●ドライブシャフト

投稿者 もも「話は変わって。。。」
  
健さんとのーすさんとこの掲示板を覗いてきたんだけど、どちらでもタイムリーな話題になっているのが「ドライブシャフト」。
練習会に行くと走行中にマシンが動きを途中で止めてしまう時にアレって思うと、だいたいコレが折れている。
説明によると「ファイナルドライブからホイールの間をつなぐシャフト」とあるのでパワーの伝導に関係しているんだろう。
しかし、そんなによく折れるもんなんだ。多分棒のようなものだから、よく折れるのかなあ???
感のいい人はももの文章を読むと「よく解ってないな!」と思うかもしれませんが、当りです。
本には説明がありますが、実はどこがドライブシャフトで、どうホイールにくっついているのかがよく解らないのです。
未知なる無知の可能性を秘めたものが。。。

投稿者 なかはら「ドライブシャフト」

前輪駆動であることを前提に説明します.変速装置からホイールにつながってる「回転軸」の事です.
これが、タダのまっすぐな棒だと、マズいんですよ.前輪は操舵機構とサスペンション機構によって常に動きますからそれに追従させるために、「ジョイント」と呼ばれる部品が二つ付いてます.ジョイントは、「ブーツ」で覆われてます.
一般的に「ドライブシャフトが折れる」と言うのは、このジョイント部が破損する事を言います.軸そのものが折れる事はまれです.
ジョイントがスムースに動くために、ブーツと呼ばれる蛇腹状のゴム部品で覆い、その中にグリースをたっぷりと入れてるんですよ.
競技をやっててもやってなくても、このブーツは年月と共に劣化しますから、5万〜10万キロ走行(or 5〜10年)でブーツのゴムに亀裂が入ってジョイントに少し水が入ります.すると、潤滑が悪くなって、旋回時にコキコキと変な音がします.
放っておくと、ブーツが完全に破れて、グリースが飛び散りジョイントがさらに悪くなり、最悪の場合ジョイントが破損します.
ジムカーナ競技の場合は、サイドターン時に大きなパワーを伝達するので、ブーツの状態いかんにかかわらず、破損しやすいですね.
強力なLSDが入ってるし、タイヤもハイグリップなSタイヤで、さらに負荷が高くなりますから、さらに寿命が縮みます.

投稿者 健さん「壊れる。。。」

ハイパワーな車だと、こういう壊れ方もします。本当にねじ切れていますね。ドライブシャフトの分かりやすい?イメージの仕方。
折れ曲がるストローがあるじゃないですか。あれとおなじで、くの字に曲げたままストロー軸を回転してみて。
折れ曲がっているところが間接のようになるでしょ。そこの動きが悪くなると、破壊に至るわけです。

投稿者 もも「今年の風邪は根性では勝てない。。。」

なかはらさん、健さん>画像付きの解説、ありがとうございました。しげしげと眺めながらイメージを膨らませています!
結局ドライブシャフトって軸(棒)だけじゃなくてジョイント部も含めて、ひとつのシャフトって解釈してもよろしいのかしら?

投稿者 健さん「コウテイペンギン」

そのとおりっ!!(たいとる苦笑)シャフトといいつつ、ジョイントもついています。
昔はねぇ、棒がねじ切れることが多かったみたいですが、FFになって、ジョイントが壊れることが多くなった。。。

新しい発見が沢山あった2000年。
来年はいよいよ21世紀の到来です。無知を克服しながら成長していきたいと思います。

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