●全日本ジムカーナ名阪RD(2005・4・24 名阪Cコース)

今年も全日本名阪戦がやって参りました。
申し込みが多く不受理に涙を呑んだ選手も多くいた中、この勝負の全てを見届けるため観戦に出陣。
わらちゃんに拾ってもらい(感謝)「晴れパワー」全開で、お世話になっているドライバーを応援します。
今回はSA1クラスに3人も密集しているので(笑)、平等にめいっぱい応援しておく。
久々のY木選手、1月以来のNAKさん、練習会で毎度おなじみのN島選手、がんばれ〜☆
そして健さんから話しを聞いていた、なかじ〜選手がSCクラスにエントリーです。ファイトだ〜☆

昨年はめいっぱい興奮させてもらったLクラスが今年は2台のエントリーでしたが、最初の出走を勢いよく走り盛り上がってくる。
N1クラスではほとんどがvitsの中にミラ・ストーリアが混じって、排気量が少ないのに結構な迫力を見せてくれる。
SA1クラスではシビックにCRX、シティにミラージュ、さらにRX8が混じって短いボディーを操ります。8が長く見えました。(笑)
N2クラス多いです。DC5が3台に残りはみ〜んなDC2。重量を5がどうカバーしてくるでしょうか?
SA2クラスはインテ・MR2・セブンにS2000と混じっていますが、S2000が今回は少ないなあ。
N3クラスもこれまた激戦なんですが、セブンが今までは多かったのに今年は何とNSXが多いこと☆
SA3クラスとN4クラスは、ほとんどランサー。インプレッサも好きなのでがんばって欲しいです。
ミドルとか地区戦では、まだ根強くインプレッサを見るのですが、どのクラスも同様に全日本では「勝てる車」にこだわるのか、車の性能として「勝ち」の要素が結果として出たマシンに乗り換えが多いのでしょうか?好きを越えた「勝負」が伺えます。
SCクラスもランサーが多めですが、いろんなマシンが集まっています。
Dクラスでは車の形が、ももが知っている車の形ではないので「元」が何なのか分かりません。(^^;
形式がよく分からないのですが、車両名に「隼」ってついているのが多いです。
169台での激戦の開幕です。

今回のレイアウトは、コースの向かって左側(観客スタンドの方)エリアの「島地帯」をぐるぐる回る比率が多いような、目が回りそうなレイアウト。島のクリアのしかたが車によって若干違いが見られますが、ぶわっとエンジンふかして、短い距離を進んだと思ったらブレーキ区間がすぐ来ます。この短いつなぎの中でブレーキランプの灯ってる時間の多かったマシンが(繋がりは悪くないのに)タイムが思ったより伸びてなかった印象がある。(ももの見た目なので、当てにはなりませんが)
外周の踏める区間からのブレーキングは、やはり全日本どのマシンも勢いも迫力もあって上手い。
この島地帯の繋ぎでのタイムロスと、最後の270ターンでの無駄の少なさが勝敗を決したかと・・・(謎)

とにかく「島地帯」がいやらしかった。(と、思う)
なんてことのないセクションの繋がりなのに、全体を眺めると島の繋がり方がいやらしい。(笑)
踏んでも踏み切れない、遠慮すると速く走れない、踏んでしまうとブレーキングでおまけがあるような?
右、左とタイヤに偏る車重が動いて、駆動輪にがっつり喰いつかせてというのが難しいような?
パイロンぎりぎりでラインを作っていく訳なんですが、足下にイライラすると集中力が切れそうな?
なんだか謎だらけです。

後日とある友達(笑)と名阪について語っていて、「ブレーキを踏んでいると前に進まない」という言葉が出てきて、
なるほど☆って、当たり前の事を今さらのように新鮮に思った。
確かに立ち上がりのパワーで力まかせに立ち上がっても、ターンやコーナーの前では減速です。侵入命です。
でも踏める区間が短いと「折れ線グラフ」に見えるマシンもありました。
やっぱりももには、全体が繋がる(めいはりは付けても)走りが光って見えました。

午前中から快晴・路温も暖かかったので、去年の最悪のコンディションに比べてはるかに走りに適した路面。
でも午後にはもっとタイムが上がってくるかなと思ったけど、今度は熱くなりすぎたのか、思ったよりも伸びなかった。
全体的に午後の方が伸びるかという予測が、一本目の方が良いというマシンもけっこうあった。
もしかして一本目から「いい走り」に近い感触の中で、ライバルたちもタイムを伸ばしてくるだろうという中、作戦を変えたり、思いっきり攻めた結果でもあるかもしれないので、天候のせいだけではないと思うのだけど。
勝負の世界は、どんなコンディションでも走り終わるまで結果は分かりませんからね。

やはり目を引くのは、スター山野選手。NSX、パワーはあるけど重いしでかい。
でも、あのマシンをして重さは全く感じさせないし、しかもパワーがあってもそれを「見せびらかす」ような走りではない!
うまく使うところ、抑えるところは抑えててトータルで速く走る技、力まかせじゃない美しい品のある走り。
みんな上手いんだけど、走りにオーラを感じる選手は多くはない。
じっくり見て、無駄のない計算されつくした、そしてミスの見えない(あれだけのドライバーになると見た人が気付かなくても、もっとって思っているんだろうな・・・)走りは凄い。改めて「スター」の異名の意味を知る。
一本目で約2秒ちぎっているのに、二本目さらに攻めた。Pタッチこそあったけどタイムは縮まった。
コンマ何秒の争いの世界で、二秒もちぎっているのに、攻めの姿勢はさらに加速する。
これっぽっちも「守り」の様子なんか見えやしない。一本目の余裕がそうさせるのか、いやいつでも攻めのスタンスに違いない。
とにかく驚きと同時に、観戦の楽しさを改めて感じた渾身の走りだった☆

お仲間うちでは、N島選手がクラス優勝を遂げた!
「写真を撮るから、こっちも見て下さいね」と予告して、撮った写真はこちら

応援ドライバーに一声かけて(ちょっと突っ込んで。笑)今年の名阪戦も無事観戦終了。
健さんが土曜日しかサービスに来られなくて会えなかったけど、今回もキックボードで姿勢正しいせっちゃん様に会えました♪
次回はみんなそろって、もっと盛り上がりたいです。
そしてお仲間の栄光写真を増やして行きたいです。みんな、がんばってね!

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