内耳性めまいについて      2018.6.6

  内耳性めまいは内耳の障害より起こる疾患です。
まず鼓膜を視診し、純音聴力検査を行い、ベッドで
眼振(目の異常運動)を検査します。そのほかの
平衡機能異常も診察します。
 写真は当院の古い赤外線眼振計です。
 
 20代男性、メニエール病の方です。
 60代男性、良性発作性頭位めまい症BPPVの方です。
BPPVはEpley法を行えば即時に治ることもあります。
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 PPPD、加齢性前庭障害は比較的新しい概念で治療は難しいですが、ご相談には乗れます。30分以上の余裕を持って受診して下さい。
  
 以下、医師向けです。内耳性めまい症の診断には、内耳炎除外のために鼓膜の視診が必要です。また、眼振の診断にはフレンツエル眼鏡ないし赤外線CCDカメラが必要です。BPPVの文献です。