クラバード 闇の魔法学校 を見てみた
このB級感たっぷりの映画という印象。そんなわけで鑑賞しました。原作はそれなりに有名なのかな?
う〜ん、なんというか、B級って印象でしたね。まず、仲間のインパクトがない。個性もない。
村で知り合った女の子とそこまで深い関わりがあるような描かれ方をしていないのに「本当の愛」とか言われてもなぁ。
それにスケールも小さい。小麦小屋に住んでいる暗黒魔法使いのおっさんが子どもたちを囲って、黒魔術を教えつつ、毎年1人はいけにえになってもらって若さを取り戻してました。でも弟子みんなに裏切られ倒されました。おしまい。
おっちゃんもそこそこ弟子たちにとってはちゃんと食事も与えて虐待とかもまぁ無くって育ててくれているわけで。
(年1回のイケニエはいかんですけど)
淡々と終わってしまったかんじでしたねー。
ストーリーです。
主人公はクラバードと言います。時代は中世ヨーロッパ?他2人と物乞いをして旅しています。ある夜に「隣村の水車小屋に来い」という声を聞いて、1人で向かうと怪しげなおじさんが。ここで一緒にやっていこう。弟子になれ。といわれ、そのままいついてしまいます。小屋には他に11人?の少年(というより青年)がいました。
色々と秘密があるようなこの小屋。でも新入りだから教えてもらえません。
日がたつにつれて、ついに仲間として認められ「黒魔術師見習い」になります。
復活祭の前日に、儀式として村の付近でもう一人の仲間と幽体離脱を行い、そこで出会った女の子に一目ぼれ。
しかし以前にも仲間が女の子と恋をして駆け落ちしようとしておじさんに殺されたことを聞いてしまいます。
それに年に1回年末におじさんが1人を(たぶん)殺して、そのエネルギーで若返っているということも知ります。
しかも、自分によくしてくれた仲間の1人が年末に逃げ出そうとしてやっぱり殺されてしまいます。
そして欠けた仲間の補充として、かって一緒に物乞いをしていた弟分が連れてこられます。
なんやかんやで女の子と仲良くなった主人公。この水車小屋を出ようとしますが、時期を待てと仲間に止められます。
主人公が自分に反発してると知り、おじさんは主人公を懐柔しようとしますが失敗。
そして年末、クラバードが殺されるんだろうなと予感させるときに、彼女が尋ねてきます。
対応するおっさん。
おっさんは彼女にこういいます「この中からクラバードを探し出せたら、お前たちは自由だ」
そこには12匹のカラスがいました。
結局、なぜか探し出せた彼女(どうしてわかったのかの解説はありません。愛のパワーwwでしょうかね)
そして、カラスがいっせいにおっさんに襲い掛かります。
叫ぶおっさん。元に戻る少年たち。
みんなが急いで小屋を出ると小屋が燃えてます。
みんなダッシュ。
爆発する小屋。(なぜ小屋が爆発するのかも、なぜおっさんが見つけただけでやられてしまうのかも良くわかりません)
彼女は小屋のほかの仲間が手引きして呼んだということがわかります。(失敗したらどうするつもりだったのか)
そしてみんな幸せになりましたとさ でオシマイ。