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喫茶室:過去の発言記録4
(1101〜1281)


1281 re1:エリアプラス


NTTはINS64でのエリアプラスを6月中旬以後に開始する方針を固めたようです。
アナログの場合は200円/月でしたが、INSの場合は350円/月のようです。
次のURLを参照してください。
http://pr.info.ntt.co.jp/news/news98/9806/980602c.html


記事番号:1281
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse5-21.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@dc4.so-net.ne.jp
投稿日:98年06月03日 07時01分30秒
キーワード:雑談

このコメントは[エリアプラス]に対するレスポンスです。


1280 新情報掲示板
新しいバージョンの情報掲示板を動作試験しています。
画像を気軽に張り込めるのが特徴です。そのかわりタグは使用できません。
お暇な方、お試しください。
URLは、こちらです。


記事番号:1280
投稿者:おがみ
リモートホスト:p84d396.tond.ap.so-net.ne.jp
メールアドレス:ogami@dc4.so-net.ne.jp
投稿日:98年05月31日 12時58分24秒
キーワード:案内


1279 チケットプレゼント
チケットプレゼントの応募状況、いかがでしょうか?
たくさんの応募があるとうれしいですね。(^^
>白井さん
チケットプレゼントについて詳細を知りたい方は、
[情報掲示板]の白井さんの投稿記事をご覧ください。m(_ _)m
 


記事番号:1279
投稿者:おがみ
リモートホスト:p849a4d.tond.ap.so-net.ne.jp
メールアドレス:ogami@dc4.so-net.ne.jp
投稿日:98年05月30日 14時56分25秒
キーワード:


1278 エリアプラス
NTTの新サービスでエリアプラスっていうのがあったのですね。いままで知りませんでした。(^^;ゞ
隣接20kmの市外局番をひとつ選択して、月200円支払えば、その市外局番内へは市内料金で
通話可能とのことです。
INS版は平成10年夏を予定しているとのことです。
僕と同じように、いままで知らなかったかたはこちらをご参照ください。
劇的に電話代が節約できるかも。


記事番号:1278
投稿者:おがみ
リモートホスト:p84d3ae.tond.ap.so-net.ne.jp
メールアドレス:ogami@dc4.so-net.ne.jp
投稿日:98年05月23日 12時50分56秒
キーワード:雑談


1277 MS-IE4.01SP1
Microsoft Internet Explorer ver4.01 SP1 for Windows95&WindowsNTがリリースされましたね。
ダウンロードはこちらです。
画像読み込みが多少早くなったような気がします。


記事番号:1277
投稿者:おがみ
リモートホスト:p849a64.tond.ap.so-net.ne.jp
メールアドレス:ogami@dc4.so-net.ne.jp
投稿日:98年05月23日 12時24分20秒
キーワード:情報

このコメントは[MS-IE4.01のパッチ]に対するレスポンスです。


1276 re3:「近代を見る目」レポート
確かにカタログを見ないと雲をつかむような話になりますが、以下、その点を一応心得たうえ
での発言と受けとめてください。

私の母は日本画から洋画に入ったせいもあって、その絵には日本画的な特徴が残っているよう
に私には見えます。日本近代絵画と朝鮮・韓国近代絵画というものを比較する場合、いきなり
洋画に入っていった画家と朝鮮画・日本画から洋画に入っていった画家とでは、やはり絵に違
いが認められる可能性があるように思います。その点についてはいかがでしょうか。

朝鮮画から洋画に入った人と日本画から洋画に入った人とを比較して相違・類似を検討する場
合、当然、下地となった朝鮮画と日本画との比較も必用ですよね。

また、比較する場合、技法と題材の両面が問題になりますけど、その両面において「似ている」
のでしょうか。


記事番号:1276
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.115
メールアドレス:
投稿日:98年05月07日 20時44分03秒
キーワード:洋画 朝鮮画 日本画 近代

このコメントは[re2:「近代を見る目」レポート]に対するレスポンスです。


1275 re2:「近代を見る目」レポート
この点は観覧のときにも気にしていたのですが,レポートでは書き落としていました。
絵画におけるキリスト教の影響がいかなるものか,絵画の専門でない私にはわかりかねますが,
「あぁ,これがそうだな」とわかるような形では,見られませんでした。

“日本の近代絵画と似ている”というところ(舌足らずでしたね)を,改めて別の言い方で述べますと,

「日本文化」対「朝鮮文化」というあらゆる対比や類型化(多くの人に−もちろん私にも−内在化している)に,
疑問を投げかけさせるのに充分であるほどの類似であり,それは翻って,日本における「近代」をも再考させるであろう。

といったところでしょうか。
(両地域に独自の文化がないとか,文化の対比自体が無意味とかという意味ではない,念のため)

カタログ(ダイジェスト版の方)を見た人のうち,ある人は「日本」と「朝鮮」の差を見つけだそうとして断念し,
またある人はあまりの類似から「日本の近代絵画とはなんだったのか」という方面に思索をめぐらしました。

何らかの形でカタログを参照していただくと話は早いのですが,
文化の問題というよりも「近代」の問題として,私は考えています。


記事番号:1275
投稿者:白井克也
リモートホスト:proxy.nisiq.net
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年05月07日 07時46分17秒
キーワード:展覧会 国立現代美術館 洋画 朝鮮戦争 キリスト教

このコメントは[re1:「近代を見る目」レポート]に対するレスポンスです。
この記事には[re3:「近代を見る目」レポート]というタイトルのコメントが投稿されています。


1274 re1:「近代を見る目」レポート
韓国はキリスト教が非常に盛んですが、近代洋画展にその影響は見られましたか。


記事番号:1274
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.115
メールアドレス:
投稿日:98年05月06日 12時19分39秒
キーワード:展覧会 国立現代美術館 洋画 朝鮮戦争

このコメントは[「近代を見る目」レポート]に対するレスポンスです。
この記事には[re2:「近代を見る目」レポート]というタイトルのコメントが投稿されています。


1273 「近代を見る目」レポート
訪問日:3月7日(日)

