総合学習「生きる」学習の手引書 bW
〜訪問する場合〜
訪問をすれば、くわしい説明や資料がもらえるよ
さらに詳しい話を聞いたりや資料などが欲しいときには、訪問してみよう。
1.アポをとる
(1)自分の身分を明らかにする。
(2)用件を伝える。
(3)日時、場所を約束する。
(4)聞きたい内容について伝える。
(5)お礼を言う。
約束…アポイントメントを略して「アポ」といいます
訪問をして何かを聞きたいときに、いきなり訪問しては失礼になります。また、いきなり訪問しても休みだったり、担当の方が不在だったりして無駄足を踏むことにもなります。訪問する場合には、必ず相手の都合を尋ね、約束をするのが常識です。この約束をすることを「アポをとる」といいます |
2.訪問する。
(1)準備をする
@持ち物の確認…筆記用具、メモ用紙、下敷き(机がなくても記入できるように)
A聞きたい内容をまとめる。質問する順番を考えておくとよい。
B自分の調べている内容についての資料(相手に聞いていること理解してもらうときに提示します。)
C必要に応じてカメラ、ビデオカメラ、カセットレコーダーなどがあると便利。
D服装を整える。中学生らしい身なりで好印象を与えよう。
(2)約束の時間に余裕をもって到着できるようにする。(5分前には到着できるように)
(3)受付けの係の方に(入り口で)身分と用件、約束をした方の名前を告げる。
3.調べたいことを聞く。
(l)聞く姿勢
・話し手を見て聞く。
・うなずきながら聞く。
・メモをとりながら聞く。
・相手の話を最後まで聞く。途中で口をはさまない。
(2)聞く内容
・自分の調べたい内容と照らし合わせる。
・ほしい資料などを写す。
・さらに質問をする。追究する。
(3)感想や意見を交えてお礼を言う。
4.まとめる。整理する。
メモや資料などを見ながら、調べているテーマにそってまとめる。できる限りその日のうちにまとめておくと記憶が新鮮でよい。また、お世話になった方にお礼状を送付すると丁寧である。
大切にしたいこと
訪問して聞くときには、自分の聞きたい内容をはっきりさせていこう。そして分からないときには、恥ずかしがらずに質問して、有意義な訪問にしよう。また、話の内容だけでなく、その場の様子や資料など直接触れてみたことを大切にしましょう。
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《以上は、『「学び方」を身につける総合学習『とびら』の学習活動』(岐阜市立陽南中学校著、明治図書刊)を参照した》