リトル・ヴォイス ネタバレレビュー

鑑賞終了!ステージのシーンはとても良かったです。観客になったつもりで見ることができました。

ラスト、プロデューサーさんはどうなったの?お母さんとのその後は?
2人ともそこまで悪い人じゃないのに、かわいそうな感じになって心配。
主人公もある意味ニートのような生活していて、ラストは言いすぎじゃないかな?
お母さんも、性生活は派手にしろ、ちゃんと働いているのに、一日中引きこもり働きもせずにレコードばかり聞いているお母さんの世話になって優雅な生活している「お前が言うな」状態だったわけで。
主人公の気持ちもわからんではないけど、それなら仕事して自立して家を出たらよかったのに、と思わざるを得ない。そういう時代でしょうかねぇ。

ストーリーです。

主人公のお母さんは未亡人ですが非常におしゃべりで、元気でハッスルタイプです。その反対に娘は非常におとなしくてはったくしゃべりません。いつも部屋に引きこもり、レコードを聴いています。

そんな主人公の家に電話がひかれます。その修理にきた、修理工のおとなしい青年(これが、あのスパイダーマンのピーターパーカではないかと思う。キャラクターも良く似てる。以下ピーターとする。本当はビリー)はなんとなく主人公に惹かれます。

ピーターは鳩がすきで鳩レースなども出場しています。

修理工のピーターは彼女に理由をつけて会いにきます。彼女もまんざらではありません。

さて、このお母さんがある日、バーで飲んでいると芸能プロデューサーと出会います。このプロデューサーがお母さんの家で主人公と出会います。主人公は怖くて部屋に引きこもりますが、部屋で歌う主人公の歌声を聞いて、プロデューサーは感動します。

プロデューサーは主人公に名刺を渡し、後日、自分の上司と一緒に、彼女に挨拶に来ます。

彼女はどうも死んだお父さんがきっかけで、心を閉ざしているようです。

お母さんは彼女の気持ちを無視して、プロデューサーさんと契約してしまいます。

嫌がる主人公。

無理やりステージに立たされます。

暗闇にするとなんとか歌えるのですが、それではお客さんは満足せず・・・結局ステージは失敗。

それでもプロデューサーさんはあきらめず、もういちど主人公を口説き落とします。

父親のために歌ってと諭され、なんとかOKする主人公。

プロデューサーさんは自分の財産をなげうって、ステージの準備をします。

主人公は舞台でお父さんの幻を見て・・・・非常にすばらしいステージになります。

しかし、ステージが終わったあとに、お父さんが消えてしまい意気消沈し倒れてしまいます。

一度だけの約束ですが、翌日も歌うように言われて、主人公は頑として家を出ようとしません。

ステージの時間が迫ってきて、お母さんもプロデューサーも焦ります。

お互いののしりあい、プロデューサーさんもお母さんをボロクソニ言い始めます。

無理やり連れて行こうとするプロデューサーに、ついにぶちきれた主人公。プロデューサーを追い返します。

そうして、家の電気が漏電し火事になっています。

誰も気がつかない。主人公は「家が一番いい」とと言いながら、部屋に閉じこもります。

プロデューサーはやけになり、ステージで歌います。

何かがおかしいと感じたピーターは主人公の家へ向かい、火事のなかから主人公を救います。

家事から逃げ出した2人は、野外ステージに行きます。

ここは主人公と父親の思い出の場所なのだそうです。

ピーターは主人公に「他にもあなたを必要としている人がいるよ」と伝えますが

主人公は「行かなくちゃ」といい、そこを飛び出します。

焼け残った家に着いた主人公はレコードを探します。

そこに母親が。母親は「お前はろくでなしだ!!!」と主人公をなじります。

切れた主人公は、母親に今までの不満をぶちまけます。

父親が早死にしたのは、母親が男にだらしなく、やかましかったから。
自分が何も言わないのは、母親が一方的に機関銃のようにしゃべりまくるからだ!


母親もたじたじです。ちょっと反省した様子。

そして主人公とピーターは仲良くなって、一緒に鳩の世話をしている様子でおしまい。

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