学習のポイントと参加者の感想



<2018年12月16日(日)>


(参考リンク)

<スピリチュアリズム普及会> 『シルバーバーチの霊訓』とは> 『シルバーバーチの霊訓』の画期的な通信内容> 1.『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「神観」 へ

<スピリチュアリズム普及会> スピリチュアリズムとは> スピリチュアリズムの思想[U]> 1.神について へ

<関西シルバーバーチ読書会> 2018年6月の学習のポイント へ

<関西シルバーバーチ読書会> 2018年7月の学習のポイント へ

スピリチュアリズムの思想U『神観』A 〜祈りの実習〜

 11月はシルバーバーチが人類史上初めて明かしてくれた正しい神観について学習しました。

 神は、@創造主としての神 A大霊としての神(遍在する神) B愛の始原としての神 C摂理としての神D究極理想としての神、という5つの概念で定義することができます。そして、その5つの要素をバラバラではなくひとつのものとして持っている存在であることを学びました。

 12月は、そうした正しい神観をしっかり踏まえた上で、正しい祈りとは一体どういうものなのかについて学習しました。


1)祈りの対象について――誰に向けて祈るのか

・祈りの対象は「神(大霊)」だけ

・祈りとは、「魂の親」である神に向けての率直な語りかけ

⇒ 祈りは、他の人間に話しかけるのと同じように、神という一人の相手に向かって話しかける霊的行為


「すべての祈り、すべての憧憬は神へ向けるべきです」

『シルバーバーチの霊訓(2)』(潮文社) P.168

(質問)――祈りの対象は自然の摂理であるべきでしょうか。

「いえ、対象は内にも外にも存在する大霊であるべきです」

『シルバーバーチの霊訓(11)』(潮文社) P.113/LB3

「イエスを祈願の対象とするのは間違いです。祈願は大霊に捧げるべきであって、大霊の使者(イエス)に捧げるべきではありません」

『シルバーバーチの教え(上)』(スピリチュアリズム普及会) P.138/L2〜L4

2)祈りの時間と場所について――いつ、どこで祈ったらよいのか

・いつ、どこで祈ってもよい

・祈りをするときには、誰もいない、自分一人だけの時間と場所をつくることが必要

   祈りやすい時間帯:人々が活動する昼間よりも、早朝や夜間の方が深い祈りができる

   祈りやすい場所:多くの人々が集まる場所は霊気が汚れ、祈りが通じにくい

           人里離れた海や山などの自然界は霊気が澄みきっていて、祈りやすい場所

・理想としては、いつ、どこであっても、深い霊的世界に入っていけるようになるのがよい

 ⇒ 忙しい日常生活の中にあっても、自分が今いる場所を聖別された空間にすることが大切


3)祈りは一人ですべきか、皆と一緒にしてもよいのか

・一人で行うことが原則(祈りは、神との一対一の交わり)

・同じ思いを抱いた信仰者(スピリチュアリスト)同士が集まっての祈祷会・礼拝

 ⇒ 揃って捧げる祈りは大きな力を発揮する


「いけないのは、集団で行う紋切り型の祈りです。意外に効果は少ないものです。要するに大霊は、肩書きや人数ではごまかされないということです。祈りの効果を決定づけるのは、祈る人の霊格です」

『霊的新時代の到来』(スピリチュアリズム普及会) P.173/L7〜L9

(質問)――宗教集団で行う日課の祈祷は、霊界に何か影響を及ぼすのでしょうか?

「ほんのわずかな間でも、波動が一つにまとまれば影響が出るでしょう。が、祈りとは、本来はやむにやまれず発する魂の叫びです。組織的な体制で、機械的に行う行事は祈りではありません」

『スピリチュアルな生き方Q&A』(ハート出版) P.25/L4〜L7

4)祈りは声に出してすべきか、心の中ですべきか

・声を出しても、声を出さなくてもどちらでもよい(ケースバイケースで判断すればよい)

・声に出して祈ることで自分の考えが明瞭になる

・意識の集中がすぐに途切れてしまうようなときには、用意した祈りの言葉を心をこめて繰り返し唱えるのもよい


「大霊には無数のメッセンジャー、無数のチャンネルがあります。神意を行きわたらせることを任務とした高級神霊(天使)の一大組織が張りめぐらされております。ですから、もしもあなたが大霊に向かって語りかければ、黙って念じるだけでも、精神統一でも、あるいは声に出して祈ることによってでも、あなたの意志が大霊に届けられます。声に出すということは良いことです。念じるだけではとかく乱れやすい思念を明確にまとめ、具象化することになるからです。しかし声に出す出さないに関係なく、衷心からの切望は大霊に知られると同時に、神意の行政を司る任にある高級霊(天使)に届きます」

