シルバーバーチの霊訓抜粋


<今月のシルバーバーチの言葉>

2018年12月

 人間はその内部に、何よりも貴重な「神性」を宿しています。あなた方は大霊の一部なのです。地上のどこを探しても、それに匹敵する宝や富は存在しません。私たちは、魂の内部の鉱脈を探査し、肉体的本性の奥に埋もれた霊のダイヤモンドをいかにして引き出すか、それをお教えしようとしているのです。

 そのためには霊界の最高のバイブレーションに反応するようになっていただかなくてはなりません。あなた方は決して一人ぼっちではないこと、周囲には常にあなた方を愛する大勢の霊たちがいて、見守り、導き、援助し、鼓舞しようとして待機していることを知っていただきたいのです。そうした中で霊性が開発されていくにつれて少しずつ大霊に近づき、摂理と調和していくようになることを悟っていただきたいのです。

 『シルバーバーチの教え(上)』(スピリチュアリズム普及会) P.95/L3〜L11

2018年11月

「すべての宗教の基盤は愛です。そして愛は大霊の一側面です。バイブルにも愛は摂理の成就であると述べられています。大霊は無限なる愛です。その愛のしるしは、全宇宙を支配している自然法則の完ぺきさに表れております。

 完ぺきだからこそ宇宙全体が平衡状態を保っているのです。原因と結果の法則が数学的正確さをもって働いており、一人ひとりのいかなる行為にも公正無比の判断が下されるようになっております。

 宗教心とは、あなたがたのいう神、私のいう大霊へ近づくための心掛けのことです。が、神というも大霊というも、しょせんは言語を超越したものを表現するための粗末な符号にすぎません。

 大霊に近づくための行為、絆の強化、霊力の流入の実感、その結果として生まれる調和、内的な輝き、静寂、平穏、泰然自若、それが宗教です。

 そうしたものを生み出さないようでは本当の宗教とはいえません。大霊とのつながりの自覚です。地上生活でそうしたつながりを自覚した時、それは内部の神性に目覚めたことになります。それはますます大きな発現を求めるようになり、誰に対しても分け隔てなく愛と慈しみの心を向けるようになります。愛と慈しみは神の属性であり、神に似せて作られた人間のすべてが発現すべきものなのです」

『シルバーバーチ最後の啓示』(ハート出版) P.128/LB4〜P.129/LB5

2018年10月

 自分を改造し、生きる意欲を覚えさせてあげる、そういうお手伝いをするということは、大変な責任を伴う仕事です。ですから、あなたが迷うことがないように霊界からの導きがあります。きっと道は示されます。迷うことなく突き進みなさい。一日一日が霊的高揚の源泉となる奉仕的仕事の機会をもたらしてくれます。

 あなた方も私たちも、ともに大いなる事業に参加しております。地上にはなさねばならないことが山ほどあります。これまでにも多くを成し遂げてまいりましたが、これからなさねばならないことに較べれば、まだまだわずかなものです。

 頑張らないといけません。そして訪れる機会を逃さず、どこででも人のためになることができるようでないといけません。そして又、霊力というものが、それをみずから手にしてそこから恩恵を摂取した人の生活を本当の意味で豊かにしてくれることを立証するために、お互いの役割を果たさないといけません。

 あなたのお仕事は人のために役立つからこそ尊いのです。さらに大きな徳積みのためにもっと大きな力、もっと多くの叡智を求めて神に祈りなさい。そして又、こうして協力している私たちの姿が見えず声は聞こえずとも、私たちはこれからもあなたを見守り、導き、元気づけ、支援していくことを信じて下さい。

 かくしてお互いの協力によって、神の子のすべてに生きる道を教えるべく意図された計画を成就していくことができるのです。そしてその仕事に勤しめば勤しむほど、大霊の絶対的な力にいっそう調和していくのです。

 『シルバーバーチの霊訓(11)』(潮文社) P.43/L5〜P.44/LB4

2018年9月

「驚異に満ちたこの宇宙が、かつて一度たりともしくじりを犯したことのない摂理によって支配され、規制され、維持されているのです。その摂理の働きは、一度たりとも間違いを犯したことがないのです。変更になったこともありません。廃止されて別のものと置きかえられたこともありません。いま存在する自然法則はかつても存在し、これからも未来永劫に存在し続けます。なぜなら、完ぺきな構想のもとに、全能の力によって生み出されたものだからです。(中略)

 種子を蒔けば芽が出る――この、いつの時代にも変わらない摂理こそ、大霊の働きの典型です。大霊は絶対にしくじったことはありません。あなた方が見放さないかぎり、大霊は決してあなた方を見放しません。

