●JMRC近畿ミドル戦#10最終戦(2005・10・30 名阪ABコース)

さあ、泣いても笑ってもミドル戦もいよいよ最終戦を迎えました!
いつの間にやらセブンからロードスターに乗り替えていたわらちゃんに拾ってもらい、2Lポットに熱湯・クーラーボックスにケーキを仕込んで最終戦の応援に向かいました。やはり晴れコンビ揃うと、お天気良いですわ〜(笑)
現地に到着した時は、ちょうど完熟歩行が終わる頃で仲間うちのみなさま気分は戦闘モード。
朝からボスのhirobotさんと完熟歩行していたらしく、いつにも増して気合いが入っています。

お仕事の忙しい黒兄や36すぺっくさんやにーななれびんさん、来年からN2で参戦予定というニシ@EP3さん、親族行事(笑)のため参加できなかった180さん、申し込みをしようとしたら前日に締め切りだったというオチのあったさくらんさんからも応援のエールを受けて、みなさん最終戦に挑みます!急な業務都合で応援に来られなくなってしまったUIリーダーの分まで、しっかり応援したぞ。
RTクラスにあも〜@I田選手、PクラスにU野選手とT才選手、N1クラスに練習会常連さんのY本ヴィッツ選手、N2クラスに不惑@Y田選手、N4クラスに練習会常連のI田選手、そしてUA3クラスに前戦で初表彰台となった白兄@N村選手のエントリーです。

今回はABコースの内側の島使いセクションと、外側の外周セクションに大別できますが、ももが見ていて気になったのは赤字の1〜8でした。(間違いだらけかもしれませんが。笑)最初の1の島周りを小さく廻るために姿勢をきちんと決めて、乱れず無駄に距離を走らないで行きたい所ですが、大回りのマシンちらほら。続いて内側の外周に入る時に2の所で意外ともたつくマシンが見られた。廻ってきて3の辺りでラインが外に膨れて後輪が脱輪するマシンが一本目多し。小さな島を引っかけて4で方向を変える部分、5のブレーキングでもタイム差が出ていたようだし、6ではインから膨らまないでいきたい所でした。そして難しかったのが7の規制パイロンの二本目のDパイロン!ここがコーナー付近だったため、欲張るとブレーキ二度踏みで大きくタイムダウンなので要注意。最後の8のターンではマシンの鼻先をパイロンから離しすぎず無駄なくクリアしたい所という感じでしょうか。(謎)


1本目こそ走りに固さも見られたみんなですが、ボスの心強いアドバイスがあったせいか2本目は伸び伸びとミスを恐れず走っていました。結果としてミスを出してしまったとしても、攻めの結果であり・自分で覚悟を決めたコース攻略に思いっきり果敢にアタックした結果。一戦一戦の経験を重ねて、その時に学んだ事を糧として練習を続けていく事で、次の成功に繋がっていくハズ。無難に走ってタイムが出るレベルになった時はそれも「走り方」のひとつですが、今は恐れず我慢する所は我慢しつつも思い切りを見せた走りはとても良かったと思いました。アナウンスでも「WIZARDのエントリーが増えましたね〜」とかいろいろ言ってもらって、なんだか嬉しかったなあ。応援している仲間のチーム名が呼ばれるだけでドキドキするのはヘンでしょうか?(笑)

RTクラスであも〜@I田選手が3位表彰台、PクラスでU野選手が連続の1位表彰台。このお二方、安定した走りというか競技でも結果を出してしまいます☆そしてUA3クラスで白兄@N村選手もまた連続2位表彰台と大健闘でした。1本目は、やや勝ち急いだか?という感じもあったけれど、前戦で表彰台に乗れたのは白兄にとって自信になっていたのだろう。2本目に走る前に、タワーからボスがカメラを向けていたので手を振ってやった。いたずらにリラックス効果はあったのか?(笑)
不惑@Y田選手は、2本目これは入賞間違いないぞ!と確信しちゃうような見事な走りでしたが、なんと最後の落とし穴でDパイロンを絶妙にクリアしたと思いきや、最後の8のターンでパイロンにぶちゅ〜っとラブコール。しかし長年のブランクを乗り越えて今シーズンポイントも獲得しましたから、来季はかなり期待大でしょう。後日不惑さんのHPの日記の動画を拝見したら、最後のPタッチの場面にはももの絶叫と悶え声が入っていました・・・すみません(^^;

競技が終わってからDコースのパドックに戻って、走りの反省や質問など走り終わった後にもきちんと考えます
ジムカーナという競技は、車の操作が上手い人が行き当たりバッタリで走っても見た目に上手いほどタイムには出ない競技だと考えます。それは上手さも勿論ながら、レイアウト全体の中のいくつかのセクションをどのように繋ぐのが考えて頭を使って走らないと、1/1000秒の壁は越えにくいと思うからです。ほんのちょっと判断の差、経験の差があって、上手さが「タイム」として引き出される。(と、思う。あくまでも無知の勘。)近畿はフレッシュマンクラスがなくなったので、ミドルが昔のフレッシュマンとジュニアをミックスした感じで地区戦へとステップアップしていく訳ですが、地区戦に上がった最初の年って結構きついと思うのです。その時に、凹んでシーズン撃沈とならないように、ミドルのうちにしっかり考えて、何でどうなるという分析ができる力を養っておくのは結構大切かと思います。楽しみながら長く続けて、いつかみんなが全日本の舞台で活躍する日を応援したいです!

話が逸れましたが、この日はBSの西出様が会場にいらしていたので、BSユーザーの多い我らがWIZARDのみなさんはいろいろと質問をしていたようです。ボスのアドバイスもあり、プロの意見も賜りでお得やな〜!タイヤは路面と車の接点。伺ったお話の大きな収穫を今後に活かしていけるといいですね!(^^)

昨年から本格スタートした「一皮剥くぞ練習会」で出会ったメンバーとhirobotさんがチームWIZARDを結成し、公式戦に挑戦したこの1年。あっという間のシーズンでした。
何年やっていても1人ではなかなか越えられない「走りの壁」も、みんなで集まっていろいろ意見交換しながら、あーだこーだと議論を重ねて自分の走りに反映していったこの1年の成果はとても大きいものだったのではないでしょうか?事実、成長が早かったと思うし。
そして改めて思ったのが、公式戦には出ていないけれどミドルで活躍できる逸材がゴロゴロ眠っているという事。
腕試しをしてみたいなあ、と思っているアナタ!是非、いかがですか?
エントラントが増えて、戦いが白熱すればジムカーナももっと盛り上がって来ると思います。
全盛期に比べて競技人口が減ったと言われますが、これからのドライバーのみなさんの活躍に期待しつつ、盛り上がる熱戦を観戦していきたいと思いました。

みんな、一年お疲れさまでした!ドキドキする時間をいっぱいくれて、ありがとう。来年もいっぱい応援させてね☆(^^)


表彰式の様子などは ここ にありま〜す♪

当日の様子は画像で見るジムカーナな風景のNO.127〜135にあります。
(過去ログ300まで収納につき落ちるまで見られます) 

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