【個人的な感想】
 植民地朝鮮の近代洋画,どんなものかと思ってみてみると,あれれ?日本の近代洋画にそっくり。
 これは日本の模倣ということではなく,当時の朝鮮の知識人が,日本人とともに
西洋の知識を学んでいたことによる。彼らの教養の基盤が共通だったのである。
(たとえば,プロレタリア文学は日本と朝鮮で同時に−というより,おそらく不可分な形で−はじまったという・・・うろ覚え)
 とはいえ,そのあまりの類似に,しばらくは目を疑った。
 これが朝鮮戦争を境に大きく変わるのは,素人目にもあきらか。
抽象的な表現が登場し,何だかわからないがすごいパワーがあふれた絵になる。
 今回は,越北作家(朝鮮戦争のとき,みずから,あるいは連れ去られて北朝鮮に行った作家,
その大半はやがて行方不明になる)のコーナーももうけられていた。
また,外国人(欧米人や日本人)が当時の朝鮮風俗を描いた絵のコーナーもあり,これらも興味深い。
 朝鮮の近代史像が,かなりバランスよく表現されていたように思う。
 残念ながら終わってしまった展覧会だが,一見の価値ある展覧会と言えよう。
 また,国立現代美術館じたいも,ソウルにご旅行の際は是非。

ディスプレイ
 広い会場を贅沢に使っており,余裕を持って観覧できる。作家ごとにコーナーを作っており,
作家の自画像から始まり,静物画,肖像画,風景画などを網羅しているので,
作家の個性やほかの作家との共通性がよくわかる。

カタログ・会場の作品解説
 会場では作家の解説が主。音声ガイドシステム(ヘッドホン貸し出し)もあり。
 カタログは値段の格差大きく,中身も違う。

観覧者の傾向: 美術学生らしき若者。

【基本データ】
展覧会名: 企画展示「近代を見る目」
会場: 韓国・国立現代美術館(ソウルの地下鉄4号線大公園駅徒歩,公園内のケーブルカーやバスもあり)
会期: 1997年12月9日〜1998年3月10日
休館日: 月曜日・正月三が日
開館時間: 10時から5時まで(3月から10月は7時まで開館)
入場料: 700ウォン(25〜64歳) *各種料金のうち最高額のものを代表として挙げています
カタログ: 2種あり。50000ウォン(全作品)と5000ウォン(ダイジェスト)。ただし,全編ハングル。日本語はありません。
出品件数: 280余点
作品の傾向: 西洋美術流入の過程から,1950年代までの,主に油絵。一部に水彩画・木版画あり。
関連イベント: なし
巡回予定: なし


記事番号:1273
投稿者:白井克也
リモートホスト:proxy.nisiq.net
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年05月06日 01時18分45秒
キーワード:展覧会 国立現代美術館 洋画 朝鮮戦争

この記事には[re1:「近代を見る目」レポート]というタイトルのコメントが投稿されています。


1272 洗濯バサミを探しています。
土器の復元に使う洗濯バサミを探しています。
整理事務所の作業員の方から、下記のようなタイプの洗濯バサミ(ピンチ)が使いやすい
ので探して、買って欲しいと言われています。
出入りの納入業者さんからは、このタイプの洗濯バサミは、生産中止になっている
と聞いてはいますが、違った製造業者製のものがないか、以前から探しています。
似た物でもないでしょうか、情報がありましたらよろしくお願いします。

プラスチック製で形状は「A」字形、カナメを中心4.0cm前後の金属製のリングのバネが
ついています。
長さ8.3cm前後、下端の幅が5.0cm前後、先端からカナメの中心まで4.2cm前後、
口端の挟む部分が長さ2.0cm前後の大きさです。

       ←――――――4.0cm―――――→
 ↑   ↑       ●●         ↑
 │   │       ●●●         │
 │   2.0cm     ● ● ●        │
 │   │      ●  ●  ●        │
 │   ↓     ●   ●   ●       │
 │       ● ●   ●●   ● ●     4.2cm
 │      ● ●   ●  ●   ● ●    │
 │     ●  ●   ●    ●   ●  ●   │
 8.3cm    ● ●   ●      ●   ● ●   │
 │    ●  ●   ● ●●● ●   ●  ●  │
 │    ● ●   ●●     ●●    ● ●  ↓
 │      ●   ● ●     ● ●    ●
 │     ●   ●    ●●●   ●   ●
 │     ●  ●●              ●   ●
 │    ●  ●  ●●      ●● ●   ●
 │    ● ●       ●●●       ●  ●
 │   ● ●                          ● ●
 ↓   ●●                              ●●
     ←――――――――5.0cm――――――→
最近の洗濯バサミの傾向としては小型化が進んでいるようです。
みなさんの所ではどのような洗濯バサミを使ってますか?
土器接合の際の工夫などあったら教示下さい。


記事番号:1272
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga108.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年05月04日 23時28分34秒
キーワード:土器接合 用具 工夫


1271 「陶磁器の文化史」レポート
訪問日:5月3日(日・祝)

【個人的な感想】
 「陶磁器の文化史」の名を裏切らぬ内容。
 出土遺物を多く活用しており,陶磁器に興味のある人も,歴史考古学の分野の人も楽しめる展覧会では。

ディスプレイ
 作品の間隔がやや狭く,窮屈な感じ。特に最初の部分で狭く入り組んだ陳列のため,
観覧者が滞留しがち。半ば以降は余裕のある感じになり,特に不都合はない。

カタログ・会場の作品解説
 いくぶん専門的な言葉遣いもある。
 カタログは写真入りの教科書という雰囲気。カタログに掲載されていない出品作品が若干ある。
 新羅緑釉陶器が7世紀初頭から存在することを公に断言した初めての事例と思われる。

