●Axis Cup VTEC-FREAK.NET GP2004(2004・11・3
名阪Cコース)
このイベントはVTEC-FREAK.NETで行っている「一皮剥くぞ練習会」の年に一度の腕試し(であると同時にお祭り?)のスペシャル企画で、練習会の参加者を中心に作っちゃった準加盟クラブ「Team
Wizard of Slalom」が主催となって開催された。
始めての公認競技という事で、何をするにも勝手が違う!企画運営を背負った黄色いDC2の管理人さんは当日まで寝ないで準備を重ねたそうだ。光電管を製作してくれたウイさんも前日から名阪入りして準備をがんばってくれた。(お疲れさまでした)
イベントを応援して下さった企業さま各位からはたくさんの協賛品を頂いて、しかも「勝った人だけがモノをもらう」のではなく、勝者には栄光の「盾」を、協賛品の山はエントラントのみんなで抽選して、みんなが「もれなく」何か貰って帰れるという心憎い演出☆
何でも、主催の黄色い管理人さんも当初勝てなくて悔しい思いをしていた頃の事を思い、みんなで楽しめるイベントをという事で協賛品は参加者みんなに持って帰ってもらって、次への励みにしたり・楽しい思い出にして欲しいという気持ちがあったそうな。(詳細はリンクページからVTEC-FREAK.NETのページに飛んで覗いて下さい)
「初心者でも気軽に楽しんで参加できるように」という事で、独自のハンディシュミレーションでマシンの「差」をなるべく小さくという意図でクラス分けをし、さらに各クラスの順位に関係なく参加者全員を対象にしたタイムとは別にベストドライバーが選ばれるという面白い試みもあった。ドライビングの神髄は「腕」。どんなに凄いマシンに乗っていても、それを乗りこなす「腕」がなければ宝の持ち腐れ。まずは「腕」を磨くのじゃ!という所か!?
豪華ゲスト陣は西尾ガレージ様から西尾選手&山口選手、ブリジストン様からは西出様、エフ・イー・ジー
クラフト様から河野様が。そしてjms奈良大安寺店様からたく爺さんも応援に駆けつけて下さり、プロのDJのjunさんと「大人げない」黄色い管理人さんの芸人も真っ青の「お笑い」いっぱいの掛け合いで競技が開始されました。ももはタイム計測の記録をしていたので、走る姿をまるまる熱中して観戦する事はできませんでしたが、そばで笑わせながらのアナウンスが実況されるので雰囲気は伝わってきました。
関西人ならではの「つっこみ」が絶妙で、東北人のももが聞いていると「そんなん言うてええの?」と思っちゃうコメントが、関西人には「おいしい所」らしく、会場大ウケの場面が。(笑)結局一番大人げないのは誰なんでしょうか?DJ・junさんの素敵な選曲で懐かしいナンバーに心を惹かれつつ走るドライバーもあり、さすがプロですね。(^^)
クラス1は練習会で見た懐かしい四角い形のかわいいN村さんのレビン号が軽快にコースを踊り1位をゲット。
クラス2は毎度綺麗なサイドターンを見せてくれるT才さんと、壁ぎわでも根性の走りを見せるTね〜ぼ博士のデッドヒート。縁石に乗っけて迫力の走りも見られ、その後にはミラージュのY山さんとN村@黒兄さんがつけた熱戦でした。このクラスはシビック、ロードスターが多い中にミラージュとインテグラが1台づつ混じっていましたが、シビックのラインナップが新旧いろいろで楽しかったです。
クラス3は激戦区ですが、首いっこ抜けてロードスターのN神さんがダントツでした。先日のG6もめちゃ速だったんですよね、この方。上手いっ!と声が挙がるマシンさばきに、乱れないライン。全日本でもポイント取れそうな感じ。続いてこちらも競技車かしらシビックのT辺さん、「部品が高い」車のN村@白兄さん、そして走行中にアナウンスに「いじられた」DC2のE川さん。いきなり走ってる最中に大人げない管理人さんが「聞こえたら手あげて〜」と言ってみたら本当に手を挙げるサービス。うむむ・・・これでN村@白兄さまとの差が生まれ?次回練習会では「血まちゅり」にあげるぞ〜と宣言することになりました。
