足元の小さな太陽
 それは希望に似ていた
 甘ったるくてしょうがないよ
 そうして僕らは大人になる
 ふたりの秘密

 あなたの香り
 3度目のコール音
 君のためだけにうたった歌
音程のはずれた歌
月に捨てられた星

パスタが茹であがるまでに
その涙をぬぐってあげれる手がほしい
終わりのないカルテット
最後だとか、そんな言葉はいらないの
甲斐性なしのお節介

説明不足だったろうか
ポーカーフェイスが砕ける日
 朝日が落ちる方へ手を叩き
君はずるい
名探偵よ女心を探るのは無粋というものだ

それだけで十分
空を飛ぶ方法を知っているかい
あなたがいとしくてたまらない
百年後に求めるもの
僕は君を迎えに月へと旅立つ

全て 全て 私が 背負ってあげるから
貴方がそれを求めるならば 私は命すら投げ出そう
どうなろうと しったこっちゃない
大丈夫、必要ないんだ
もういいと言って 何かを捨てられれば 簡単なのだろうけれど

英国紳士 風
歌唄いは歌も唄わず絵描きを気どった
右の本棚の下から三段目
年下の扱い方
居眠りの痕を見て見ぬふり

長い廊下の奥から君へ
星を見てそれに名をつけよ
昼下がり、きみと二人
カウンター席へどうぞ
整理券.1

気をつけろ三つ目のタイルは起爆装置だ
新年早々待ちぼうけ
いつもの自転車 足りないのは君の重み
ハイドランジアシンドローム
てのひらをあわせた あたたかかった しあわせだった ただ それだけ

罪は償い許されるためにあるのだと
アップテンポの曲にのって
400字詰め原稿用紙にたった一言の愛の言葉
どうかどうか あなたにほんのすこしのしあわせを
バイマイスター

恥ずかしくてやばい!
ねぇ王様 貴方は自分の名を覚えていらっしゃる?
ずっとあの背中を追いかけた
アンタのことが好きだ悪いか!
謝るくらいさせてくれ