図書館のレンタルＤＶＤで借りてきました。娘が喜ぶかなーとおもって。
お話は、冒険に憧れる少年カールは1軒の空き家で同じく冒険好きな少女エリーと出会い、意気投合する。成人した二人はやがて結婚し、初めて出会った空き家を新居とした。二人の間に子供は授からなかったものの、“伝説の滝”パラダイス・フォールについて語り合い、いつかそこに行こうと約束する。夫婦の時間を楽しみ、長い間共に幸せに生きてきたが、やがてエリーは病に倒れ、先立ってしまう。
一人になったカールは、街の開発計画によって周囲に高層ビルが建設されていく中、妻との思い出が詰まった家を守るため、立ち退きの要求を頑固に拒み続けていた。ところがある日、立ち退きを迫る相手に誤ってケガをさせてしまい、立ち退かざるをえなくなってしまう。そして立ち退きの前夜、カールは妻の遺した冒険ブックを眺めながら決心し、10297個もの風船を結びつけた家ごとパラダイスフォールに向けて旅に出る。 とここまではウィキのあらすじ。
最初に、二人が結婚してどんどんと年を重ねていく描写があるんだけど、それを見て娘が大泣き。
「おばあちゃんになりたくない！！」
子供心に年をとること、死ぬことを感じたんでしょうね。
じゃあお母さんになりたい？と聞けば、「うん」
「あなたがお母さんになったら、私はおばあちゃんやで」
「それはいや〜！！！」
話は戻って
風船をつけた家とカールは飛び立ちます。ところが運悪く、偶然家に来たボーイスカウトのラッセル（8歳）も乗り合わせてしまいます。仕方なく家に入れるカール。
なんとかパラダイスフォール目前までたどり着きますが、風船がいくつか割れてしまい、そして家から落ちてしまった2人はロープで浮いている家を引っ張りながら、パラダイスフォールを目指します。
途中に大きくてきれいな鳥に出会います。これをラッセルはケヴィンと名づけますがカール爺さんはとにかく早くたどり着きたくて仕方ありませんでした。
途中にしゃべる犬のダグに出会います。
しゃべる犬に驚く一同。どうも天才の主人が発明し翻訳機をつけたのだそうな。
そんな一同に、ダグの仲間の犬が集まってきます。
犬たちに先導（？）され、その主人と会うことに。
主人とは伝説の冒険家「チャール・Ｆ・マンツ」でした。憧れの人に出会えて興奮するカール。マンツの誘いで一緒に食事することに。
話をしているうちに、マンツは伝説の怪鳥を探していると言うことがわかります。マンツの中に狂気を感じたカール爺さん。ふと外に目をやると、自分の空飛ぶ家に鳥のケヴィンがいるのを目撃してしまいます。
あわてて帰ろうとするカール爺さんとラッセル。そんな二人に違和感を感じ、鳥のケヴィンを発見したマンツは2人が鳥を狙うライバルだと勘違いし2人を捕まえようと追いかけます。
家と一緒に逃げる2人。
犬のダグの協力もあり何とか逃げることに成功します。
しかしダグの首輪に付いた発信機から結局居場所が割り出され鳥のケヴィンはつかまってしまいます。
そのときの衝撃で風船がわれまくり、何とか浮いていられるだけの状態に。
どうしようもなくなった二人と犬一匹は仕方ナク、最初の目的であったパラダイスフォールにたどり着きます。
ラッセルは鳥のケヴィンを見捨てられず、残りの風船のいくつかを身につけて飛んでマンツの飛行船を追いかけます。
カール爺さんはどうしようもなく、荒れ散らかった家を片付けながら、亡き妻の思い出の「私の冒険ブック」を眺めます。
すると最後のページに気がつかなかった妻からのメッセージが
「今までありがとう。楽しかったわ。
これからは新しい冒険を楽しんで！」
そのメッセージを見た爺さんはしばし悩んだ後、家中の荷物を捨て始めます。
たんすや棚、冷蔵庫、思い出のソファー・・・などなど・・・
家がほぼ空っぽになると、家が再び浮き始めます。
そうしてすべての思い出をパラダイスフォールに置き去り、カール爺さんとダグはラッセルとマンツを追うべく出発します。
先に出発したラッセルはマンツに追いつきますが、あっさりとつかまってしまいます。
カール爺さんもマンツに追いつきます。
飛行船に進入し、鳥のケヴィンとラッセルを助け出します。
怒ったマンツとカール爺さんの爺さん対決です。
結構、激しくはらはらさせるアクション満載で興奮します！
結局、カール爺さんの勝利。
マンツは飛行船から落下死してしまいます。
そして、カール爺さんの家も、風船のガスが無くなり落ちていきます。
マンツの飛行船の中から、感慨深い目で見送るカール爺さん。
2人は鳥のケヴィンを住処へと返し、マンツの飛行船で国へ帰ります。
〜エンディング
爺さんはマンツの飛行船を自分のものにしてマンツの犬たちとともに冒険を楽しむ毎日になります。
ラッセルは「老人の手伝いをする」という課題をクリアしたことにより、あこがれのボーイスカウトの上級隊員になれます。
そして二人はとても仲良しになります。本当のおじいちゃんと孫みたいに。