観覧者の傾向: 家族連れが多い。

【基本データ】
展覧会名: 企画展示「陶磁器の文化史」
会場: 国立歴史民俗博物館(京成線佐倉駅徒歩15分)
会期: 1998年3月24日〜5月5日
休館日: 5月4日を除く月曜日
開館時間: 9時30分から4時30分
入場料: 830円(一般) *各種料金のうち最高額のものを代表として挙げています
カタログ: 2300円。 このほか,会場で無料リーフレットも配布
出品件数: 約350件
作品の傾向: 緑釉陶器以後の日本の陶磁器と,関連する中国・朝鮮陶磁。遺跡からの出土品も多い。
 また,意匠や色彩をほかの分野の工芸品(染織・漆工)と対比して展示。
関連イベント: すでに終了
巡回予定: 名古屋市博物館


記事番号:1271
投稿者:白井克也
リモートホスト:proxy.nisiq.net
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年05月04日 00時42分59秒
キーワード:展覧会 国立歴史民俗博物館 陶磁器


1270 MS-IE4.01のパッチ
またまたインターネットエクスプローラーのバグ対応プログラムが配布されてますね。
win版とmac版の4.0以上が対象のようです。
ダウンロードはこちらです。


記事番号:1270
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse6-7.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年04月20日 01時47分48秒
キーワード:情報

このコメントは[MS-IE4.01登場]に対するレスポンスです。
この記事には[MS-IE4.01SP1]というタイトルのコメントが投稿されています。


1269 re1:真北・座標北・磁北
 私も、いろんな所の報告書をみていて、気になったのが、真北、磁北、座標北です。
どう考えても、座標北を利用しているのに、報告書の例言の部分をみると「磁北を用いた。」「真北を指す。」
この区別は、常識と思っていたのに・・・・。実際、どれくらいの割合で、この勘違い(?)がまかり通っているのでしょうか。

私の場合、大学の講義(実習)で習いましたが・・・・・。特に、北を表記する場合、座標北である、とかいうことは調査の共
通認識として、はっきりさせておけ、とキツく言われました。
   私は、地籍調査の係の方から、地籍調査のマニュアル本を譲っていただきました。この本には各座標系の原点を含め、
測量の基礎から、応用、座標の仕組みなどがしっかりと載っていました。測量方面には、個人的に興味があり、この本を見
て、勉強し直しました。
 業者に任せがちな測量ですが、ある程度の理解は必要ではないか、と思います。
 


記事番号:1269
投稿者:池田
リモートホスト:kppp168.infosakyu.ne.jp
メールアドレス:mauser98@infosakyu.ne.jp
投稿日:98年04月18日 17時50分33秒
キーワード:測量

このコメントは[真北・座標北・磁北]に対するレスポンスです。


1268 re2:ある女帝の話
私の現時点での知識内ではまだハッキリとはわかりません。


記事番号:1268
投稿者:西野摩耶
リモートホスト:p84e499.ykh2.ap.so-net.ne.jp
メールアドレス:howa-tai@momo.so-net.or.jp
投稿日:98年04月18日 01時34分44秒
キーワード:女帝

このコメントは[re1:ある女帝の話]に対するレスポンスです。


1266 嘱託職員募集の情報
茨城県ひたちなか市文化・スポーツ振興公社では、平成10年度の船窪遺跡群発掘調査の
嘱託の調査員を募集しているようです。
興味のある方は、連絡してみては。
電話029−276−3699 文化財調査事務所


記事番号:1266
投稿者:佐々木義則
リモートホスト:a020071.ap.plala.or.jp
メールアドレス:sasa@brown.plala.or.jp
投稿日:98年03月25日 20時28分21秒
キーワード:


1265 re7:真北・座標北・磁北(考古学における測量精度)
久保さんのご指摘には、まったく異論がありません。測量についての正確な知識と技術を身に
つけることに越したことはないわけですし、高い精度を必要とする場合もあるからです。ただ、
私が少し甘い発言をしたのは、最初のご提言がマクロな範囲の測量に関してご懸念を表明され
ていたからです。

測量業者の行う測量が調査員の行う測量よりも精度が高いとは必ずしもいえないこともご指摘
の通りでしょう。業者の測量精度をチェックすることができるくらいの腕前を調査員がもって
いるのが理想的です。でもそれをすべての調査員に要求するのも現実的ではないですから、せ
めて初歩的な知識と技術くらいは調査員たる者、身につけてほしということですね。水準点測
量を片道計測ですますなんてのは、まさしく初歩をわきまえていない証拠です。


記事番号:1265
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年03月20日 12時14分41秒
キーワード:測量 実測図 精度

このコメントは[re6:真北・座標北・磁北(考古学における測量精度)]に対するレスポンスです。


1264 re6:真北・座標北・磁北(考古学における測量精度)
>連中の測量の仕方がやや不正確であっても、あちこちに打ってある測量杭を
>利用して発掘区を設定していけば、全体としては、それほど大きな狂いを生じないので
《上記は平口さんの発言の一部です。》

基本的にはそうだと思いますが、問題は《やや不正確》《大きな狂い》が、どれほどの
もを考えるかで違ってくると考えます。
私は考古学において、一定の精度を保つ必要は大きく2つの理由があると思います。

1、遺構が作られた当時の測量精度を検証する為。
2、遺跡を分割して調査する場合に、その相互関係を明確にする為。

1については、歴史時代以降の遺跡においては、規格が問題になる事が多く、古代尺が
ミリ単位で論議されている時に、1/10,000(1000mで10cmの誤差)の精度では話にならな
いと思います。
2については、以前調査した地区の隣接部を調査した経験がありますが、1/数万から十
万の精度ぐらいないと、遺構図のつながりが悪いようです。

現在は光波距離計がありますので、私が測量しても、1/100,000ぐらいの精度が出す事
も可能となっています。最近の傾向として(他の地域の状況は知りません)基準点測量
に関しては測量業者にまかしてしまい、一切タッチしない調査員が多くなったように思
います。
【測量の基本を知らない調査員も多いのですが】

