●「ドライバーを一皮剥くぞ」練習会wiht Nishio Garage#6(2005・8・14 名阪Dコース)

お盆の最中にもかかわらず、多くのエントラントが集結した名阪D練習会。
ももわら「晴れ祈願」は、今回も<まずまず>の成果を上げたものと思われます。
(事前の雨予報をやっつけて、ほぼ終日ドライ路面を確保することに成功♪)
今回は地区戦上位陣からの参加もあり、アドバイザーの面々もいつにも増して緊張です!(笑)

ももも、いつにも増してドキドキしていました。
というのも、このHPを見て「始めた頃の新鮮な気持ちなどを思いだして」下さった事をコメントして下さったNaoさんが、今回の練習会に参加とのお知らせを受け、ご対面となったからです。
ジムカーナの女性ドライバーという事で、「もしかして・・・でも、まさかなあ!?」な予感が見事的中し、うきゃ〜★でした。
出張アドバイザーに遠征してくれたtaroさん、G6でも好調路線な○神さん、全日本九州で再び勝利をゲットした野宿@CRXことN島さん、そしてもくもくと練習会に励む!?主催のhirobotさん、どんな走りで迎え撃つか!?
西尾さんは余裕で眺めながらも、同乗レクチャーがたんまりあるので「全部乗らな!」と違う意味でもドキドキでしょうか?
リピーターが多いながら、初参加の方もちらほら見られ、こちらの走りの進展も楽しみ♪

今回のコースもメリハリのある「いやらしい罠」が仕掛けられた奥が深いコースで面白かったですよ。
ストレートからのフルブレーキング(前回と違って規制パイロンなし)でパイロンをターンして、ちょっと踏んだらまたパイロンを通過して車の向きを変えないといけません。そこからまたストレートと読めそうだけど「定常円」と見て回れる(最後の出口までひとつのセクションと見たら)感覚のある3本パイロン、抜けて引っかけ?パイロンを通過して再び奥のパイロンでターン。廻った〜と思ったら出口では次の270ターンを視野に入れて姿勢を作っておかないといけません。しかも270脱出後に向きを変えるパイロンを通過してスラロームに入りゴール。(ちょっとももの説明だと表現が怪しかったり、コースの読みが間違えている可能性も大ですが、○神さんのブログにいくと正確なコースと動画が見られます)Dコースは広場なので、コースジムカーナと違い自由なラインを取れることから逆に攻略が難しかったりします。(^^;ブレーキを踏めばタイトに廻れるけれど、大きなRを取ってブレーキは当てないくらいでいくかの迷いも生じます。

そこで午前中はタイム計測をせずに自由に試して練習してもらい、タイムにとらわれずいかにマシンをコントロールするかの練習に専念して頂きます。どの走り方が全体としてぴったりくるか、こんな組み立ては可能か、こんな操作はできるんだろうか?いろんな事を試しながら、アドバイスを受けたり同乗走行したりしながら走りをじっくり煮詰めていきます。
今回はグループAにNaoさんが出走。ももはDC2というマシンのボディーの美しさにメロメロなんですが、その美しいものが「美しく速い」ときたら、もう最高!ブレーキランプがすーっと灯ってターンに入るんですが、急にぎゅっとブレーキを掛けて激しく挙動が変わるって感じではなく、ホントにダンスのステップを軽やかに刻みながら舞うように「車速が落ちすぎず滑らかなターン」とでも言ったらいいんだろうか、とにかく上手かった☆続いてB〜Dグループの走行が入り、各グループの走行が終了すると同乗走行になりました。

○神さんと「車載カメラ」の話しを少しして、あの走りから「実はこんな操作をしていたんだ!」と目から鱗だったので、ブレーキはランプがつくから分かるけど、ハンドルはどのくらい切ってるのかな、アクセルの踏み・緩めはどんだけやってるのかな、と想像してながら見てました。ももの中では只今「車載カメラ」がブームです。(笑)外から見ていて「シフトチェンジした」とか「サイドちょん引きした」とか分からない人は車載カメラの映像を参考に、外からの動きを思いだして重ね合わせると面白いですよ。

今回の「もも目線」がとらえたのは、セブンイレブンのど派手なシャツ!(爆)も良かったですが、ウイさんのドライビングの変化でした。いつも豪快にアングルを付けて大きなRでゴーゴードライブを見せ周囲の視線を集めるのですが、今回はタイトに廻る部分も見られました。本人に聞いてみたところ「猛錬では自分の車を○神さんに運転してもらって、そのタイムに近づける事を意識して走ってました。今回、ニシオさんに横乗りしてもらって、「全部のコーナーに共通してここがおかしいと言われた事を意識して走ってみました。
結果、引き出し増えたみたいでうれしいです。(いつどの引き出しを開ければいいのかはよくわかってません(^_^))
↑はここに書き込もうと思ってはじめて何をアドバイスされたのか思い出しながら書いてみたのですが、本当は感じた事、言われた事、をちゃんと書いて記録しておくといいのかもしれん。今回計測の記録をしていたときに聞きに来た参加者の人は細かくメモが書き込まれた走行記録ノートを持っていました。真似しようと思いました。」との事でした。

練習会が終わって、最後にアドバイザー陣から好評があるのですが、そこでのtaroさんのコメントが特に印象的でした。
「いろんなアドバイスを受けて、必ず【そうしなくちゃいけない】ではなく【自分のドライビングの引き出しのひとつとして】自分の走りの枠を広げて欲しい」というようなコメントでした。詳しくはtaroさんのHPの日記(ブログ)を参考にして下さい。いろんな乗り方を引き出しとしてたくさん持っている程、コース攻略の「武器」が増えます。自分の走り方が固定して来ると上手くなるほど「これが自分のドライビング」という形ができてしまって好調なうちは人のアドバイスに耳を傾けなかったりもしますが、上手いドライビングが引き出しを多く持つ事で、さらに進化する可能性も秘めています。「そんな考え方もあるんだ」と受け止めておいて損はないハズ。その武器を使うか使わないかは自分の選択したいですから、アドバイスは「押しつけ」にはなりません。走りの幅を広げるのも進化を止めるのも自分次第という訳です。何かを掴んで、さらにみんなが車を楽しんでいく風景を見たいと思います。

さて、今回はご馳走もいっぱいでした。車が入院中のわらシェフがざるそば・パスタ・水羊羹を、N村一家がスイカを持ってきてくれました。わらシェフは麺類は現地調理という徹底ぶりで美味しかったです。今年の初スイカも甘くて最高♪
今月のお誕生日の180さん、わらちゃん、黒兄の嫁さまのために再び「1本ローソク」も灯されました。
練習会の片づけが終わって、だべりながら呑ま呑ま計画を立てていたら宴会部長(笑)は、早速店に予約電話を入れていた。(爆)
呑む事にはぬかりがありません。大笑いで帰途につきました。

最後に本日の心残り・・・Naoさんが同乗走行をして下さると声をかけてくれたのですが、バタバタと働いていて今回は同乗ができませんでした。くう〜〜〜っ☆「同乗はまた機会があれば、いつでもとうぞ。でも昨日乗って頂いた時でも車の中では「あ、失敗した。」とかつぶやいていました。上手なのにヒットするといいですね。」と暖かいお言葉を頂いたので、次回にはNaoさんのつぶやきにも耳をダンボにしながら、またの再会を楽しみにしたいです。
今回も最高に楽しかった〜(^^)

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