落ちる落ちる落ちる
踏み出せ今すぐにでも 
私は迷ったふりをして そこに呆然と立ち尽くす
全てを知ってなお、君は前に進もうとする
さきに ゆくよ

追いつけるものなら、追いついてみるといい
早くと急かす声がする
lose the last (最後を 失う)
始まりと終わりが ひどく似ていた
戻れる道がなかった

見下ろした君は土の中
コーヒーをこぼしたシーツ
見えるものばかりを追うな
閉ざされた扉の鍵はない
私をほうって 今すぐ走り去って

取り戻したいと、願っただけ
幕が開く時間だ
錆びた釘を積み重ねては
空は灰色
後ろに伸びない影

何度も確認した のに
太陽が昇らない日
(ためらいなど あっていいはずが ない)
きっと 恨んでいたわけでは ない
私の中で何かが壊れ、私が私でなくなっても、貴方は私を私だと言ってくれるだろうか

この心臓が腐り落ちても
何かが変わると思ってた
普通電車、終点まで
(時々、まだ)
君が好きだったと、今更気付いた

急げ足音
空はまるで残酷過ぎるほど青かった
大人は後悔ばかりする
誰のために笑えばいいの
次の順番を待ちながら

戦うと言うのならば
貴方にどんな言葉をかければいいの
同じ僕はいらない
ささやかな愛憎
どれほど同じ言葉を叫べば

闇よ手をとり踊ろうか
意味のないことなんてひとつもない
ナイフを両手で握り締める それは祈りに似ていた
涙を流す機能なんて最初からなかった
きみは本当に残酷だ

どうして?追いかけてこなかったら、君は自由なのに
後半戦の始まり
11時59分59秒
そうだ 別にアンタが悪いわけじゃない
何度願えばこの願いは叶うの

これからもずっと一緒にいようだなんて言わない
僕はただ無力を嘆いていた
遠くに行ってしまうアンタを追いかけられない
あんたはずるい
言えたのに言わなかった言葉