測量業者の行う測量が必ずしも正確でなかった実例は多くあります。私も10年くらい前
に地形図の高さが1mくらい違っていたのを、発見した事があります。

もちろん、普通には測量の専門家が行った方が正確なわけですが、業者のおこっなって
いる業務内容を理解してチェックできない状況になりつつある事に、不安感があります。

測量の基本的な事は、そう難しいわけではありません。
高校生が測量士補の試験に合格するわけですから、調査員のかたで多角点測量を一度も
した事が無い人は、周辺にいる測量の得意な人にでも習って欲しいものです。

それと、水準点測量を既知点から未知点へ片道しか計測しない人がいますが、これは即
座に往復計測に変更しましょう。


記事番号:1264
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga146.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年03月20日 01時12分24秒
キーワード:測量 実測図 精度

このコメントは[re5:真北・座標北・磁北(国土座標について)]に対するレスポンスです。
この記事には[re7:真北・座標北・磁北(考古学における測量精度)]というタイトルのコメントが投稿されています。


1263 re1:ある女帝の話
その女帝に道教という点で影響を与えた人物というのは分かっているのでしょうか。


記事番号:1263
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年03月19日 11時49分17秒
キーワード:女帝

このコメントは[ある女帝の話]に対するレスポンスです。
この記事には[re2:ある女帝の話]というタイトルのコメントが投稿されています。


1262 ある女帝の話
はじめまして。
今日は雑談をちょっとしてみます。
今、皇極(斉明)天皇に興味をもっています。
『日本書紀』等を見ても分かるように彼女には当時の他の天皇とちょっと違うところがあります。
それは、道教の関わりです。
彼女の名、『天豊財重日足姫』(あめとよたからいかしひたらしひめ)そのなかに巫女性を見いだせるものが含まれています。
また、皇極紀元年6、7、8月の記事にも道教的行為が見られます。
それから斉明2年に両槻宮を造営しましたが、それもなんらかの道教的思想に関わったものと見受けられます。


記事番号:1262
投稿者:西野摩耶
リモートホスト:pppee0a.pppp.ap.so-net.or.jp
メールアドレス:howa-tai@momo.so-net.or.jp
投稿日:98年03月19日 01時50分38秒
キーワード:女帝

この記事には[re1:ある女帝の話]というタイトルのコメントが投稿されています。


1261 re1:ヒトはいかにあつめられるか?
その結果、集まり具合はいかがでしたか。特に地域住民の場合。


記事番号:1261
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年03月18日 18時08分40秒
キーワード:現場説明会 広報 町内会 活用 説明責任 アカウンタビリティー

このコメントは[ヒトはいかにあつめられるか?]に対するレスポンスです。


1260 ヒトはいかにあつめられるか?
一般的な調査現場における現場説明会(以下、現説)は、一般の方々、特に地域のコミ
ュニティーを中心とした住民を対象に開催する事によって、埋蔵文化財への関心をあ
おぎ、調査と文化財保護の必要性を認識していただく事が一つの目的として挙げられ
ると思います。

実際、新聞で大きく報道されたものに限らず、地味で小規模ながらもコツコツと行わ
れてきたこうした現説が、ある方面から見れば"不条理"とも取られてしまう調査を行
う事を「なんとか」納得してもらい、これだけの年間の届け出/調査件数を増加させ
てきた一つの大きな要因とも考えられるでしょう。

しかしながら、この現説を行ってきて体験してきた難点として感じられたのですが、
必ずしも特殊な状況(報道機関の関心を促したり、美術工芸的な"価値"を催させるよ
うな状況)を呈していない調査での説明会にあっても、実は地域住民にとってはある程
度の関心を促す事が可能であるにも関わらず、告知の方法が上手くいかなかったりし
て説明会での見学者を集められない事があります。これは、現説の後日"そんな催し
があったら見に行きたかった"という声や、現説後に見学に来る住民の多さ、さらに
調査している時において"これはなんの工事をやっているのですか?"という質問に対
して埋蔵文化財の調査を行っていると答えた後、何度も柵の外から調査を見に来る
住民が非常に多いという事からもわかります。

調査現場のすぐそばに住んでおられる、ある程度の"顔馴染み"の住民の方々において
さえ、現説がある事を知ってもえなかった点。これは宣伝不足はもちろん、アカウン
タビリティーの問題さえ出てくるのではと内省します。

それでは、この現説を行うにあたり、まずそれを見学していただくために調査組織か
ら発信される情報伝達の方法とは、一体どのように行われているのでしょうか?
限られたコストの中で、効果的な情報伝達方法というのはいったい存在するのでしょ
うか?

ちなみに当方(東京芸術大学発掘調査団)では、大学組織内という意味もあり、大学内
を対象にした現説と地域住民を対象にした現説をわけています。
これには国立大学は土曜日に講義をおこなわない為、学生や教官・事務官といった見
学者を集められない。一方で地域住民向けの現説を平日に行う事は到底おかしいとい
う事があるからです。また、学内向けに平日におこなう事によって、現説を学校教育
の一環として扱う意味もあります。

ではどうやって"宣伝"をしているかですが、

学内向けには、
 1:関連講義の時間での教官による告知
 2:学内各施設・掲示板へのポスターの張り出し
 3:各研究室への通知
 4:学内のメールユーザー全てへの告知
 5:大学公式サイトでの告知

学外・地域住民向けには、
 1:周辺町内会の協力による回覧板による告知
 2:周辺飲食店へのポスターの張り出しとチラシの配布依頼
 3:大学公式サイトでの告知
 4:関連機関への告知依頼
 5:メーリングリストによる告知

を行っています。
告知開始の期間は開催の2週間〜1週間と、極めて遅い時期に
行っています。ただし、学内の個別の授業に関連させる場合は、
適宜催しています。

現在まで少々規模の大きな現説を2回、非常に小規模なものを数回行って
きましたが、今後、しばらくは本調査の予定がなく、確認調査のみなので、
今のところ開催する予定はありません。


記事番号:1260
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年03月18日 13時02分13秒
キーワード:現場説明会 広報 町内会 活用 説明責任 アカウンタビリティー

