相棒劇場版Ⅲ 考察レビュー



まずオープニングです。
鳳凰島という島で20人ほどの人間が訓練をしています。
訓練が終わって解散後、その島の宿泊施設で1人が死んでいるのが発見されます。
馬にけられて死んだのではないか?!ということ。

と場面が変わって相棒2人のシーン。
通勤途中でオープニングの事件記事を新聞で見ています。
「お気の毒」と右京さん。

特命係の部屋ではなんとミッチー!こと神部君が待ち構えていました!!ミッチー!!!

馬にけられて死んだ話を持ち出します。
この鳳凰島には民兵が住んでいて、非合法兵器を作ってるという噂があるとのこと。
定期的に民間人を呼んで訓練をしているとのこと。
オープニングで訓練していたのは一般人だったんですね。
この島の運営や隊長クラスのメンバーは元自衛官だったりとなにやら自衛隊に関係してたりしてます


そんなわけでこの島が怪しいので、特命係に潜入捜査してもらいたいとのこと。

気は進まないまでもこの鳳凰島に行く特命係の二人。
右京さんはスーツで来てますよ。さすがですね~。

鳳凰島で事故現場をチェックする2人。結局警官としてやってきてるのかな?

無くなった岩代さんという人は民間人ながら長期訓練中だったとのこと。
オーナーに頼まれてということだそうです。

場面変わって防衛省のシーン。
今回のことが事件化されると困ると言ってます。

どういう風に関わっているんだろう?
私の予想では自衛隊が民兵もしくは海外には非公開の軍隊を作ろうとして、その訓練場所としてこの
鳳凰島を利用している?

この鳳凰島の隊長の部屋には、自衛隊の偉いさんと一緒に写っている写真がいっぱいあります。

この島のオーナーは防衛大学を卒業したのに自衛官にならなかったので、防衛省には恩義を感じてい
るとのこと。

食事中に右京さんが島のメンバーみんな(10人ほど)に「馬の蹄鉄が1つ足りないのだけれど誰か
知らないか?」と聞いてきます。だれも知らないと答えます。

場面変わって警察のシーン

捜査1課のトリオが呼び出され、法皇島に行くように指示されます。



と、場面は島にもどります。

蹄鉄を持ち出したのは島唯一の女性メンバーでした。右京さんに正直に話しにやってきます。
無くなった岩代さんはこの女性に惚れていたようです。それで訓練に身が入らなくなっていたようで
す。
右京さんは電話で鑑識さんに鑑定のため島に来てと頼みます。暇課長にもなにやら依頼したようです


暇課長は殺された岩代さんの実家に行ったシーンが出てきます。
岩代さんは会社の命令で訓練に参加したとのことでした。この会社とはこの島のオーナーでもありま
す。
鑑識さんは馬の蹄鉄をしらべて1つ違ったものを見つけます。
「これで殺人のなぞはすべて解けた!」と右京さん。

そのすぐ後に自衛隊の特殊部隊員に襲われ右京さんや鑑識さん、捜1トリオたちもみんな捕まり東京
に強制的に帰らされてしまいます。

その後ミッチーから電話。鳳凰等には天然痘ウイルスが隠されている。ということでした。
ミッチーがわかるのなら右京さんの潜入捜査はあんまり意味が無かったような・・・。

島では自衛隊と民兵メンバーで相談してます。島の隊長さんはこの島で非合法なことをしていると自
衛隊メンバーに告白します。オーナーは「信じてたのに!」と劇おこ。

民兵メンバーの案内で自衛隊メンバーを引きつれて非合法な何かがある場所へ移動します・・・が自
衛隊メンバーは罠にひっかかり自衛隊隊長がつかまってしまいます。
なすすべなく自衛隊メンバーは抵抗できなくなってしまいました。

右京さんたちはヘリコプターで鳳凰島に戻ってきます。
誰もいなくなった宿舎で、訓練に関する書類を発見します。この書類から、天然痘ウイルスが隠され
ている可能性のある場所を推測してます。

その場所に向かう右京さんとその場所を爆破しようとする隊長さん。
しかし右京さんは間に合わず、その場所は爆破されてしまいます。
爆破された後で「この場所には何も無いですよー」と自衛隊員は言います。
悔しがるカイトくん。

自衛隊員が帰ったあと、殺人事件について推理ショーを行います。

蹄鉄には右京さんの指紋があり、その右京さんの指紋つきの蹄鉄は女性が「私が持ってました」と言
い出した蹄鉄でした。
しかし実際になくなっている蹄鉄は馬の後ろ脚用で、女性が持ってきた(右京さんの指紋つき)蹄鉄
は前足用。

女性はどうして嘘をつかなければならなかったのか・・・
理由は隊長が岩代さんを殺したのを見てしまったからだと。(ここがよくわかりませんが・・・)
岩代さんはこの島でテロリストがいないか調べるための(自衛隊側の)スパイだったようです。

さらに右京さんの推理で女性は逆スパイだということが判明します。
女性のハニートラップ・スパイ行動で岩代さんは自衛隊のスパイだと判明し、隊長は殺そうと決意し
ます。

隊長と女性は殺人の件で逮捕。隊長は「また戻ってくる。そのときはすべて元通りだ」と言い残して
いきます。

右京さんたちは爆破された跡地を調べます。
そこで隊長の「すべて元通り」という言葉に引っかかって推理します。
「天然痘ウイルスはじつは八丈島におくられているんじゃないか?!」との結論に。

右京さんの推理どおり八丈島で梱包され宅急便で送られる途中のウイルスが発見されます。

島のメンバーも生物兵器製造の罪で逮捕。

この島の隊長は自衛官の偉いさんとのお付き合いもあることから、自衛官の偉いさんは強烈なバッシ
ングを受けるであろうことが思われます。

拘置所で右京さんたちは隊長と話をします。
隊長いわく「生物兵器は(外国から)やられたときに対抗する手段として持っていただけ。国内でテ
ロを起こす気はまったくなかった」と愛国心をこじらせたようなことを言います。

ラストは戦争と平和についてちょいと語る右京さんたちでおしまい。



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