遣唐使の町 坊津
鹿児島県坊津町は、
今から1400年前の583年,百済の僧日羅が仏教弘布のため坊津を訪れ坊舎を建てた。これが一乗院の始まりである。以来,約1000年にわたり貿易が栄え,宗
教文化の花が咲き誇り,坊津が繁華を極めるのである。坊津の名称もこの坊舎に由来するといわれる。
この間,坊津は伊勢の安濃津(三重県津市),筑前の博多津(福岡県福岡市)とともに日本三津のひとつとうたわれ,また唐の港・入唐道とも呼ばれ,遣唐使船の発着
港として内外にその名をとどろかせた。
平安朝の末,藤原氏の全盛時代は近衛家の所領,島津家の荘として中央に深いつながりをもち,朝廷の公用港として重視され,足利時代に入ると,坊津を門戸として中
国・琉球・南方諸国との貿易も盛んに行われた。
しかし,1635年(寛永12年),江戸幕府が貿易港を長崎に限ったため,坊津はだんだん衰微していった。(http://www.synapse.ne.jp/~hati/bohnotsu/bohnotsu.html)
坊津には、遣唐使船のペーパークラフトが販売されている。私はKさんにおみやげでもらった。
2年1組で、「作ってみたい人、限定5組!できあがったら、持ってきてね」と募集すると、6人が手を挙げたので、コピーをしてあげた。
だが、今までに「先生できた!」と持ってきた生徒は過去一人もいない。