この記事には[re1:ヒトはいかにあつめられるか?]というタイトルのコメントが投稿されています。


1259 re5:真北・座標北・磁北(国土座標について)
地図や測量のことを簡単に説明することは難しいですね。この喫茶室には一般の人も立ち寄る
でしょうし、そうでなくてもまずはひと読みして大雑把にでも理解できるほうがいいでしょう
から、あえて初歩的質問をさせていただきました。正確に理解するには測量の教科書を読んだ
ほうがいいに決まっていますけど。

ところで、開発に伴う調査の場合、前もって遺跡の測量地図(国土座標軸によるもの)が業者
によって作成されているのが一般的ではないでしょうか。その測量地図の作成段階で、測量杭
もあちこち打ってありますよね。で、考古学の連中がその杭を基点にしてトレンチを設定した
りするわけです。連中の測量の仕方がやや不正確であっても、あちこちに打ってある測量杭を
利用して発掘区を設定していけば、全体としては、それほど大きな狂いを生じないのではない
でしょうか。もちろん、測量の原理をわきまえておくことは必用ですけど。一つの測量杭しか
利用せず、それでもってどんどん延長させていくと、たとえ国土座標の原理に従って測量して
いても、腕前が悪いと誤差が累積ないし拡大するおそれがありますよね。

遺物の実測図でも同じことが言えます。定点は多いほうが、全体として歪みの少ない図が描け
ます。
い


記事番号:1259
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.117
メールアドレス:
投稿日:98年03月16日 23時27分39秒
キーワード:測量 国土座標軸 座標北 実測図

このコメントは[re4:真北・座標北・磁北(国土座標について)]に対するレスポンスです。
この記事には[re6:真北・座標北・磁北(考古学における測量精度)]というタイトルのコメントが投稿されています。


1258 re4:真北・座標北・磁北(国土座標について)
説明不足ですいません。
測量の本を見ていただいたほうが分かり易いのですが、国土座標のの原点上及び、
そこから南北に移動しても真北と座標北は一致しています。
しかし、原点より東側では、真北は座標北から少し西偏しています。
原点より、西側では、真北は座標北から少し東偏しています。


記事番号:1258
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga125.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年03月16日 22時48分29秒
キーワード:測量 国土座標軸 座標北 真北

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1257 re3:真北・座標北・磁北(国土座標について)
だいぶ詳しく解説していただき、ありがとうございました。そこで、初歩的質問ですが、国土
座標方式における座標北と真北とはどう違うのですか。


記事番号:1257
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.117
メールアドレス:
投稿日:98年03月16日 16時17分19秒
キーワード:測量 国土座標軸 座標北 真北

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1256 re2:真北・座標北・磁北(国土座標について)
 測量には大きく分けて、地球の表面を平面と考えて行う平面測量(小地測量・局地測
量)と、地球の形が球面であることを考えに入れて行う測地学的測量(大地測量)の2種
類があります。普通行われるのは前者の平面測量で、当然、考古学においても、この平
面測量の技術が使われています。

 国土座標方式【平面直角座標方式】はこの平面測量に基づいた方法です。一般の公共
測量などでは、この方法で地点を表わしています。我が国では、区分した地域の適当な
1点を座標原点{石川県の場合は、東経137°10′00″北緯36°00′00″を座標原点と
しています。}とし、平面距離とそれに対応する球面距離との差を1/10000以内になる
ように、全国を17系{経度差約1°30′ごとに原点を設定。石川県の場合は国土座標第Z
系}に区分した国土座標が定められ、その原点位置と適用範囲が規定されています。
 普通、測量といったら、この国土座標を用いた測量になります。
 「第U系のX=37785.268m、Y=-55368.038m」と表記したら全国である一点を指す事
になります。
 なお、測量のX軸Y軸は数学の軸とは逆になります。つまり、北にいくとX座標値が
増加し、東にいくとY値が増加します。

 測量は図表がないとわかりにくいものです。以下の図書は私が測量を勉強した時に使
用した図書で、測量の基本的事項について分かり易い説明がありました。最近の本に
もっと良いものがあるかもしれませんが、参考までに。
※参考図書
土性清方『測量士補受験必携−基礎応用問題−(上巻)』(株)弘文社 昭和50年3月
中川徳朗『図解・測量技術』現代理工学出版社(株) 昭和50年7月改訂版
丸安隆和『大学課程 測量(1)』オーム社 昭和51年2月


記事番号:1256
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga053.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年03月14日 23時35分23秒
キーワード:測量 将来 つながり

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1255 re1:真北・座標北・磁北
国土座標について、詳しく説明していただけませんか。


記事番号:1255
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.115
メールアドレス:
投稿日:98年03月14日 11時28分34秒
キーワード:測量 将来 つながり

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1254 真北・座標北・磁北
 送られてきた各地の報告書を見ていて気になった事があります。
最近の調査は、国土座標を用いて遺構実測をおこなっている例が、多くなってきていま
すが、凡例のところに「遺構実測の方位は真北」と書いてあるものがあるようです。
 国土座標が用いている北は『座標北』ですので、子午線の方向の『真北』とは異なって
います。
 この違いを知らない調査員が多いように思います。(わたしのまわりにもいます。)

 それと、いまだに国土座標を用いずに、その遺跡のみの磁北を基準とした極座標方式に
よる局地測量で遺構実測をおこなっている方がいらっしゃいますが、周辺を将来的に発
掘調査することを想定していないのでしょうか?
 国土座標と標高を用いた発掘調査は、当然行うべきものになっているのでは。


記事番号:1254
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga001.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年03月14日 00時37分08秒
キーワード:測量 将来 つながり

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1252 re1:実体顕微鏡の効用
石器を専門とする者にとって、実体顕微鏡は実測図を書くためというよりは、使用痕などの観
察のために必用でした。したがって、石族などの小型の石器に限らず、大型の石器を観察する
際にも用いてきたわけです。