クラス4は「大人げない車」が混じっていました。(笑)バリバリの競技車も混じっていて、初心者でこのクラスに入ってしまった人はお気の毒でしたが、走りとしては見応えがありました。中でもクラス1位を獲得されたN井さんは車両盗難にあってしまったらしく、「●金王」とか何度も叫ばれていましたが素晴らしい走りでベストドライバーに選ばれブレーキパッドをゲットなされました。好評だったのが、前回の練習会で気になっていたO合さんのZ号でした。重さを感じさせない見事なドライビングとの評価がありました。途中インプレッサ号の横転がありましたが、後日車両の修理のメドも立ったという事でしたので一安心。また復帰なさったら一緒に走りを楽しんでいきたいですね。
今回は初めて見るマシンと、練習会で何度か走る姿を見たマシンがありましたが、Dコースと違ってCコースではどのマシンも伸び伸びと走る姿を見ることができて面白かったです。ポイントを絞った練習でマシンさばきの妙を得て、広いコースに出た時に全体のつながりをスムーズにしつつ動きのひとつひとつが確実に処理されていく。「全体のつながり」って、もも個人的にはすごく大事だと思っています。上手い(速い)車は、セクションひとつひとつの動きは当然ながら、次のセクションに移行する時のつながりが「ぎこちない」所がなくて、点じゃなく線で繋がって見える。だからブレーキングの時も、ターンに入って車が旋回していく時も、立ち上がりって加速していく時もひとつに繋がった「リズム」があって、とても美しく見える。(ここから「魅せる」領域までは、また壁があるのだけど)
こうして競技が順調に進んでいった裏側では、光電管が計ってくれたタイムをパソコンに入力してベストタイムを出すシステムを動かしていたのだが、この時打ち込みが遅い!と大人げなくて怖い(笑)管理人さんに激を飛ばされながら、ももは必死に目を白黒させていたためにゲストに来て下さった皆様にお茶を出すことすらできませんでした。はるばるお越し頂きましたのに、何もおかまいもしなくて済みませんでした(^^;
午後からは練習走行になったのですが、走行枠を時間で区切ってゼッケン順での出走にしなかったためにエントラントの皆様にはバタバタしてしまってご迷惑をおかけした事をお詫び申し上げます。来年はゼッケン順か、走行本数のチェックをして、もっとスムーズに練習走行枠も進行していきたいと思いますので。m(_
_)m
最後にメインの大抽選会となり、当日飛び入りで賞品に加わった「レーシングスーツ」は当初のオイルorグッズの希望に関係なく、みんなの権利として抽選がされました。その結果見事スペシャルグッズを手にしたのは、「手」をふった(笑)E川さんでした。
エントリー費用よりも高いオイルも次々とゲットされ、グッズは山もり持って帰っていただけました。
こんなに賞品の多い競技会は珍しいし、初心者でも楽しめる競技会を応援して下さった企業のみなさまのお力添えのお陰と思います。
エントラントのみなさま、素晴らしい走りを見せてくれて有り難うございました。
一緒にオフィシャルをしたみなさん、車に乗らないのでよく分からないももにも親切にしてくれてありがとう。
最後に御協賛いただいた企業のみなさま、みんなが喜んでくれました。ありがとうございました。
DJさん、準備に明け暮れた大人げない黄色い管理人さん、お疲れさまでした。
そして応援にかけつけて下さったギャラリーのみなさま。ももも数年ギャラリーをして、今年はお手伝いもしています。
車がないから走れないけど、車に接して楽しむ機会はいろんな形があります。いつか何かの形で、本日のギャラリーのみなさまとまた一緒に車を楽しめたらいいなと思います。(^^)
来年はエントラントのみなさんに負けないように、競技会自体も年々成長していけますように。
みんなが楽しめる第一歩のイベントとして定着するように、運営の方も進化していかないとね☆