烏賊の加工と調理

烏賊と大根の煮物

材料(4人分) (1人分225kcal、塩分3.9g)

烏賊(いか)2尾(500瓦)
大根(だいこん)半本
玉蜀黍油(こーんゆ)大匙2
調味料A
 水(みず)2カップ
 顆粒鰹出汁(かつおだし)小匙1
調味料B
 砂糖(さとう)大匙3
 酒(さけ)大匙3
薄口醤油(うすくちしょうゆ)大匙4
柚の皮(ゆずのかわ)適量

調理方法

  1. 烏賊は内臓(ワタ)毎脚を引き抜いて内臓と口等を除く。外套膜(胴肉)は1糎半位の幅の輪切りにし、脚は4乃至5糎長さ に切り揃える。脚は、俎に擴げて置き、内臓が附いて居た方から切ると、切り揃え易く成る。
  2. 大根は、餘り太く無ければ2糎厚さの輪切りにし、太い場合は更に半分に切って半月形にする。孰れの場合も、煮崩れ仕難い 様に輕く面取りをする。
  3. 上記の大根に夫々れ十文字の深目の切り込みを入れて火が通り易く、調味料が浸み込み易い様にする。
  4. 柚の皮は表の黄色い部分丈を千切りにする。
  5. 鍋を火に懸けて油を入れ、鍋全体に廻して馴染ませ、烏賊と大根を入れて炒める。
  6. 鍋の中の材料全体に油が良く馴染んだら、調味料Aを加えて落とし蓋を仕て強めの火加減で煮る。
  7. 上記が煮立てば火を弱め、3乃至4分煮て調味料Bを加えて更に4乃至5分煮て醤油を加える。
  8. 大根が柔らかく成り、煮汁が4分の1乃至3分の1位殘る様に煮上げて、噐に盛り、柚の皮をたっぷり載せる。
注意事項

烏賊と大根の煮物は、氣取らない御惣菜風の物なので、烏賊は皮を剥か無くて良い。烏賊の脚を内臓毎抜く時には、外套膜の中に 手を差し入れて脚の附根を剥がし、内臓を破ら無い様にそっと引張る。

仕上げに載せる柚の皮は、生姜の千切りでも合う。