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 のし板  「素人のそば打ち道具入門」
     打ち板とか麺台ともいう。素人の初級者用に使うものの多くは90センチ×90センチの正方形が一般的だが、生粉打ち(十割そば)の延し板は一般的に小さく、例えば75センチ×60センチ、75センチ×90センチなどが多く、寺子屋の机のような形状が多い。広告やカタログなどで見かける「のし板」にこのたぐいが多く60センチ×50センチとか75センチ×60センチ・・・などの比較的小型の物が多い。
    打つそばの種類や量もそれぞれ異なるし、打ち方にも地域性があるので、それぞれに見合ったのし板があっていいが、自分の打つそばの種類や、その板の汎用性なども考えるとどの大きさのそば打ちにも使いやすいのし板が便利で、初心者でも90センチ四方の板が良いと思う。

     さらに本式になると、もうすこし大きなのし板になって120(150)センチ巾×90(100)センチくらいとなり、これは打つそば粉の量が多くなった場合、例えば1.5キロや2キロくらいになると重宝である。さらに大きくなると200センチ巾、奥行き120センチなどもあるがわたしたち素人のそば打ちでは必要ない。
 そば打ちを始めた段階
 初めは立派な「のし板」が無くても少し広い板:ベニヤ板など・・で工夫すればそばは打てる。ベニヤ板の場合は材質によって何種類かの商品があるのでできるだけ表面のきれいな合板の板を探すと良い。ただ、反りのあるものを避けるように選別する必要がある。
ホームセンターなどに、90×90×10センチ程のベニヤ板が数種類ある。
高いのでもせいぜい三千円弱程度で、白地の板目のもがあるのでそれを市販の木工用板材などと木工用接着剤ですこし細工をすれば、どこから見ても立派なのし板に変身する。(費用は総額でも三千五百円前後)

なお、60×50センチなど小さめの板の宣伝広告を目にすることが多いが、初心者であっても90センチ角はほしい。そばの量が1キロくらいになっても心配なく使え、〜1.5キロにはちょっと窮屈といった感じで使うことができる。

 そば打ち用延し板の値段
 材質によって一万円くらいから数万円・・、さらに桧材などの延し板は高価である。碁盤や将棋盤などに使われる桂材のものが最上だそうだ。

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