シルバーバーチの霊訓抜粋


<今月のシルバーバーチの言葉>

2020年8月

「霊界には地上のさまざまな状態――動乱・混沌・暴力・破壊・強欲・嫉妬、要するに人類全体にはびこっている物質優先の産物の処理に深く関わっている高級霊団が存在します。宇宙の大経綸組織の一部を担っている霊団です。

 人間が真の自我に目覚め、自分とは何なのか、なぜこの地上に存在しているのか、この地上を天国のような住処にする上で人間は何ができるのかを自覚するには、先ずそうした物質優先の産物を根絶しなければなりません。すべての人間が霊的光明のもとで生きるようになれば、必ずや地上天国が実現するように意図されているのです。

 あなたがたはそれを実現するという壮大な目的のために貢献する、測り知れない光栄に浴しておられます。そこまで導かれてきたわけです。どんなに辛い思いをしている時でも、どんなにうんざりする思いをさせられている時でも、決して孤独ではないということを忘れてはなりません。霊の光が常にあなた方の足元を照らし、霊の愛がいついかなる時もあなた方を包み込んでおります。

 何度も申し上げていることですが、人のために役立つことをすることは気高いことです。同胞のために尽くすことによって、共通の親である大霊の役に立つということほど気高い貢献はありません。これに勝る宗教はありません」

『霊訓(11)』(潮文社) P100/LB5〜P101/LB

2020年7月

皆さん方は新時代の先駆者です。先駆者ゆえの苦難は覚悟しなければなりません。が、掛けがえのない遺産を後世に残すことになります。

 いつどこにいても人のため、世の中のため、人類のためを心がけるのです。自分を忘れるのです。ケチくさい打算の世界に超然としておれるようでないといけません。授かった能力を最大限に発揮して人のために役立てるのです。

 わたしたちが公言している目的、わたしたち霊団の使命については、そのうちなるほどと得心していただけるものをお届けします。皆さんと血縁のあった人たち、他界した愛する人々が今こちらの世界で勢揃いして、わたしたちとともに真理の普及に心を砕いている事実を立証してさしあげます。

 その方たちの背後にわたしたちが控え、そのわたしたちの背後には全人類・全民族が一丸となった高級霊団の一大組織が控え、魂の自由のために皆さんを援助し、惜しみなく尽力してくださっているのです。

 そして、その全組織の背後には宇宙最大の力、全生命の大源、創造主、王の中の王、あなた方が神と呼んでおられる大霊(グレイトスピリット)が控えているのです。(中略)

 どうか、ご自分を少しでも役立てることに努力してください。自分を役立てたいという願望で心を、精神を、そして魂を満たしてください。そうすれば、こちらであなたのような人材を求めているスピリットを自動的に引き寄せます。その時点であなたは、霊力が地上へ働きかける手段となることに成功したことになります。そして思いもかけなかったほどの力量を発揮する仕事が授けられることになるかも知れません。が、いずれにせよ、ラクな人生でないことだけは覚悟しておいてください」

※引用に際してはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

『霊性進化の道しるべ』(スピリチュアリズム普及会) P26/L4〜P34/L5

2020年6月

 ああ、大霊よ。わたしどもは全生命を支える力に波長を合わせ調和せんとする努力の一環として、ここに祈りを捧げさせていただきます。

 わたしたちはその力の背後に、絶対的な支配力をもつ知性の存在を認識しております。それは、人間的形態をそなえたものではございません。全大宇宙のありとあらゆる側面の活動を規制する絶対的な摂理でございます。いかなる側面を研究しても、いかなる秘密を掘り起こしても、いかに高く、あるいは、いかに深く探求のメスを入れても、そこにも必ず摂理が存在するのでございます。

 新たに見出されたものも、必ずあなたの自然法則の枠組みの中に組み込まれていたものでございます。その意味において、超自然的現象も奇跡的現象も生じ得ないのでございます。法則と秩序によって規制され、その全パノラマがあなたの聖なる霊に抱かれているのでございます。

 その霊こそ生命の根源であると認識するわたしたちは、地上の子等にその霊という実在と、その背後の霊的摂理に目を向かしめたいと願っております。その作用(はたらき)を理解することこそ、この物質の世界に新しい光、新しい悟り、新しい希望をもたらす素地となるのであり、それが地上世界を豊かにするのでございます。

 地上の多くの人間がそうした霊的実在の素晴しさと喜びに全く無知のまま、せっかくの人生を無為に過ごしております。その知識があれば、悲哀の多くを無くすことができるのです。喪の涙を拭うことができるのです。心の痛みを取り除くことができるのです。肩の荷を軽くすることができるのです。確信と目的意識をもって、人生の本来の在り方としての大冒険に、より賢明に備えることができるのでございます。

 それ故にこそ、わたしどもは受け入れる用意のできている人たちのために霊的知識を広め、自分が一人ぽっちでいることは片時もないこと、霊の力の宝庫はいつでも誰にでも出入りできること、崇高なる愛が万事を良きに計らってくれるとの知識から、新たな生きる勇気を得てくれることを望むものです。それがわたしどもの仕事なのでございます

※引用に際してはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

『地上人類への最高の福音』(スピリチュアリズム普及会) P231/L1〜P233/LB2

2020年5月

 あなたに要請されているのはそれだけです。最善を尽くすということです。本日ここに集まった方たちは、私たち霊団も含めて、神の大いなる計画の一翼を担っております。私が永遠の創造過程と呼んでいるものを促進するために、こうして集められたのです。人類の進化に寄与できることは何と素晴らしいことでしょうか。

