学習のポイントと参加者の感想



<2017年4月15日(土)>


(参考リンク)

<スピリチュアリズム普及会> スピリチュアリズムとは> スピリチュアリズムの思想[W]> 2部―1.スピリチュアリズムと地上の宗教 へ

<スピリチュアリズム普及会> スピリチュアリズムとは> 超宗教・高次元宗教としてのスピリチュアリズム へ

<関西シルバーバーチ読書会> 2016年2月の学習のポイント へ

<関西シルバーバーチ読書会> 2016年3月の学習のポイント へ

<関西シルバーバーチ読書会> 2016年4月の学習のポイント へ

<関西シルバーバーチ読書会> 2016年5月の学習のポイント へ

<関西シルバーバーチ読書会> 2016年6月の学習のポイント へ

宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像 C

 4月の読書会では、2月、3月に引き続き、「救済の観点からのスピリチュアリズムの全体像」と「宗教の観点からのスピリチュアリズムの全体像」を復習した後、正しい宗教における「祈り」とはどういうものかについて学習しました。

 まず祈りとはそもそも何か、そして、これまで宗教によってなされてきた祈りはことごとく間違いであること、スピリチュアリズムにおける正しい祈りとはどのようなものであるかを確認しました。

 具体的な内容としては、祈る対象はあくまでも神であること、シルバーバーチによって初めて明かされた「摂理の神」について、祈る内容は摂理に沿った利他的なものでなければ叶えられないことなどです。

 こうした内容をシルバーバーチの言葉で確認しながら学習しました。


摂理に沿った正しい祈りとは

@祈りは宗教・信仰における重要な実践行為

・祈りは神への語りかけであり、霊の親である神の愛を求める純粋な霊的活動

 ⇒ 霊の親である神に近づきたいという“魂の願望”から出た、霊的行為


「祈りとは神性の一かけらである自分がその始原とのいっそう緊密なつながりを求めるための手段です」

『SBの霊訓(7)』(潮文社) P.205/LB5~LB4

「祈りとは波長を合わせることです。すなわち私たちの意志を神の意志と調和させることであり、神とのつながりをより緊密にすることです」

『SBの霊訓(2)』(潮文社) P.169/L1〜L2

A地上の宗教での祈りはすべて間違い

 ⇒ 神仏への願い事、自分の願いを聞き入れてもらおうとする行為になっている

 ⇒ 必死になって祈れば神が聞き入れてくださると思っている

 ⇒「摂理の神」という真理が分かっていないところからの間違い

<地上人の祈り(間違った祈り)>

[ 自分の願い事・自分の為・物欲・この世の利益を求める祈り ]

 ⇒ 摂理を無視した祈り

 ⇒ 利己的な祈り

<霊界人の祈り(正しい祈り)>

[ 全人類の為・他者の為・自他の霊的成長を願う祈り ]

 ⇒ 摂理に一致した祈り

 ⇒ 利他的な祈り


「地上の人間はとかく、魂の成長にとって良くないもの、進歩を遅らせることになるものを要求しがちです。これは叶えてあげるわけにはいきません。また、手にする資格の無いものを要求することもあります。これも叶えられません」

『シルバーバーチの教え(上)』(スピリチュアリズム普及会) P.116/L5〜L7

*引用に際してはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。


「祈りとは波長を合わせることです。すなわち私たちの意志を神の意志と調和させることであり、神とのつながりをより緊密にすることです」

『SBの霊訓(2)』(潮文社) P.169/L1〜L2

<摂理の神について> 

・神は摂理を通して万物を支配している

・摂理に一致すれば幸福、霊的成長が得られる

・「神の摂理」に一致しているときのみ、摂理の働きによって自動的に実現

・一致していなければ、いくら祈り求めても叶わない


 私たちが正しい祈りをするためには、@「摂理の神」について正しく理解していること、Aその神の摂理に一致した生き方をする自己努力をすること(自力救済的生き方)が大前提となります。そしてその大前提に基いた祈りをすることが「正しい祈り」です。

<「摂理の支配」という霊的事実に基づく正しい祈りとは>

・自分自身の霊的意識を高める祈り

 ⇒ 霊的視野・実践の意欲

・自他の霊的成長を願う祈り

・人類全体の霊的進化と真の幸福を願う祈り

 ⇒ 道具意識 ・利他愛の実践 ・犠牲精神

・神への感謝祈り など


「利己的な祈りは、時間と言葉と精神的エネルギーの無駄遣いをしているにすぎません。それらには何の効力もないからです。何の結果も生み出しません。が、自分をよりいっそう役立てたいという真摯な願いから、改めるべき自己の欠点、克服すべき弱点、超えるべき限界を見つめるための祈りであれば、そのときの高められた波長を通して力と励ましを授かり、祈りが本来の効用を発揮したことになります」

