時差について  A

 面白かったテレビCM  B

 水とトイレ  C

 カメラは?  D

 クロックス  E

 言葉は?  F

 友好的かどうか  G

 美術館にて  H

 他国の観光客  I

   フランス航空の機内食 J

旅行で得たもの  K

A, 今回の旅行では、往復とも時差を早く解消することができました。ファンケルのサプリメント、セントジョーンズワートのカプセルを積極的に内服し、時差があっても積極的に動いたのが良かったのかと思います。(このサプリメントは持病、常用の内服薬によっては飲んではいけないことがあります。)

B, 1日目、エクサン・プロバンスのホテルで見た、ペーパータオルのテレビCMです。

食事中の子供が、アイスクリームを床に落としました。すると象が庭の垣根を壊してやってきて、鼻でアイスクリームを吸い取ったのです。両親は大あわてです。
 次に、子供がまたアイスクリームを落とすと、母親は急いで床のアイスクリームを拭き取りました。垣根の外まで来ていた象はやることが無くなり、路傍のゴミ箱を蹴っ飛ばして帰って行きました。
 フランス語がわからないので、テレビは概して面白くなかったですが、これは秀作だと思いました。しかし、ペーパータオルのCMにこんな制作費を使って大丈夫なのでしょうか(^^;

C, 行程では、水とトイレの確保が重要なことに気づきました。今回の旅では、バスの運転手さんがミネラルウォーターを500ml 1ユーロで売ってくれたので楽でした。ちなみに、スーパーで買うと0.55ユーロ、空港では1.5ユーロくらいでした。個人旅行なら、トランクにぺットボトルをつめて行くくらいの方が良いのかもしれません。
観光施設、レストランによっては、トイレが少ないところもあります。要注意です。

D, デジタル一眼レフを持っていったのは失敗でした。疲労から撮影枚数が減りました。芸術家肌でもないような私のようなものは、コンパクトデジタルカメラで枚数を稼ぐ方が良かったです。

E, 全旅程でクロックス類似のサンダルを素足で履いていました。これで十分でしたが、これを履いている人は一人しか見かけませんでした。旅行はお洒落をするためのものでもあるようです。

F, にわかじこみのフランス語は挨拶以外は役に立ちませんでした。現地人、他の旅行者も含めて、イタリア語が意外に使えることがわかりました。やはり、頼りになるのは英語ですね。ジプシーに話しかけられて気づかずに英語を要求すると、英語で対応されました。

G, フランス人が日本人に対して友好的かどうかですが、あくまでその場次第です。明らかな傾向はありません。強いて書きますと、プロバンスではおおかた友好的、ニースではちょっと意地悪な対応をされることもありました。しかし、ニースの博物館、ブティックでは会話をしただけで嬉しくなるような対応を受けました。

H, ニースのシャガール、マチス美術館では荷物を預けなければなりませんでした。写真撮影の可否、ストロボを使わなければ大丈夫なのかはケース・バイ・ケースです。

I, ホテルのエレベーターの中などでは、ほかの国の観光客と乗り合わせたりしました。みなさん概してきわめて丁寧です。得体の知れない東洋人に多少の脅威を感じていたのかもしれません。先に降りてもらって、イタリア語で礼を言われることもよくありました。

J,  往復ともフランス航空でしたが、機内食は洋食、和食の選択がありました。往路に和食を選択すると、茶色いミンチの固まりのようなものの横にライスが盛られて出てきました。食べても何かわかりにくかったですが、フランス人乗務員が後ろの乗客に説明しているのを聞くと、「カツトジ」でした。なるほど、卵のようなものものってました。ちなみに、帰路の和食は極めて薄味の鮭でした。また、往復ともフリーサービスのカップ麺がありました。
 往路の食後にコニャックを勧められましたが、もらい損ねました。ぐっと飲んで寝ればよかったかと思いました。帰路ではもらおうと思っていましたが、サービスがありませんでした。これも心残りです。

K, 旅で得るものは人それぞれで全く異なると思います。
若い頃と違って、多少の風景を見ても感動しないし、食べ物を食べても普通かなと思いました。 しかし、いろんな人たちとコミュニケーションを取るのには若い頃と同様に努力が必要でした。忘れかけていた言葉を駆使し、足りない場合には他の方法を考えます。あらかじめシミュレーションすることもありました。
 今回の旅で一番大きかったのは、自らが活性化されたことだと感じました。



















後書きにかえて