 わたしは、大霊の子すべてに、そういう視野をもっていただきたいのです。そうすれば、取り越し苦労もしなくなり、恐れおののくこともなくなります。いかなる体験も魂の成長にとって何らかの役に立つことを知るようになります。その認識のもとに、一つ一つの困難に立ち向かうようになり、そして首尾よく克服していくことでしょう。そのさ中にあってはそうは思えなくても、それが真実なのです。

 あなた方もいつかはこちらの世界へ来られるわけですが、来てみれば、感謝なさるのはそういう辛い体験の方なのです。視点が変わることによって、暗く思えた体験こそ、そのさ中にある時は有り難く思えなかったけれども、霊の成長をいちばん促進してくれていることを知るからです。今ここでそれを証明してさしあげることはできませんが、こちらへお出でになれば、みずから得心なさることでしょう。(中略)

 地上より開けたこちらの世界で知った価値ある知識を、わたしたちがこうして皆さんにお授けするわけは、代わってこんどは皆さんが、それを知らずにいる人たちへ伝えてあげていただきたいと思うからです。宇宙はそういう仕組みになっているのです」

 『霊的新時代の到来』(スピリチュアリズム普及会) P.199/L2〜P.201/LB1

2018年8月

「皆さんは、ひたすら最善を尽くしておればいいのです。皆さんに期待されているのはそれだけです。ご自分の守備範囲に来た人に手を差しのべればいいのです。その時が皆さんの存在意義が発揮される時です。

 いつどこにいてもサービスを心掛けることです。同情のひとこと、健康または回復を祈ってあげる言葉、何でもよろしい。どんなにささやかなことでもよろしい、縁のできた人に慈しみの行為を施してあげなさい。あなたとの出会いが啓発を促すことになれば、そういう機会を与えてくださったことを喜びなさい。

 私も、皆さんのお役に立てば素直に喜びましょう。正直言って私は、地上圏へ戻ってくるのは気が進まなかったのです。しかし地球を救済するために、どうしてもやらねばならない仕事があること、そして、私が語ることに耳を傾ける人、それに生き甲斐を見出す人がいるでしょうからぜひ、という説得を受けたのです。

 とは言っても、私は私よりはるかに進化した高級な先輩たちのマウスピースにすぎません。私が授かった霊的知識を地上の同胞分と分かち合うことができれば、この度の私の使命を果たしていることになります。私との対話がお役に立つていることを知った時は、私の心はあふれんばかりの喜びに満たされます。

 願わくは本日の集いが刺激となって、私たちが大霊との取り次ぎの通路となり、どこにいても大霊の子等に役立つよう生活を整えることができますように。そう願うことは宇宙の大中枢である大霊に近づくことであり、私たちの心が大霊の心と体となって鼓動することになります。その時、私たちは永遠なる大霊の愛の手に抱かれていることを知ります。皆さんに大霊の祝福の多からんことを!」

 『シルバーバーチ最後の啓示』(ハート出版) P.141/L4〜P.142/LB1

2018年7月

「知識の領域を広げ、一人でも多くの病める人を癒し、一人でも多くの喪中の人を慰め、人生の灯台としての真理の光を少しでも大きくして、人生に疲れた人に生き甲斐ある道を見出させてあげようとする真摯な努力、真剣な祈りが無駄に終わることは絶対にありません。必ずや何らかの応答があります。あなた方は一人きりで仕事をなさっているのではありませんよ。霊の大軍の一員なのです。私たちの背後に、そして更にその向こうにも、たぶんあなた方には理解の及ばないほどの霊格を身につけた高級霊の集団が幾重にも連なって控えているのです。あなた方も、この私も、そして大事業に参加している者すべてが、そうした霊団の援助を受けることができるのです。唯一それを制約するものがあるとしたら、それはその人の受容力、吸収力の問題です。

 霊性を開発するほど、美と光輝と崇高さが自分のものとなります。教会やシナゴーグや寺院や礼拝堂に通うよりもはるかに大きなものを成就させてくれます。霊力を発揮させるのです。教会は無味乾燥な教義しか説きません。それが、実は霊性を開発させるどころか、窒息させてしまうのです。