ふつう報告書に掲載されている石器の実測図には、きわめて微細な剥離痕は省略されておりま
す。特別の目的があってそうした微細剥離痕を表示する必用がある場合は、拡大図にいたしま
す。細石刃などは、そもそも実測段階で拡大して書くことがよく行われます。石族についても
特別の視点からそうする場合があります。

石族に限ったことではありませんが、縄文時代遺跡の調査報告書を見ていると何のために実測
図を報告書に掲載するのか疑問に思う例が少なくありません。多量に石器が出土した場合、実
測図を書いたり、掲載するのはその一部ということにならざるをえないのが一般的でしょう。
その場合、各器種ごとに石器を分類して、少なくとも各類の典型例を図化して掲載するのが望
ましいわけです。しかし、典型例ばかり載せますと、誤解が生ずる場合もありますから、欲を
いえば、典型的でない例も示しておいたほうがいいということになります。そこで問題になる
のが実測図の精度です。

こんな図を載せるくらいなら、写真のほうがずっとましではないかと思う例に出くわすことが
あります。一方、しっかりした図ではあるが、ほんのわずかしか掲載されていないために全体
像がつかめないということもあります。打製石鏃の場合でいうなら、外形、側面図、断面図を
書くことはそう難しいことではないでしょうが、問題は両面の剥離痕の書き方です。ふつうの
実測図から読み取ることができるのは、二次剥離または調整剥離がどの程度なされているのか
(両面調整・片面調整などの調整範囲、縁辺の微細剥離の程度)、一次剥離(素材剥片を生産
するときに生じた剥離痕)がどの程度残存しているか、どちらが背面・腹面なのか、剥離の方
向、大まかな剥離の順序などです。もちろん、どこが欠損しているかということも分かります。
擦痕や磨痕がある場合は、それが分かるように表現してある例もあります。欠損が古いものな
のか、新しいものなのか、古い欠損の場合は折れ面を図示して加わった力の方向が分かるよう
にしたものもあります。

黒曜石、頁岩、安山岩などの石材の質感をうまく出す、表現力豊かな実測者もいます。しかし、
それは必ずそうしなければならないということではないでしょう。

実測図を見れば実測者が石器のことを分かって書いているかどうかが分かりますから、報告書
の質を判断する材料になりますね。お手伝いさんに間に合わせ的に無分別に頼むのはよしたほ
うがいいですよ。書いてもらうときは、要点をきちっと理解してもらって、書き方を修得して
いただかないと。そのためには、ある程度簡略化した方法で臨むのがいいと思います。

石族のようにわりと普遍的に多数出土している石器については、図化する点数は必用最小限に
して、むしろ分類・観察に時間をかけ、統計的なデーターをきちっと提示するほうが重要です。
計測作業は、計測方法さえ明示しておけば、それこそお手伝いさんで十分対応することができ
るはずです。


記事番号:1252
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.115
メールアドレス:
投稿日:98年03月13日 13時24分15秒
キーワード:打製石器 実測 観察

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1251 実体顕微鏡の効用
実体顕微鏡の効用
  この数日、石鏃の実測をしていますが、実体顕微鏡が重宝しています。
この実体顕微鏡は購入の際には、青銅器の錆落しを目的としていましたが、
最近は、土器の器面観察に使っていました。

  1週間ほど前に、私の担当ではない遺跡の遺物整理している実測整理作業員の方が
実測していた打製石器の図があまりにすごかったので、担当者(石器の事に関しては、
私以上にうとい同僚です)に話して、私が取り直す事にしました。
【石器の専門家から見ると私の図は使い物にならないと、言われることはわかっていま
すが、それでも取り直さざるえなかったということです。】

 これまで、石鏃などの実測にはルーペを使っていましたが、せっかくある実体顕微鏡を
使ってみようと思いまして、石器を実体顕微鏡を使って覗いて見ると、小さくて分かり
にくい剥離面もよく観察が出来て、これはひろいものと思っています。
 実体顕微鏡の購入時には、そんなもの宝の持ち腐れと思っていましたが、土器・石器の
実測時に威力を発揮する事がわかり、特におっくうだった打製石器の実測が、楽しく
なりそうです。


記事番号:1251
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga022.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年03月12日 23時54分42秒
キーワード:打製石器 実測 観察

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1250 re掲示板:南河内の古墳を世界遺産..>岡田さん
岡田さんへメールも送信しましたが、こちらにも同様の書き込みを
します。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
岡田さんが具体的にどのような運動を展開なさろうとしているのか、
いただいたメールと掲示から、僕は読みとることができないのです
が、岡田さんの web page で運動を開始されるのでしたら、同じ南
河内地域のことですので、バナー表示などの協力は惜しみません。
その際はお気軽にご相談ください。

ですが、掲示板で岡田さんがおっしゃっていた「賛同していただけ
れば、南河内考古学研究所として、その先頭にたっていただきたい
のです。」という文意がよくわかりません。
当方のサイト「南河内考古学研究所」は、私が個人で運営しており
ますサイトでして、私の環境と岡田さんの環境はさほど異ならない
のではないかと思います。つまり、岡田さんが運動の必要性を率先
して感じられておられるのであれば、岡田さんのサイトで運動を開
始して、私のサイトは賛意を表明して協力(リンクやバナーの掲載等)
するというのが筋ではないでしょうか。
もちろん、当方のサイトのBBS等で常連の方々とこの話題で意見交換
をなさって、運動の方向性をお考えいただくのもよいかと存じます。
大いにご活用ください。
具体的な運動内容や方法をお示しいただければ、協力できることも
あるかと存じます。


記事番号:1250
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse6-17.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年03月09日 22時40分44秒
キーワード:世界遺産


1249 re1:キトラ古墳の調査・保存について
高松塚古墳の維持費が現在年間500万円とのことですが、その内訳は? また活用・波及効果の
実態は? それらを見て適否を判断したいですね。


記事番号:1249
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.115
メールアドレス:
投稿日:98年03月09日 11時04分33秒
キーワード:保存方法 整備費 維持費 活用

