総合学習「生きる」学習の手引書 bV
〜電話で聞く場合〜


 何か取材をしたい時、情報を得たい時、訪問しなくても聞けるような簡単な内容は、電話を活用して聞いてみよう。
 
 離れている人から情報を得るために電話を活用することは、とても大切なことです。電話を有効に活用して、確実に情報を得られるようになろう。
 
1.電話をかける前の準備
・どこの誰に電話をするのか、電話番号は正しいかを確認しておく。
・どんなことを質問するのか、質問内容を準備しておく。
・聞いたことをメモできるようにメモ用紙を準備しておく。
2.相手の話をメモする
 <メモをとるポイント>
・後で読んで自分でもわからないような字はダメ。
・要点のみを書いておく。
・重要なところは、字を大きくするか、色をつけるなどの工夫をする。
・わかりにくい言葉は、もう一度話してもらって確認する。
3.話を聞いた後
・自分の質問したいことが聞けたか確認をする。
・あまり理解できない時は、正直に「○〇という言葉の意味がよくわからなかったのでもう一度教えていただけませんか」と聞きなおす。
4.電話だけでよくわからなかったら
・「今、お聞きしたことをもっと詳しく知りたいです。もし、できたら、詳しい資料をいただけないでしようか。」と聞いてみる。
・資料を送ってもらう時は、自分の住所、氏名もしくは、ファックス番号をきちんと伝える。
 

大切にしたいこと
 電話では、相手の方の顔が見えません。言葉遣いや声の大きさが相手の方への印象につながります。相手の方が、仕事で忙しい時に電話をすることになります。相手の迷惑にならないように気をつけましよう。資料を送ってもらったりした時は、お礼の手紙を書きましよう。
 
 
《以上は、『「学び方」を身につける総合学習『とびら』の学習活動』(岐阜市立陽南中学校著、明治図書刊)を参照した》