ストローベイルハウス

ストロー・ベイル・ハウスとは、藁・小麦・大麦などを梱・俵といったブロック状に圧縮して固めたものを積み上げて造る家のことです。

ブロックはベイラーとゆう機械を利用して作ってゆくきます。
作った藁ブロックは風通しの良い場所で保管ししっかりと乾燥させてゆくことで、腐敗や虫害を生じにくくなります。

しかし、日本ではベイラーが少なく藁ブロックも30坪程度の家で200〜300個以上はと必要になることから保管場所や機械など農家の方の協力が必要になってくると思います。

アメリカで作られ始めたストロー・ベイル・ハウスは、化学物質や木材資源の枯渇、地球環境などエコロジーの関心にともない世界へと広がってゆきました。

最近では、LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)とゆう健康と環境の持続可能性を重視したライフスタイルが注目されてきていますので、藁といった今まで捨てられていた自然素材を使い、人の手でゆっくりと造ってゆくとゆうスタイルは 環境にも人にもやさしい「家」だと思います。



構造種類
 
壁式構造

アメリカやメキシコなどで行なわれている土着的な工法で、藁ブロックを積み上げてその上に梁や小屋を載せる工法です。
これは、地震の少ない地域で行なわれ上からの垂直荷重でブロックを押さえ込み安定させ内部に鉄筋や竹などを差込強化させています。



非壁式構造

従来ある在来軸組構造や枠組壁工法などの内側や外側に藁ブロックを積み、構造体とは縁を切ることで法的制約を受けなくしています。(都市計画により外壁の制約やある場合あります。)
日本では地震が多く法規も厳しいのでこの工法使うことになり、S造やRC造にも応用がきき外断熱として利用することができます。また、日本は高温多湿とゆう特有の気候なので、基礎を上げて通気層を設けて通気を良くし藁が湿気ないようにしたほうがよいでしょう。

ハイブリッド構造

壁式構造と非壁式構造を部分的に利用して作る工法です。


参考図書:INAX出版 「草のちから 藁の家


 

藁の家には藁を見れる小窓のようなものがが必要だと思います。

それは、外壁側につけてもいいし室内側につけてニッチを兼ねてもいいと思います。棚の奥板をFIX硝子にしてもいいかもしれません。

それを付けるこてで藁の状態を確認して腐敗してないか?とか、交換時期はそろそろかな?とかわかるようにしたいですね。
木造のストロー・ベール・ハウスばかりでなく、RC造の外断熱として使ってもいいかもしれません。建物の外観は柔らかで落ち着く感じですが内部は打放しなどシンプルな空間で結露も押えることができます。

今は藁ブロックをを使った木造の建物が多いようですが、公園の新たな遊具としての利用や室内インテリやなど、藁文化の新たな可能性としていろいろな使い方がでくれば楽しいですよね。
ワークショップ
 

参加
K-ws
UPP-ws


企画

時間がとれたらワークショップを企画したり、参加したりしながら楽しんでいきたいと考えています。