます。

そして干渉できるようになったまどかはほむらちゃんを迎えに行きます。


ところが・・・


ほむらちゃんの「まどかをもう離さない」という思いは呪い以上に強烈でそれは「愛」となりその思いのエネルギーは迎えに来たまどかを掴みまどかの力の一部を吸収し世界を改ざんしたのでした。

ほむらちゃんが作り変えた世界で、ふたたびまどかが存在し、ほむらちゃんのときとは逆にまどかが転校生として入学してきます。

学校を案内するほむら。まどかは覚醒しそうになりますがあやうくストップをかけるほむら。

ほむらが再構築した世界で、まどかは再び学生として生活し、マミさんもベベと出会い、杏子とさやかちゃんは友達で・・・

そんな状態で終わります。

う~ん、、、
これは幸せなの???
いや幸せなんでしょう。
まどかの力の一部「人間だったころのマドカ」を吸収したと言っているので、円環のことわりのまどかとほむらちゃんと一緒にいるまどかが存在するんだし
けっきょくこの世界に魔獣はいるみたいだし
魔獣を退治した魔法少女は円環の理によって救済される・・・んだよね。

さいごにずたぼろになってたキュウベイは何なんだろう?



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