総合学習「生きる」学習の手引書 13
〜メモをとる場合〜


取材でたくさんの情報を持ち帰るときには、効率のよいメモのとり方を身につけよう。
 
上手くメモをとると大切なことを落とさずにまとめられるよ
取材に行くとき必要なもの(あると便利なもの)
 □メモ帳(ポケットに入るぐらいの大きさ) □ボールペン(黒・赤色2色以上)
 □クリヤーファイル(パンフレットなどをもらったら、はさめるように)
 □カメラ(デジタルカメラ) □録音テープレコーダー(小型であると便利)
メモをとるときのポイント
@キーワードを単語で記録しよう。
 When(いつ)where(どこで)who(だれが)Wha t(何を)
 Why(なぜ) How(どのように)がキーワードです。下図のようにメモ帳にあらかじめ表を作っておくこともよいでしょう。

 いつ

どこで

だれが

なにを

なぜ

どのように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
A取材中にでた名前や数字を正確に記録しよう。
  取材中に出てきた名前があれば、正確に漢字も記録しておきましょう。また、数字も間違えずに。正確な記録がレポート作成時の自信と信頼性につながります。
  また、話をしていただいた方が語られた印象に残るコメントを、正確に書いておくと読む側にインパクトを与えます。
B絵や図を書こう。
  自分でスケッチや図を描くと、写真などでは気づかない多くの発見をすることが  あります。スケッチをして、そこに簡単な文でコメントを書いておきましょう。
C自分の気持もメモしよう。
 取材をしたり、風景をみたりして、そのときの自分が持った感情を記録しておくことも大切です。レポートするときの考察を書くときに役に立ちます。
D視聴覚機器で記録しよう。
  カメラで写真を撮っておくことも大切です。このときにこの写真はこのことを伝えたいという目的が後で分かるように、「○枚目の写真:〜の様子が分かる。」と撮ったその場でメモをしておきまし上う。

大切にしたいこと
 地域を歩いて気づいたことを記緑したり、人に話を聞いたりしたとき、大切なことは、大事なことを見極めて短文や単語にまとめたりして、いらないことを省略することです。より速く、より正確に、そしてより多くの情報をメモによって収集しましょう。
 
《以上は、『「学び方」を身につける総合学習『とびら』の学習活動』(岐阜市立陽南中学校著、明治図書刊)を参照した》