その1

リュウと春麗との出会い

リュウと春麗が忘れられない。

彼らが心の中に住み始めてからかれこれ十数年。

出会いは、当時小学生だった弟がプレイしていたスーファミ版・スト2。

スーパーマリオでゲームは卒業していたはずのわたしに、突然走った衝撃を今でも鮮明に覚えている。

(@o@;)はうあ〜!!なんてか〜い〜子なんだ〜!!)

…春麗さんでした。

すぐさま説明書を手に取ると、こう言い放ったのである。

「この女の子、しゅんれいっていうの?」

「違うよ、チュンリーって読むの!」

ご想像通りのやり取りを交わしたわけである。

(しかし、美人なのに、何でこんなにキュートなんだろ。今のゲームってすごいわ…)

そして―。

画面に現れた赤いハチマキの男。

(*o*;)はうっ!!カッコイイ〜。何々?真の格闘家を目指している?硬派なのね)

…リュウさんでした。

チャラ男が嫌いなわたしにとって、この設定はズキュンと胸に応えたのであった。

(このふたりを絶対にくっつけさせなければならん…。)

馬鹿馬鹿しくも、真剣にそう思ったのがそもそもの始まりなのであった。