『SBの霊訓(7)』(潮文社) P.198/LB1〜P.199/L4

「私が勧める祈りの言葉は、たった一言しかありません。『なにとぞ私を人のために役立てる方法を教え給え』これです。大霊のため、そして大霊の子供たちのために一身を捧げたいとの祈りほど、崇高なもの、偉大な愛、これに優る宗教、これより深い哲学はありません」

『シルバーバーチの教え(上)』(スピリチュアリズム普及会) P.114/LB3〜P.115/L1

*引用に際してはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。


スピリチュアリズム運動は人類史上最大の宗教革命(まとめ)

<スピリチュアリズムの宗教革命の進み方>

@霊界から霊的真理がもたらされる

A霊的真理がゆっくりと地上に広がっていく

 ⇒ スピリチュアリズムの霊的真理普及に伴い、これまでの地上の間違った宗教は徐々に地上世界から消滅していくようになる

B霊的真理が広がるにつれて、地上の宗教は自然淘汰されていく

C霊的真理が地上の隅々にまで普及し、すべての宗教が消滅する

 これまでの地上の革命 ⇒ 武力革命・暴力革命 ⇒ 力による急激な変革

 SPの革命  ⇒ 霊的真理による革命 ⇒ 真理普及と霊的成長に伴う間違った宗教の自然淘汰

D霊界での唯一・共通の宗教(信仰)が地上においても確立

 ⇒ スピリチュアリズムという“霊界の唯一の宗教”が地上世界に確立されていく。それには何百年から何千年という長い期間がかかる


「永いあいだ地上世界を束縛してきたものとの闘いにおいて、私たちは一歩も後へは退きません。宗教の名のもとに築かれてきた教義とドグマと戒律の組織に対して闘いを挑んでいます。間違っているものは廃棄しなければならないのです。真実のものだけが生き永らえるのです。永いあいだ人間が崇めてきた(中略)ドグマは、どうあっても許すわけにはまいりません」 

『霊性進化の道しるべ』(スピリチュアリズム普及会) P.61/L5〜L9

*引用に際してはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。


 地上には多くの悲劇が蔓延していますが、その根本原因は「霊的無知」にあり、地上人が霊的無知のままではいつまでたっても悲劇はなくならないという高級霊たちの判断により、地上に霊的真理をもたらして霊的無知をなくし、地上を救おうと計画されました。それがスピリチュアリズムです。

 そして本来、人を救うべき立場にある宗教そのものが、すべて霊的無知に陥っているため、悲劇を助長している状況です。霊的無知の上に築かれた人工的教義、間違った教義、ウソの教えが人々を霊的牢獄に閉じ込め、人間にとって最大の目的である霊的成長を地上に於いてのみならず、霊界へ帰ってからも阻害しています。

 人々は「死の恐怖」や「死後どうなるのか」といった不安、「人生の苦しみ」からの救いを求めて宗教にすがってきました。本来人を救うべき立場にある宗教が、実は神について、死について、死後の世界にについて、人間の存在意義について、地上人生の意味について、また、真の幸福とは何かについてといった、根本的なことを何一つ知らない「霊的無知」であるということが、多くの悲劇を生み出してきました。更には、互いの正当性を主張し合い紛争、戦争、テロを引き起こしています。

 スピリチュアリズムによる霊的真理の普及によって、地上の宗教は自然淘汰され存在できなくなっていきます。そうして何百年、あるいは千年後には、間違った宗教は淘汰され、霊的真理に基いた正しい宗教(霊界の宗教)だけが存在するようになっていきます。それがスピリチュアリズムにおける宗教革命ということです。

 そして、スピリチュアリズムによる宗教革命は既に勝利は確定していますが、それを早めるのも、遅らせるのも地上人の自由意思にかかっています。スピリチュアリズムの拡大は、無理矢理な真理の伝道ではなく、私たち真理を知った人間のもとへ時期の来た人が霊界から導かれて来るという形で実現していきます。そうした人にそっと真理を手渡すということは、真理を知った人間にしかできないことです。霊的真理を知って救われたなら、その恩恵を霊的兄弟姉妹に分けてあげることが摂理に沿った生き方だとシルバーバーチも何度も教えてくださっています。

 人類を何とか救いたいという高級霊の願いに応えて、摂理に沿った歩み(利他的生き方、霊主肉従の努力、苦しみの甘受)ができるよう努力していきましょう。

参加された方の感想

●宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像を学びました。地球上に多くの宗教がありながら、本物の宗教言えるものが無く、すぐにはなくならないですが、いずれはなくなる方が良いということでした。信仰の対象は大霊と大霊の摂理のみであって、他のものは一切捨てるべきと思いました。そのようになっている霊界は一つの「宗教」というより、「宗教」と呼ぶ必要のない、それが当然の世界になっているのですから、まったく羨ましく早く地上もそのようになるよう、我々が自覚してゆかねばならないと切に思いました。