 怖がることは何もありません。あなた方には為すべき立派な仕事があります。(中略)さぁ、元気を出して、どこででも、可能な限り霊的知識を説かれるがよろしい。受け入れようとしない人もいるでしょう。そういう人には心の中で涙を流してあげなさい。せっかくのチャンス、掛けがえないものを手にする好機を失ったのですから。が、たった一人の魂に目を覚まさせてあげることができたら、あるいは、たった一人の病人を癒してあげることができたら、そして無知の暗闇の中に叡智の光を灯してあげ、背負っている重荷を少しでも軽くしてあげることができたら、それはあなたがこの世に生まれてきた目的を果たしていることになるのです。(中略)あなた方は一人きりではないのです。私たちの誰一人として自分一人だけという者はいません。みんな大霊団の援助を受けているのです」

 『最後の啓示』(ハート出版) P.108/L5〜P.110/L3

2018年6月

「今わたしたちが携わっている計画(スピリチュアリズム)推進する上で、いろいろとしなければならないことが生じます。大事業なのですから当然のことです。このために多くの高級霊がその生活のすべてを捧げているのです。

 その事業の一環がこのサークルで成就されてまいります。皆さんはすでにその一部をご覧になりました。この小さな英国だけでなく世界中の国において大勢の人々の魂に感動を覚えさせてあげることができました。

 こうした仕事は霊力の活動が活発になるにつれて、ますます大きく発展してまいります。どうか、これ以後も忠実に仕事に励んでください。そして、この仕事のために捧げられた“時”は一瞬たりとも無駄にはならないことを確信してください。ここでこうして交わり合うということは、物質界の皆さんにも、その物質界の束縛から解放されているわたしたちにも、豊かな祝福をもたらすことになるからです。それは自分のためではなく同胞のためという動機に発しているからこそなのです」

 『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』(スピリチュアリズム普及会) P.192/L8~P.193/L8

2018年5月

「私がお教えしているのは、ごく単純な真理です。しかし単純ではあっても、大切この上ない真理です。地上人類が自らの力で自らを救い、内在する神性を発揮するようになるためには、そうした単純な霊的真理を日常生活において実践する以外にはないからです。

 皆さんはその貴重な霊的な宝を手にされていること、それが全ての霧とモヤを払い、悟りの光によって暗闇を突き破ることを可能にしてくれることを知ったからには、自信を持って生きて下さい。

 しかし同時に、知識には必ず責任が伴うことも忘れてはなりません。知った以上は、知らなかった時のあなたとは違うからです。知っていながら霊的真理を無視した生き方をする人は、知らないために霊的摂理にもとる生き方をする人よりも大きな罪を犯していることになります。

 その知識を賢明に、そして有効に生かして下さい。一人でも多くの人がその知識を手にすることができるように、そしてそれによって魂が鼓舞され、心が開かれる機縁となるように配慮してあげてください。

 私たちの方でも、一人でも多くの人の涙を拭い、心の痛みを癒し、燦然たる霊的真意を見えなくしている目隠しを取り除いてあげる為の態勢を整えているのです。

 言いかえれば、親である神を子等に近づかせ、子等を神に近づかせ、人生の奥義に関わる摂理を実践に移させようと、心を砕いているのです。そうすることによって利己主義が影をひそめ、生命の充足感を地上に生きる人の全てが味わえることになるでしょう」

 『シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ』(ハート出版) P.96/L7〜P.97/L9

2018年4月

「こうしている間でも地上から何百万、何千万という人間がこちらへ送られてきますが、そのほとんどが呆然自失の状態です。それで我々が、いろいろと手を焼くことになります。本当はそちらで霊的教育を始めるほうがはるかに面倒が少なくて済むのです。

 もしもあなたが死の恐怖におびえそうになった時は、自分の存在の始原、すなわち大霊の分霊であることを思い起こし、この全体宇宙を創造したエネルギーと同じものが自分にも宿っていることを熟考するのです。そこから勇気を得て、壮大の気宇を抱くことです。下を向いてはいけません。上を見るのです。そして、援助は自分の内部と外部の双方から得られることを知ってください。

 あなたを愛する人々、そしてあなたの心臓の鼓動や呼吸と同じくらい身近にて世話を焼いてくれている人々が、あなたを見放すはずがないとの信念に燃えてください。内的な平安と静寂、自信と決意、そして、すべては大霊が良きに計らってくださるとの悟りは、そうした認識の中においてこそ得られるのです。

 もとより、私の申し上げていることがそう簡単に実行できるものでないことは私自身も先刻承知しております。が、霊的なことの成就が容易であろうはずがないのです。何度も申し上げておりますように、霊的意識が目覚めるのは、安楽な条件の中ではなく、難題と辛苦の中においてです。だからこそ一段と強化され、内部の霊性がますます発揮されることになるのです。