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1248 キトラ古墳の調査・保存について
3月8日付けの朝日新聞にキトラ古墳の記事が載っていました。
記事の前半は遺跡の学術的意義についての記事でしたが、後半は「揺れる調査・保存方法」
−費用からみ慎重意見も−として調査・保存に関しての問題点を記述してありました。

壁画古墳の場合には調査後の保存が大変問題になるわけですが、調査団メンバーの中でも
「きちっと調査した上で、保存方法を考えるべきだ。手をつけないのが保存上ベストだと考えるのは誤り」とする積極的な調査・保存派と
「玄武も残っていた。急速に劣化は進まないのでは。緊急に発掘する必要性は見当たらない」とする緊急調査に慎重・現状維持派とに意見が分かれているとありました。

高松塚古墳の整備費が20年前で1億8千万円で、現在でも年間500万円の維持費がかかっているそうです。

今後の調査・保存の主体がどこになるのか知りませんが、この御時世ですから担当者としては、
この金額は慎重にならざるえない金額でしょう。

一般的な話ですが、遺跡の調査・買収・保存には国・県から補助金が出ますが、維持管理費には補助金は出ません。
国の地方交付税の算定の基礎にはなっているようですが、ブラックボックスなので、よくわかりません。
遺跡は保護できたら、保存・整備・維持・活用をいかにやるかが問題です。
特に維持・活用が出来ていない遺跡が多いと批判を受けることがあります。
整備までは力技でできますが、維持活用となると息の長い仕事で、体力を消耗する仕事です。


記事番号:1248
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga146.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年03月09日 03時31分04秒
キーワード:保存方法 整備費 維持費 活用

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1247 re2:被写体クイズ:ヒント<国立科博前の「ヒゲ」仲間
問題:
1.そのFMは、出産すればホルスタインなんか遠くおよばないくらい、たくさんオッパイを出
します。
2.その名前はカナで6文字です。
3.はじめの3文字は、元革新知事の姓と同じです。
4.その名前は野蛮人に似てますが、とても平和的な性格をもっています。
5.その仲間は我がホームページにも登場しています。

正解:ナガスクジラ

富山市北代遺跡出土の鯨骨(出土状況が特殊)を検討するために、石川県門前町に漂着したナ
ガスクジラの骨と比較し、その尾椎を写真に撮ったところなものですから、こういうクイズに
なりました。遺跡から鯨類の骨が出ていましたらご連絡ください。また、掲示板に紹介してお
きましたように、今年6月に福岡で研究会がありますので、興味のある方はぜひご参加くださ
い。掲示板に示したセトロジー研究グループのホームページには、漂着鯨類のデーターベース
にもアクセスできますよ。


記事番号:1247
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.115
メールアドレス:
投稿日:98年03月01日 20時24分30秒
キーワード:哺乳動物 鯨類 ヒゲクジラ類 ナガスクジラ

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1246 re2:地名クイズ:ヒント<「蚕の餌」と「馬」
問題文:
私は毎日、山麓の自宅から海辺の勤務先に通っています(私の住む宅地の一段丘上には縄文時
代中期前葉の大桑遺跡があります)。気の向くままにいろいろなルートを選択して通勤します
が、主なルートは、まず「つつじが丘」住宅地の裏にある坂道を降りて、犀川左岸に出ます。
その河川敷には化石産出層として有名な大桑層が露出しています。それを右に見ながら堤防上
を川下に向かい、大桑橋を渡って今度は坂道を登って笠舞段丘に出ます。縄文中期の笠舞遺跡
のあるところですね。その大通りを片町(中心街)の方向に下って行き、途中で右折、兼六園
方面に向かいます。広坂の交差点を渡ってすぐ左折し、石川県庁と金沢城との間の道を直進、
尾山神社の裏を過ぎ、八坂神社前で左折、大通りの交差点を右折、武蔵が辻の交差点を左折、
金沢駅前に出て右折、ホテル・ホリデインの前を右折、すぐに左折、浅野川または浅野川電鉄
に沿って内灘に向かいます。

問題:
上記に出てくる名称でまったく同じ漢字を用いながら読み方が異なる例がひとつあります。
「飯田(いいだ)橋と飯田(はんでん)通り」のごとく、読み方を添えて答えてください。

正解:大桑(おんま)層と大桑(おおくわ)遺跡または大桑(おおくわ)橋。

大桑(おんま)動物化石群の存在は、1927年に「大桑の貝殻淵」採集の貝化石が学会報告され
て以来、広く世に知られるようになりましたが、当時は現在の大桑(おおくわ)を地元の人た
ちがオンマと呼んでいたため、地層名としては「おんま」が学会に定着しました。

私は子供のころ、大桑の川で泳ぎを覚えたのですが、確かに「オンマで泳いでこよう」などと
言ってました。しかし、昔から現在の大桑(おおくわ)地域がすべてオンマと呼ばれていたか
どうか疑問です。大桑という字で示された地名は古文書に載っているのですが、それを当時、
オンマと読んだという証拠はありません。おそらく、大桑の一部にオンマという通称で呼ばれ
ていた場所があったのではないでしょうか。そうだとするなら、この化石産地は、本来、金沢
市大桑町の通称オンマというところにあるという認識のもと、大桑層ではなくオンマ層と命名
すべきではなかったか。遺跡名をつける場合の一教訓になると思います。

今度、オンマのさらに上流域に石川県立埋文センターは移転します。財団化して。


記事番号:1246
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.115
メールアドレス:
投稿日:98年03月01日 20時07分47秒
キーワード:地名 大桑層 大桑遺跡

このコメントは[re1:地名クイズ:答えを言っちゃおっと]に対するレスポンスです。


1245 re1:思い出クイズ:ヒント「光あれ」天地創造
クイズは喫茶室に向かないようですね。これも答えを言ってしまいましょう。

問題文:
今でこそ居眠り中の学生に資料を読ませたりしてますが、かつては私も居眠りの名人でした。
当時KT大の教授であられたA先生(故人)のTH大集中講義の際、最前列に座ったのはいい
ものの、睡魔に襲われ、努力の甲斐なく断続的にコクリコクリ。助手のK先生(現在FS大教
授)の後日談によれば、A教授の閻魔帳には「最前列の男、よく居眠りする」とメモしてあっ
たそうです。講義内容は朝鮮の新石器・青銅器時代に関するものでした。

