「ねぇ父さん」
「なんだー」
「もし明日俺かザンザスが死んじゃうとしたら、父さんはどっちを助ける?」
「あんまり馬鹿なこと訊いてると殴るぞ」
「もし、そんな日がくるときがあれば、絶対にザンザスを助けてね」
絶対にだよ、とツナは言った。
そ
の
時
瀬
戸
際
で
ひ
と
りは
他
人
な
の
だ
と
気
付
い
た