烏賊の加工と調理

天麩羅(2)

材料(4人分) (1人分512kcal、塩分2.8g)

皮を剥いた烏賊(いか)4切れ
海老(えび)8尾
脊開き鱚(きす)4尾
皮附きの輪切り薩摩芋(さつまいも)3分の1本
皮を剥いた輪切り蓮根(れんこん)8切れ
生椎茸(なましいたけ)4枚
莢隠元(さやいんげん)12本
調味料A
 小麦粉(こむぎこ)カップ1
 卵黄(らんおう)1箇
 酒(さけ)小匙1
 冷水(けいすい)カップ1杯半
調味料B
 水(みず)カップ1
 顆粒鰹出汁(かつおだし)小匙半分
 醤油(しょうゆ)カップ四半分
 味醂(みりん)カップ四半分
小麦粉(こむぎこ)適量
揚げ油用菜種油(なたねあぶら)適量
大根卸し(だいこんおろし)適量

調理方法

  1. 海老は竹串を使って脊ワタを抜き、尾の一節を殘して殻を剥いて尾の先を切り揃えて水を扱き出し、揚げた時に曲がら無い様に腹側に2乃至3カ所切り目を入れる。鱚は尾の先を切り揃え、烏賊は周囲に1糎間隔の切り目を入れる。
  2. 薩摩芋は水に漬けて灰汁を抜く。蓮根は酢水(分量外)に漬ける。生椎茸は軸を除き、莢隠元は兩端を切って2乃至3つに切る。
  3. ボウルに調味料Aを材料を入れ、練ら無い様に混ぜ、衣を作る。小鍋に調味料Bを入れて火に懸け、一煮立ちさせて火を止め、天露(てんつゆ)を作る。
  4. 厚手で深目の鍋で揚げ油を摂氏165乃至170度に熱し、水氣を拭いた上記の蓮根、生椎茸は、夫々れ上記の衣を附けて、1回返して衣がカリッとする迄揚げ、網に取る(立て懸ける様に置くと油が良く切れる)。
  5. 水氣を拭いた上記の薩摩芋、2乃至3本宛にした隠元に上記の衣を附け、摂氏170度の揚げ油でカラリと揚げ、油を切る。
  6. 海老は小麦粉を薄く附け、尾を持って上記の衣を附け、摂氏170度の油を入れてカラリと揚げ、鱚も同様に仕て揚げる。烏賊も小麦粉を附けて上記4の衣を濳らせてカラリと揚げる。
  7. 和紙を敷いた噐に揚げ立ての天麩羅を形良く盛り合わせ、上記の天露と大根卸しを添える。好みで檸檬汁を懸けても良い。
注意事項

カラリと揚げるには、面倒でも少し宛揚げる事。