総合学習「生きる」学習の手引書 bU
〜インタビューする場合(聞く)〜
文章や話の取材を行うために、聞き手が話を聞く相手と面談することによって行います。聞くときにはこんなことに気をつけましょう。
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思いがけない情報を手に入れることができるかも…
こんなことをあの人に聞いてみたいと思ったとき、聞く内容をはっきりとさせてのぞんでみましょう。聞き方を工夫すると、思いがけない情報が手に入ってくるかもしれません。
聞くときの心得
心得その1:笑顔で聞く!
インタビューに応じてくれる人の中には初対面の人もいます。恥ずかしがっていたり、照れくさがっていたりしているとせっかくのインタビューもだいなしになってしまいます。取材してみたいことがはっきりしているのだから自信を持って笑顔でのぞんでみましょう。
心得その2:うなずきながら聞く!
自分の話を聞き手がうなずきながら聞いてくれるとうれしいものです。インタビューに応じてくれる人も気分がよくなるからどんどん話してくれるかもしれません。
心得その3:分からないときはもう一度聞く!
話し手が早口になったり、難しい言葉で話したりすることがあります。分からないときは「今のところがよく分からなかったのでもう一度聞かせて下さい」と尋ねればいいのです。
心得その4:メモは簡単に!
インタビューするときにメモを何枚か用意します。あらかじめそのメモに聞いてみたいことを書いておき、答えてもらったことをメモしていくといいです。一つの質問に対して一つのメモ用紙を用意しましょう。
大切にしたいこと
自分が聞かれる立場になったとき、どうやって聞いてもらえると話がしやすくなるかを考えてみるといいです。相手がしてくれる話を予想しながら、効果的な話題を選び出す力が必要となってきます。
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《以上は、『「学び方」を身につける総合学習『とびら』の学習活動』(岐阜市立陽南中学校著、明治図書刊)を参照した》