イージージェット



会社名イージージェット
ツーレターコード
URLhttp://www.easyjet.com/
特徴 現状ヨーロッパ第2位の格安航空会社ですが,BA系のgo-flyやBAのドイツ子会社の買収が完了すれば,ヨーロッパで最王手の格安航空会社になります。
 ライアンエアーとは異なり,価格は極端に安くはないのですが,大手エアラインと同様,各地で都市に近い主要空港を使用しているので利便性が良く,結果としてコストパフォーマンスは上昇します。
 徹底した経費削減のため,予約はインターネットか電話のみになります。中でもインターネットでの予約を推奨していて,電話の場合は5ユーロ価格が上がります。また,決済にはクレジットカードが必要ですが,指定のクレジットカード以外だとこれも5ユーロ手数料が徴収されます。航空券は発行されず,搭乗日にチェックインカウンターに行いって予約番号を伝えると,番号を書いた札が渡されます。搭乗ゲートではこの番号順に搭乗し,自分の好きな席に座ります。機内では機内誌は無料で読めますが,これも希望者だけに配布されます。また,飲み物や食べ物は全て有料になります。機内サービスはなしか有料なのですが,飛行時間が長くても2時間程度なので,特に必要性は感じません。
 格安航空会社はいろいろな面で経費削減を徹底していますが,安全面には十分配慮されており,その点は心配ありません。

運行拠点ロンドン・ルートン
ロンドン・ガトウィック
リバプール
アムステルダム
ニース
ジュネーブ




イージージェット
搭乗区間アムステルダム−リバプール−アムステルダム
搭乗年月2002年3月
感想 リバプールにサッカーを見に行くために利用しました。予約したのは2ヶ月ぐらい前だったと思います。往路が27.5ユーロ,復路が35ユーロ,それにクレジットカード決済の手数料(5ユーロ)がかかり,結局67.5ユーロでした。
 アムステルダムでは第一エリアにチェックインカウンターがあります。カウンターではパスポートを提示したところ,係員のほうで名前を確認してくれて,あっさりと搭乗券が発行されました。一応,搭乗券の形になっているのですが,書いてあるのは便名と受付順につけられた番号だけです。搭乗口ではその番号順に搭乗します。また,搭乗の際も身分証明書の提示が必要でした。
 機内は自由席なので,好きな場所に座ることが出来ます。また,機内サービスは機内誌を除いて有料です。機内で飲み物などを購入すると少々高いので,持ち込んでいる人もたくさんいました。
 帰りのリバプールのチェックインでは本当に番号だけを書いたプラスチックの板をもらいました。それも搭乗口では回収してまた利用するので,本当に徹底した低コストぶりです。 


搭乗区間ニース−アムステルダム(片道)
搭乗年月2002年5月
感想 ”るると”とニースに出かけた帰りに利用しました。”るると”のほうは日本からの航空券の+2フライトで飛べるのですが,”雄悠”は別途手配する必要がありました。片道航空券を大手のエアラインで購入した場合,割引料金の設定がないのでかなり高価です。事実,ニース−アムステルダム間の片道料金は60,000円程度でした。これに対して,イージージェットは2ヶ月前の予約でおよそ160ユーロでした。大手航空会社は往復の利用が基本になっており,しかも運賃が高いのですが,格安航空会社の場合は片道の利用が基本でその運賃が本当に格安なので助かります。
 ニースのチェックインはリバプール同様,番号を書いたプラスチックの板をもらっただけでした。考えてみれば,従来の航空業界はなにかとやることが大げさなのですが,実際に利用する方としてはイージージェットのやり方は理にかなったものだと思います。