 私たちは地上人類の本来の姿、すなわち物的身体を通して自我を表現している霊的存在であることを教えてあげることができます。その生活の中で最優先すべきものを優先し、霊的原理に基づいた生き方をしていればかつて経験したことのない喜びを見出すことになります。(中略)

 知識が無知と取って代わるにつれて、光が闇をかき消し、真理が広まるにつれて迷信が退却せざるを得なくなります。私たちと同じくあなたも、物欲第一主義の戦場で霊的開放のために闘うという栄誉を担われた方です。霊は必ずや物質をしのぎます。霊的叡智が行き渡れば、すべてが収まるべきところに収まります。すべての人類が自分自身の(肉体と精神と霊の)調和のみならず、同胞との調和の中で暮らすようになります。

「最後の啓示」(ハート出版) P63/L4〜P64/L6

2020年4月

 個人であろうとグループであろうと、本当のあなた、神性を秘めた永遠の霊的自我に危害を与えるような出来事を生み出せるものは、この物質界にはいません。いついかなる時も泰然自若とした態度を保持することです。なるほど大事業のために選ばれた人は違うと思わせる、冷静で地震因満ちた雰囲気を常に発散してください。

「最後の啓示」(ハート出版) P65/L4〜L8

2020年3月

 地上世界にもめごとや困難や不幸が絶えないのは、相変わらず強欲と利己主義と怨恨によって支配されているからです。物欲がガンのように人類の心の中枢に食い込んでいるためです。悪性のガンです。そのガン細胞が猛烈な勢いで増殖しております。それをあなた方が率先して生き方の模範を示すことによって食い止めないといけません。

 あなた方はわずかとはいえ、神の光を受ける恩恵に浴している以上は、楽観的な物の見方ができないといけません。取り越し苦労は何の役にも立ちません。希望に燃えることです。そうすれば、その明るい想念が信念に溢れたオーラを発し、見る人にとって道しるべとなります。霊的真理を手にした者は、模範を垂れるようでないといけません。

「最後の啓示」(ハート出版) P139/LB6〜P140/L4

2020年2月

 この地球上化の大事業(スピリチュアリズム)が成功するかしないかは、皆さんのような地上の道具の忍耐力と共鳴度と理解力にかかっております。私もこれまでずいぶん永い間、みなさんを蔭から導いてまいりました。せっかく順調に奉仕の道を歩んでいるのに、ふと迷いが生じて不純な動機を宿したとき、皆さんの良心にささやいて、無事正しい道に引き戻したことが何度あったか知れません。

 長年にわたるそうした苦労の末に、こうして同志の方を一堂に集めることに成功しました。その目的は、地上の人間が大霊の意図したとおりに霊的属性を発揮するにはどういう生き方をすべきかを教えてあげることです。皆さんの方から背を向けない限り、私たちはこれからも忍耐強くこの仕事を続けてまいります。

 大霊から授かっている才覚を精一杯発揮して、一人でも多くの人に霊的真理を知らしめるのが私たちの使命なのです。最初はごく少数の人たちの集まりでした。が、その滴のような小さな集まりが小川となり、やがて大河となって海へ注ぐことになるのです。

 スピリチュアリズムと呼ばれている新しい啓示が世界中に知れ渡るのに、19世紀半ば以来ほぼ1世紀を要しました。もう一世紀のちには、その数は信じられないほど多くなっていることでしょう。皆さんはその先駆者なのです

「シルバーバーチのスピリチュアルメッセージ」(ハート出版) P224/L1〜LB1

2020年1月

 何十年か前、私は同志もなくたった一人でこの地上へやって参りました。是が非でも地上人類に霊的実在の存在を教え、霊力の働きかけの場を設立する必要があるとの理由から、私が霊界においてそれまで獲得したものをお預けにして、(次元が異なるが故の)困難な条件のもとで、この地上へ戻ってくれないかとの要請を受けたのです。それを私は挑戦のつもりでお引き受けしました。

 今夜あなたから、私が光栄にも伝達させていただいた教訓───私が考え出したものではないのです───があなたの人生で大きな啓示となっていることをお聞かせくださいました。そのことに私は感謝したいと思います。と申しますのは、そのことは私に愛念を覚えさせて下さる方がまた一人増えたことを意味するからです。それは私にとって大へんうれしいことなのです。

 これより先あなたには、ご自身がこれまでに恵みを受けられたように他の人々に恵みを施す機会が次々と与えられることでしょう。その機会を逃さないことです。と言って私は、あなたを始め私の同志のどなたにも、熱狂的な伝道者になってほしいと思っているわけではありません。しゃにむに他人を信じさせようとなさることは期待しておりません。後で平静を取り戻した時にはもう忘れているような、一時的な興奮状態の群集心理につけ込む非理性的手段で真理を説いて下さることは望みません。

 私が申し上げているのは、あなたにはあなたとのご縁を通じて援助の手を差し伸べるべき機会が与えられることになるということです。その時にあなたなりの最善を尽くせばよいのです。(中略)

 あなたが窮地にあって啓示を受けられたように、窮地に置かれた人があなたの手の届くところまで導かれてくるようになるでしょう。

「シルバーバーチの霊訓(10)」 (潮文社) P106/L1〜P107/LB3