十朱幸代
　本名=小倉幸子
　生年月日=1942年11月23
　出身地=東京市日本橋区小網町
　初出演作=「惜春鳥」('59 木下恵介)
　
　
　
　
　
▼文化学院英語科卒
▼映画では他に「震える舌」('80 野村芳太郎)の破傷風に苦しむ少女の母、「花いちもんめ」('85 伊藤俊也)でボケ老人の千秋実を世話する嫁、「魚影の群れ」('83 相米慎二)、「櫂」('85 五社英雄)、「白い野望」('86 出目昌伸)など。現在は舞台での活躍がメイン
▼父親は俳優の故十朱久雄さん。中学生の時、父に連れられテレビ局に出入りしていた56年に芸能界入り。58年、ＮＨＫドラマ「バス通り裏」に出演。岩下志麻らと共演して人気を集める。翌年、映画「惜春鳥」で銀幕デビューと同時に松竹入社。「関の弥太っぺ」('63 山下耕作)でお小夜を好演するものの、軽い青春ものへの出演が多く、あまり注目を浴びることができずにテレビを中心とした活動にスイッチした。63年松竹退社。
▼映画では80年「震える舌」85年「花いちもんめ」でブルーリボン主演女優賞受賞。ほかに「魚影の群れ」「櫂」などに出演。ドラマも82年のテレビ朝日「悪女の招待状」フジテレビ「花祭」などで視聴率No.１女優とも呼ばれた。
▼俳優・小坂一也さん（97年死去）と15年間入籍なき結婚生活を送るが、74年12月に破局。

『魚影の群れ』(1983)
もっと見る？　41歳

『櫂』(1985)

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『花いちもんめ』(1985)
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『夜汽車』(1987)

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『女帝 春日局』(1990)
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