『シルバーバーチの霊訓(11)』(潮文社) P.95/LB2〜P.96/L6L7

「ただ、祈り方についてこちらから注文させていただくとすれば、黙祷よりも声に出した方が、その人が本当に目指しているものは何かが明確になるという利点があります」

『シルバーバーチの霊訓(11)』(潮文社) P.115/LB2〜LB1

5)神の呼称について――祈りでは神を何と呼んだらよいのか

・霊的真理にそった正しい神認識に立った祈りなら、呼称は何でもよい

 ⇒「大霊」「神(ゴッド)」「神様」「天の親様」「親様」「大霊様」など


6)祈りの内容について――どのような言葉を述べたらよいのか

●神に語りかける際の最低限のエチケットを守る

・神への願い事・神への要求はだめ(物質的利益や名誉、一方的で身勝手な願い事)

・地上人(宗教家・信仰者)の大半の祈りは、神への願い事・神への要求

・ご利益信仰レベルの利己的要求は“低級霊”のからかい・いたずらを引き起こす

 ⇒ 地上の宗教の祈りは、身勝手で失礼な祈りがほとんど

 ⇒ 正しい祈りは「霊的真理」を真に理解したうえでのみ、初めて可能となる


「本当の祈りとご利益信仰との違いを述べれば、祈りが、本来、どうあるべきかがおわかりいただけると思います。ご利益信仰は利己的な要求ですから、これを祈りと呼ぶわけにはいきません。ああしてほしい、こうしてほしい、お金がほしい、家がほしいといった物的欲望には、霊界の神霊はまるで関心がありません。そんな欲求を聞いてあげても、当人の霊性の開発、精神的成長にとって何のプラスにもならないからです」

『スピリチュアルな生き方Q&A』(ハート出版) P.26/L8〜L12

●摂理に一致した祈りをする

・霊的真理から外れた祈りをしない

 =「神が造られた摂理(法則)にそった祈りでなければならない」

 ⇒ この祈りの大原則を守りさえすれば、あとは自分の思いを率直に自由に述べればよい

・霊的成長と利他愛に関係することならすべて「神の摂理」に一致

 ⇒ そのまま祈りの言葉になる


終わりに

 私たち人間にとって、親である神に祈りを捧げることはとても重要な実践です。私たちが神に祈りを捧げるのは、神に祈る中で神との繋がりを強化することができ、より一層霊界からサポートしてくださる守護霊や背後霊たちの導きを受けやすくなり、霊的成長のための強力な助けとなるからです。

 しかし、従来の宗教における祈りの大半は、間違った神観に基づく祈りであるため、祈りも間違った祈りになり、どれだけ必死に祈っても摂理に沿っていなければ叶わないということが分からない中で、神などいないと絶望する人もいます。

 正しい祈りをするためには、人間と神が摂理を介した間接的な関係にあること、絶対的な摂理に自らを合わせていく必要があることなど、神の正しい知識と、神と人間の関係について正しく知る必要があります。また、人間は本体が霊であり、永遠に霊的成長をする存在であること、地上には霊的成長をするために来ている事、地上で味わう苦しみの大半は自分で決めてきている事、などの基本的な霊的知識が必要です。更には、霊界こそが本来の住処であり、一見理不尽に思える出来事でも、霊界までをも含めた視野で見ると、かならず収支が合うことを理解する必要があります。

 このように、正しく、広い霊的視野で物事を見て、スピリチュアリズムによってもたらされた正しい神観、正しい人間観、正しい人生観、正しい死生観などを理解することで、摂理に沿った正しい祈りができるようになっていきます。ともに学びを深めてまいりましょう!


参加された方の感想

●祈りは「神を知ること」と思っています。神について正しい知識が無ければ祈る言葉が出てきません。もちろん、真理を学ぶ前では考えもつかないことでしたが、今はそう思っています。一日24時間の中で、束の間の祈りではありますが、その瞬間は今日の学習にあったように一対一の愛のマントに包まれた温かい時を過ごせる時間になり、霊的エネルギーが注がれる思いがします。「あぁ、愛されている」と実感すると感動するばかりです。毎日時間に追われて過ごしていますが、これも地上ならではと思い、肉体を離れて自由闊達な日々を夢見ながら、今できることを祈りの中に願っています。祈りの実践は、神ばかりでなく自分自身と向き合う時間にもなりますので、とても重要な行為と思います。