●何回かに分けて宗教の観点から見たスピリチュアリズムを学ばせて頂き、それまでは宗教のこと自体をあまり知らずにいましたが、私生活でも意識して考えるようになりました。中でも周囲には仏教を進行されている人たちがいるのですが、宗教の隔たりを無くして利他的な想いで働きかけていらっしゃる方もみかけます。いつか、いつか、正しい真理に出会って、良心と理性に照らして幸せな生き方をして欲しいと思いますが、真理が広まるにつれて、宗教者が宗教同士の壁を無くしていく傾向がこの先もっと増えていくのかなと思いました。

●宗教について学んできましたが、今現在地上に蔓延している宗教はすべて間違っていて、それに基づく祈りも、霊的無知のために摂理から外れていて霊的成長を得ることができないというのは、本当に怖いことだと感じました。そして、霊界の宗教が地上に広げることができるのは、私たち真理を知った者しかいないのだと改めて分かりました。そのために、摂理に沿った生活、祈り、実践を頑張ろうと思いました。

●私はスピリチュアリズムに出会う前、他の宗教にいたことがあります。その時、今から思えば本当に間違った祈りばかりしていました。まさしく、利己的な祈りであり、現世利益的な祈りです。そして、その宗教にいた人たちも皆、それが正しいと思い込んでいますから皆で大合唱をしたりもしていました。そして、怖いことに、間違った祈りが叶ってしまうことがあるのです。今は、それが低級霊の仕業だと分かりますが、叶った本人は神が叶えてくれたと大喜びし、益々信仰深くなっていきます。幸い、私の場合は利己的な祈りはほぼ叶えられなかったので、今から考えればそれでよかったと感じています。また、今では摂理に合った祈りをすることの大切さも良く分かるようになってきました。自分一人で祈るのはまだ少し不安もあるので、摂理に一致した祈りの見本を復唱することが多いです。

●今日は宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像について復習しました。何度も繰り返し学ぶことで、より理解が深まりました。地上の宗教を霊界の宗教に置き換えるという素晴らしい活動が霊界主導のもとで行われていることは、まさに福祉活動の極みだと感じました。また、正しい祈りとは、「自分を他の人のために役立てられる方法を教え給え」というたった一言だというシルバーバーチの言葉がとても心に残りました。利他愛の実践とはこういうことなのだなと深く胸に突き刺さりました。また、地上の宗教は自然淘汰されていくことが確定しているということで、スピリチュアリズムを学んでいる者として一安心しました。

●真の宗教(霊界の宗教)について理解しない限り、正しい祈りはできないということでした。では、真の宗教を理解するにはどうすればいいのかというと、霊的真理の理解意外にないと改めて思いました。地上の宗教のどんなに熱心な信者であっても、神の創造された摂理に無知なままでは、正しい祈りはなかなできないと思います。神と人間の関わりが、摂理を通した間接的なつながりであることを、多くの人が知ることの重要性がわかりました。

●シルバーバーチはそれまで地上には知らされていなかった多くの霊的事実を明らかにし、詳しく私たちに教えてくださいました。本日学んだ宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像では、一番の本質である神と神の摂理への信仰、私たち人間が最も知らなければならない霊的真理に無知であるが故に、地上は間違った宗教によって大変な悲劇の中にいることがわかりました。私たち人間にとって最も大切な霊的成長を妨げる地上の宗教を、本来の宗教、霊界では当たり前になっている信仰的歩みに変換させていく歴史的な大事業の一部に参加させていただいているのだと改めて思います。霊界の方々は、神の摂理に沿った生き方こそが、他者への貢献になることを理解し、喜びをもって奉仕に携わっていることを身近に感じることのできた素晴らしい読書会でした。霊的真理を少しでもより深く理解し、日常の中で実践し、時期の来た方にお伝えしていきたいという気持ちが高まりました。霊界の方々の想いをシルバーバーチの言葉を通してこのように知ったのだから、次の人にお伝えできるようになりたいと感じました。霊的真理を学ぶ真剣な人達との学びの時に感謝いたしました。

●正しい真理普及の大切さを改めて痛感しました。地上の無知や間違った教えが、自然淘汰されるまでには、かなりの時間がかかると思いますが、今、私たちができること、やるべきことをしっかりと認識して、日常で実践していこうと決意を新たにしました。

●真理を正しく理解し、正しく実践し、正しく伝えていくことがとても大切だと思いました。自分もより多くの人に真理を伝える為に準備を進めていますが、今日の読書会は自分が伝えていくときの勉強になりました。もっともっと努力して、背後霊の道具として使ってもらえるようにこれからも頑張っていきたいと思います。