●JMRC近畿ミドル戦#1(2005・3・13 名阪Cコース)

3月の名阪。久々のDコースでの練習会より一足早く、ミドル戦で寒さの襲撃を受けます。(笑)
もも1人では「晴れパワー」を発揮しきれず、晴れ間はあって「雨」こそ降らなかったけど、吹雪に見舞われて、路面は最悪のコンディション。桜の足音が聞こえても良さそうな季節なのに、なんで吹雪なんだよー☆
でもね、寒かったけど競技観戦の「走りもしないのに味わう緊張感」を楽しみながら、心はHOTだったのです。

本日は練習会で知り合った不惑さん、Uさん、充電パンチがエントリー!
中でも不惑@おとーさんは、長年のブランクを乗り越えて競技のシーンに復活なさったドライバー。
おとーさんの日記(リンク貼ってます)の「ひとりじゃない」は涙なくして読めない、感動の一話。
あの日記に心打たれて、走らないながらも、一緒に走る「時間」を共有したい!、絶対応援に行きたいって思った。
運良く春休み中だったので、意を決して応援に行きました。
35すぺっくさん、さくらんさん、N村@白兄さま、hirobotさんと一緒に仲間たちを応援しました。

コースレイアウト前半が回るところが多くて、我慢してタイヤ上手に使いたい部分、踏んでいきたいところのメリハリが難しかったと思う。後半は外周なので、コーナー地帯を出た後のS字になってるところを越えたら踏め踏めモード。
前半のセクションは我慢しすぎてもダメだし、欲を出してもリスクがあったし、非常に困ったかも。何しろ路温が低いし濡れてる。
せめて路面が安定した状態で走れたら攻める気合いも入るけれども、走ってる途中で晴れ間になったり雪になったりでねえ。。。
ドライ路面で走れた人はラッキーでした。(レイアウトの分析は「とんちんかん」だろうから、雰囲気だけ参考に)

いつもなら外に出て観戦したままなんだけど、補講が控えていることもあり、あまりの寒さにこれは風邪をひくと思い、避難していた時間も多かったです。というか、三十路になってから寒い所に長時間居られなくなった!?(^^;
当日ガレージにビニールテントを張って、ストーブを焚いて、常夏のスペースがあったので・・・あはは☆

さて、完熟走行時や出走前は邪魔になるのでドライバーに話しかけないようにして、ビデオ操作の確認のみ。
最初は機械の使い方が分からなくて不惑さんの試走を撮りそこねちゃった。ゴメンね!!
雪が降っていたのでビデオのバッテリーの関係もあり、応援選手が走る時に備えて観戦台に出陣します。
この日は不惑さんと充電パンチさんのビデオをももの懐で、まるで抱卵するインコのように暖めていました。
試走を終えて、いよいよ本番トライ。参戦のみんなは入念に「走りのイメージ」を描きながら、テンション上がります!?
ラインだけじゃなく、タイヤの選択・空気圧とか気候に左右される複雑な要素も読んでいかないといけないので、人によって「攻めどころ」があるだろうし、いろいろ難しい選択もしているんだろうな。
この時間だけは、ももに絶対に解らないドライバーの自分自身との勝負の時間でもあると思います。

それと、今シーズンは始まったばかりですが、「競技会の空気」っていう独特の雰囲気に慣れているかっていう要素はどうなんだろ?
「場慣れ」って言っちゃヘンなのかもしれないけど、ドライバーの腕とは別に「メンタルな勝負」の部分で意味を持つものなのかな?とか勝手に想像していました。慣れてしまって気が抜けるって事はないと思うけど、久々の勝負となれば練習会で走る感触とは全く異なる心理状態ではないのだろうか?

    本番で自分の一番ベストな走りを引き出す

ということは、どんなに練習しても走り始めたら「100%同じ状況」で走るってあり得ないと思うし、(完璧な再現性のあるドライバーは別だけど、ちょっとは違うよね?)難しい事なんだろうなと、ふと思いました。
「腕」というドライバーの技量だけでなく、どんな状況でも冷静にベストな走りを瞬時に「選択」するためのメンタルな部分も大事なのかな?とか思っていた訳です。走らないももは、妄想のドライビングを楽しんでいたりしますけど、これも結構楽しいです。(爆)

2本目が走り終わって、分析も終わってから、ようやくホントの「和み」ムードになれる。
競技の時間は作戦を練っていたり、イメージトレーニングをなさっていたりするので、必要確認事項や頼まれ事以外は、エントラントの方とは話さないようにしています。だから1人で観戦に行った時は競技が終わるまで、ちょっと淋しいです。
今回は応援部隊だったので走らない人々とは途中もお話してましたけど、ホントに思い切り笑い話の時間になるのは、走り終わってから。応援に行って邪魔をしちゃいけないので、やっぱり走らなくても緊張します。(笑)

終わってみれば、初参戦のU野さんが表彰台に乗りました。
吹雪の中での表彰式で、みんなで一緒に喜びました。
始まったばかりのシーズン。次戦では、さらに多くのお仲間がエントリーになるので、めいっぱい応援したいと思います!

思い起こせば、「観戦」に関しては圧倒的に「独りぼっち」で見ていた時間が長かった。
(応援観戦なので、知り合いはほぼエントラントだから、競技終了後に挨拶に行くくらいだった)
でも、今回は観戦もみんなと一緒に仲間に入れてもらいました。
昔、お給料がもっとあった頃に姫路に観戦に行った時以来の時間だったかも。
だから、すっごい楽しかった♪
一緒に過ごさせてくれた、みんなにありがとう!

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