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2003/09/10 もうこうなると遠足前夜の小学生みたいなものだ。喜び勇んで車で橋本を出発したのは前夜の9時だ。当然の如く早く着きすぎても誰も仮眠をとろうとはしない。 富士山が暗闇の中にも雄大なシルエットで我々を出迎えてくれていたからだ。 今日は天気も良さそうだし最高だ・・・とか皆口々にはしゃぎながら、おのおのがカメラ付き携帯とかデジカメ等で富士山を綺麗に撮ろうとしているのだった。 まだこんなに暗いというのに・・・待ちかねて5時半の出船とともに飛び出して、富士山が右横に見えるポイントへ舟を着けた。 慌ただしく舟を着けて、用意をし終えて「ヨシ!釣るぞ・・・」と静かに自分に呟く瞬間が何とも言えぬ快感だ。 しかしその快感は数分後のカラツン地獄によっていとも簡単に崩れ去るのだった。後は富士山を眺める余裕もなく、ずる賢いヘラブナと悪戦苦闘するのだ。 しかし今日のカラツン地獄はそう苦にならない・・・雄大な富士山が近くにあるせいだろうか?15分に1枚位のペースでヒットしてくれる優しいヘラブナのおかげで至福の時を過ごす事ができた。 こんな気分のいい釣りは久々だ。 みんなもそこそこの釣果で大満足で精進湖を後にする事が出来た。 ありきたりのセリフだけど、「是非とも、又来てみたい・・ 帰りに食べた河口湖畔のうなぎの美味しかったこと・・・ |