 それが人生の目的そのものなのです。ラクなことばかりで何の苦労もなく、トゲのないバラの花に囲まれての生活では、成長は得られません。発達はしません。霊性は開発されません。これは大霊が定めた埋め合わせの原理の一環なのです。いつの日かあなたは、その時はイヤで仕方なかった体験を振り返り、それらが実際にはあなたの霊的進化を促す貴重な手段であったことを知って、感謝なさる日が来るでしょう」『シルバーバーチ最後の啓示』(ハート出版)P.79/L5〜P.80/LB3

2018年3月

「どうしても理解できないことは、これまでに授かった霊的真理を頼りとして、“信念”を持つことです。根拠のない手前勝手な信念ではありません。スピリチュアリズムによって明らかになった霊的実在に得心がいき、その理解のもとに、人生のすべてが大霊の愛と叡智によって支配されていて、自分もその中にあるのだということを確信する、そういう信念です。その信念を持つに至れば、自分及び自分のまわりに何事が起きようと、それは大霊の思し召しなのだという理解が生まれるはずです。

 私は断言します。地上生活で生じるいかなる苦難も、自分の内部及び外部の力を総動員しても解決できないほど大きなものはありません。その解決のための必死の努力が、霊性を磨き一段と大きく成長させるのです。地上生活の究極の目的はそこにあるのです。難問に遭遇し、それと格闘し、その結果として霊的成長を得るということです。

 もしもその信念に迷いが生じたときは、その迷いをいったん鎮め、冷静な精神状態のもとで、それまであなたがたどってきた道を振り返り、大切な節目節目にかならず不思議な力が働いてそこまで導かれてきたことを、改めて確認することです。

 あなた方は、この地上にあってこうした素晴らしい霊的知識との出会いがあり、それが生涯を通じて導きの光となったということは、大変幸せなことです。霊的に見れば、かつて地上で愛のつながりのあった人々や、地上的な縁はなくても霊的な親和力によって結ばれている、いわゆる類魂との関係が強化されるということです。そうした背後霊団が望んでいることは、その協力関係によって他の多くの、無知の暗闇の中にいる人々を救ってあげることです。私たちがこうして地上へ帰ってきた目的もそこにあります。(中略)

 あなたがたの協力があればこそ、ささやかとはいえ、暗闇に光明をもたらすことができているのです。その光明を一段と強力なものとして伝道の道を歩んでいただきたいのです」『シルバーバーチ新たなる啓示』(ハート出版) P.138/L10〜P.140/L5

2018年2月

「嘆かわしいほど無知な人々――自分が霊的存在であることを知らず、したがって“死”の彼方にも生活があることを知らずにいる人々に、そうした基本的な知識を広めるために、われわれがしなければならないことが山ほどあります。

 せっかくのこの地上生活を、霊的実在について聞く耳も、語る口も、見る目も持ち合わせないまま終えてしまう、数え切れないほど多くの人たちのことを思うと、何たる悲劇! と叫ばずにはおれません。これは大悲劇です。われわれの努力はそういう人たちに向けられねばならないのです。人生の本当の意義を全うするためには、真実の自分に目覚めないといけないからです。(中略)

 わたしたちの心にあるものは、嘆き悲しんでいる人々、疑念と恐怖にさいなまれている人々のことばかりです。そういう人たちの人生に少しでも安らぎを与えてあげるものをお届けしないことには、わたしたちの心も安まらないのです。これは大変な仕事です。これを正当な手段で遂行していくことによって、わたしたちも、そして皆さんも、真の意味での大霊の道具となることができるのです」『スピリチュアリズムによる最高の福音』(スピリチュアリズム普及会) P.182/L4〜P.184/L7

※引用に際してはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

2018年1月

「私は、あなた方が愛の絆によって一丸となるように、これまで様々な努力をしてまいりました。より高い境涯、より大きな生命の世界を支配する法則をお教えしようと努力してまいりました。また、あなた方に自分という存在についてもっと多くを知っていただく―― つまり霊的にいかに素晴らしく出来上がっているかを知っていただくべく努力してまいりました。

 さらに私は、あなた方に課せられた責任を説き、真理を知るということは、それを更に人の為に使用する責任を伴うことをお教えしてまいりました。(中略)

 絶望と無気力と疑問と困難に満ちあふれた世界にあって私はあなた方に霊的真理を説き、それをあなた方が、まず自ら体現することによって同胞にもその宝を見出させ、ひいては人類全体に幸福をもたらすことになる――そうあって欲しいと願って努力してまいりました」『シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ』(ハート出版) P.37/L4〜L10