ドラクロアの絵を見るために、国立博物館を人々はぐるりと取り囲んでいた。私は並んで何かを待つということがほとんどできない性格なのだが、この時は1時間程度待った。
絵の前に来て見ていると、「動いて下さい」と係員が言うので私は3回も前を通って見た。思っていたよりも、大きい絵だった。(260p×325p)
![]() 発 行 日 平成10年(1998)4月28日(火) 料 額 110円 発 行 数 1,600万枚 意 匠 ドラクロワ画「民衆を導く自由の女神」 印面寸法 縦30.0mm 横42.0mm 版 式 グラビア6色 シート構成 10枚(縦2枚・横5枚) 原画構成 森田基治(郵政省技芸官) 郵政省は、フランス政府及び民間が総力をあげて、文化、科学技術などフランスを総合的に紹介する 「日本におけるフランス年」 (1998〜1999年) を記念して、110円の記念切手を発行しました。 ドラクロワ画「民衆を導く自由の女神」 切手のデザインに使用している「民衆を導く自由の女神」は、フランス絵画の巨匠ユージェーヌ・ドラクロワ(1798〜1863年)によって描かれた1831年の作品です。 この絵には、ドラクロワが実際に見たといわれる1830年の七月革命の様子が描かれており、世界的な名画のひとつに数えられています。 フランスの国立美術館であるルーブル美術館に所蔵されており、「日本におけるフランス年」にあたり我が国で初めて公開されるものです。 *このような外国の国宝クラスの美術品が、日本の郵便切手の題材として取り上げられるのは今回が初めてです。 また、切手の110円という額面は、フランスまでの国際郵便料金(航空通常郵便における25gまでの書状)です。 (切手シート説明書より) |