● 本当はね・・・ ●

 男と女は、恋愛感情が生まれると難しい。
 友達ならば適度な距離感を持って、お互いを知ろうとするのに
 恋愛感情が生まれると、相手をもっと深く理解したいと思う。

 当然ながら生きてきた過程が違うので、決定的な価値観の違いに
 二人の間には「失われていくもの」が生まれる。
 受け入れようとする、受け入れてもらえない。
 違って当然のものを片方は理解しようとし、片方は頑なに拒む。
 距離が縮まる程、実はたくさんのモノを失い始めているかもしれない。
 それでも相手の気持ちに近付きたいから厄介だ。


ももは情熱的な蟹座で、血液型は我が道を行くB型。
性格的に白黒ハッキリさせたい、うやむやな状況には耐え難いという性格は、合わなくて当然といえば当然。
(人のことはそっとしておくのだけど、自分のことは放っておくと前に進めないので)
だけど多くの男は、どうして「女の気持ち」に耳を傾けてくれないんだろう?
考え方が違うとき考えを変える必要はないけれど、相手がどうしてそう思うのかという過程に興味ないのかな?
過程をちゃんと話す事が出来れば、価値観が違っても相手を理解しあっていけると思うんだけどな。

向き合ってくれないのは、もう想われていないから?
なんて考え始めたら、気を付けていても時々相手の気持ちを測ってしまう。嫌みを言ってしまう。
男は一般的に、こういうのがうっとうしい。分かっているけど、確かめないとスッキリしない。
結果は言わずと知れた、破局に向かう訳です。
言葉じゃなくていい、Hの後じゃない時に頭なでなでしてくれるだけでいいのに、気持ちが足りない。
ほんの少し、優しさを感じたいだけなのに・・・
鋭い女の勘は、離れている気持ちを敏感に察知してしまうのです。
世の女たちは、どうやってこの壁を乗り越えてゴールインしているのでしょうか?


 自分が大切にしたいものを、真っ直ぐに見るしか出来ない性格。
 本当はね、こんな私だけど精一杯がんばってます、と解って欲しかっただけ。
 あの日、どうしてわたしが泣いたのか・・・・・。
 あなたは今、どうしているのかしら?お元気ですか?

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