●今日、祈りの方法について学ぶまで、対象が唯一大霊のみであるということを知らず、自分や相手の守護霊に向かって祈ったりもしておりましたが、摂理として働いている大霊に向かって祈るという点に納得がいきました。実は、2か月前に拾った子猫の里親探しをインターネットに掲載していましたが、引き取り手がなく途方にくれていたので、昨日動物愛護センターに相談に行きました。その時に、動物愛護センターで年間800頭の猫が殺処分しているということを聞き、大変なショックを受けました。自分にできる方法として情報発信をするしかないと思い、以前里親募集をしていたページに殺処分について追記したところ、今日の朝、子猫を引き取りたいという申し込みがありました。改まって祈りをしたわけではありませんが、何とか動物たちの助けになりたいという祈りの気持ちが摂理に沿っていたのだと思いました。このタイミングで祈りについて学んだことは、私に祈りの効果の立証をしてくれているのだと感じました。

●本日の学習で、よく理解できていなかった問題についても少しわかりかけてきました。<祈り>大霊様、私たち人間は、瞬々刻々時間を経ながら感情や肉体を働かせています。世界では多くの人々が悩み苦しみ、それを処理すべき方法もわからず呆然としているのが現状です。あなたの愛という摂理を通じ、すべての悩める人々の魂が活性化され、少しずつ大霊様を信じられるように進化されますことをお祈りいたします。まだ真の神を知らないために無知のままの人、少しドアーから漏れる光を感じかけている人、そしてようやくこれこそ真実に違いないとあなたを知った人たち等にどうか引き続き真理の導きをお願いいたします。私たちはあなたの道具として、利他の心を常に実行してまいります。以上、心を込めて感謝申し上げます。

●本日は祈りについて教えていただき、本当にありがとうございました。今までは学校で「主の祈り」を唱えたり、家では法事の際に真言を唱えたりしていましたが、それらは儀式的なものに終始し、本質的意義も効力も無いことを今日の学習で確認することができました。実に、大霊様と向き合い、祈ることが利他的実践及び苦しみの甘受に対して大きな助けになることを認識できました。毎日少しの時間でも、読書会の教材、シルバーバーチの霊訓、スピリチュアリズム普及会のウェブサイトの内容に触れるとともに、大霊に対して祈ることにします。祈りの重要性についてお話をしていただき、感謝します。

●私はしばらく祈りをしていませんでした。霊媒体質なので、シルバーバーチと出会い、正しく真理を理解するまでは間違った祈りをしてしまう可能性があるため、祈りを避けていました。祈ることよりもまずは徹底的に霊的真理を学ぶことを中心にやってきました。そして、一通りは真理を学びましたが、祈りに関しては毎日やっているわけではありません。しかし、人生を過ごす中で心の底からの祈りの言葉が、自分の中から時々出てきます。色々なことを体験し、たくさんの人の人生を見る中で、自然と祈りたくなることも多く、そういう時は本気で祈りますし、祈っているときには涙を流すこともよくあります。心の底からの願いであり、感情が大きく動くためです。しかし、こういう祈りこそが真の祈りだとシルバーバーチの言葉kら理解しているので、これからも私の魂の叫びを大切にしていきたいと思います。

●祈りの実習をしました。短時間で、自らの気持ちを高めて祈りを作りましたが、正しい祈りは自分の思いを明白にし、実践への意欲が湧いてくることを実感しました。肉体を持っているとすぐに本能的な事に気がとらわれがちですが、なるべく霊主肉従の状態を保てるよう努力し、神と一対一の時間を大切にしたいと思いました。

●今年最後の読書会に参加でき、嬉しく思います。ありがとうございました。霊界では高級霊たちのミーティングが開かれる時期ですね。今年は思うように進めない一年でした。何も成し遂げていない思いばかりで、真っ暗な中にずっといる気持ちでした。自分がしている事に何の意味があるのかわからず、ただただ事務的にしている気がして、辛くなってしまう日々でした。誰にも知られず黒子のように働くことの幸せを感じていたはずなのに、まだまだ未熟なのだと思いながら、階段を上る苦しさにぶつかり、座りこんでしまっている感じです。なんとか前に進めるように踏ん張りたいと思います。

●今年も一年間、本当にありがとうございました。「神観」と「摂理観」を反復して学習し、正しい理解と日常の実践に努めようと決意を新たにすることができた、理解の深まる読書会でした。毎月参加するたびに、新たな気付きやインスピレーションをいただいています。しっかりと自分のものにして、本質を忠実に守りながらも、自分の言葉で一人でも多くの人に正しく真理を伝えることができるように、理解と準備に努めます。