問題:A先生とはどなたでしょうか。フルネームで答えてください。

答え:有光教一

なお、私が居眠りしたのは、けして先生の講義が面白くなかったからではありません。なぜか
睡魔に襲われただけです。日本人に居眠りが多いことは国際的に知られているらしく、昔から
その原因が取りざたされていますが、まだ依然として謎のようです。現在、遺伝子レベルでも
研究が進められているという話しを新聞の書評で知りました。


記事番号:1245
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.115
メールアドレス:
投稿日:98年03月01日 16時24分30秒
キーワード:講義 教授 居眠り

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1244 re1:確認試掘調査について
>確認試掘調査を文化財保護部局負担とするのは、開発側との協議を保護部局側主導でおこな
>う為の、条件として必要なことではないでしょうか?
>自治体の財政状態が負担を許さない状況にある場合もあるかとは思いますが、開発側との
>スムーズな協議には必要な方法だと考えます。

私の勤務先およびその周辺のエリアでは、埋蔵文化財包蔵地以外の地域における開発のうち
500u以上の開発面積の開発の場合、「原因者負担で」試掘調査を「お願い」しているところ
が多いようです。ほぼ開発業者側も受け入れています。
範囲確認調査を行政側で実施しておくというのは理想的ですが、開発時にしか掘ることができ
ないというのが現実です。
そうした場合、いきなり出てくる開発を見越して、何件あるかわからない範囲確認調査(試掘
調査)のために多額の予算をあらかじめ計上しておくことは困難です。
たぶん我々のエリアにおいては、範囲確認調査費用の行政側負担が徹底された場合、少額の
予算をもってときどき範囲確認調査をするか、年度初めの開発工事のみ範囲確認調査を
実施するかして、あとの範囲外における開発工事の際には、従来行いえていた「試掘調査」
をあきらめざるを得なくなるでしょう。よって、新規の遺跡発見件数は激減し、見知らぬ
ところでの遺跡破壊も生起するでしょうね。
これは、かなり深刻な問題です。

もちろん補助金も活用して「市内遺跡発掘調査」というのをおこなっておりますが、多くは
包蔵地内における個人住宅建設などの際におこなう発掘調査に充当しているはずです。
これも「阪神淡路大震災」以来、減額されたままの事業額となっており、補助額も減少傾向
を辿っていきそうな..。


記事番号:1244
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse3-6.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年03月01日 00時33分25秒
キーワード:確認試掘 補助金

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1243 記事一覧を30件にしました
喫茶室にアクセスしたとき、最初に掲示される記事一覧数を10件から30件に増やしました。
すこし重くなるかもしれませんが、話の流れをつかむために、このほうが良いかなと思います。
「重くてとてもたまらない!」というかたがいらっしゃいましたらご教示願います。再考します
ので..。(^^


記事番号:1243
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse3-6.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年03月01日 00時10分57秒
キーワード:案内


1241 確認試掘調査について
  文化庁から都道府県への事務連絡では、確認試掘調査については、文化財保護部局負担で
おこなうようにとの指導がなされていると思いますが、地域によって実施にかなり違いがあるのでしょうか?
  佐賀県は文化庁の方針にしたがって、市町村に国庫・県補助併用事業として「市町村内遺跡」の
事業名での事業化を指導されています。
  確認試掘調査を文化財保護部局負担とするのは、開発側との協議を保護部局側主導でおこな
う為の、条件として必要なことではないでしょうか?
  自治体の財政状態が負担を許さない状況にある場合もあるかとは思いますが、開発側とのスムー
ズな協議には必要な方法だと考えます。
  もちろん、村の担当者としては、現行の国庫補助金50%、県補助金25%には不満があります。
  文化財が国民共有の財産であるのなら、国庫補助金はせめて70%にはしてほしいものです。
  市町村の担当者には文化財に金や時間がかかることについて、風当たりが強く、担当者数が
極少数の町村では、たまに突風が吹きます。
  国・県・市町村の負担割合は、70・25・5ぐらいの傾斜配分がほしいものです。
  高率の国庫補助は最近見直しの対象となっていますが、地域住民への受益事業としての一般
公共事業等とは異なる、国民共有財産の管理費として
の文化財保護事業費の増額をお願いしたいです。


記事番号:1241
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga108.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年02月28日 03時55分43秒
キーワード:確認試掘 補助金

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1238 思い出クイズ:これもまたプレゼント付きだよーん
なかなか皆さん、クイズにのってくださいませんね。そこで懲りずに第三弾目。

今でこそ居眠り中の学生に資料を読ませたりしてますが、かつては私も居眠りの名人でした。
当時KT大の教授であられたA先生(故人)のTH大集中講義の際、最前列に座ったのはいい
ものの、睡魔に襲われ、努力の甲斐なく断続的にコクリコクリ。助手のK先生(現在FS大教
授)の後日談によれば、A教授の閻魔帳には「最前列の男、よく居眠りする」とメモしてあっ
たそうです。講義内容は朝鮮の新石器・青銅器時代に関するものでした。

さてA先生とはどなたでしょうか。フルネームで答えてください。




記事番号:1238
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月26日 18時19分29秒
キーワード:講義 教授 居眠り

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1237 re3:遺構図・遺物図の展開方法について
展開方法に限らず、図の表示方法には原則があったほうがいいですよね。脊椎動物の標本を側
面図だけで示す場合、左側面図が原則です。四肢の骨でも、特に断りのないかぎり、左の骨を
標準として示すことになっているようです。


記事番号:1237
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月26日 11時22分53秒
キーワード:実測図 展開方法 不統一
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この記事には[re4:遺構図・遺物図の展開方法について]というタイトルのコメントが投稿されています。


1236 re2:遺構図・遺物図の展開方法について
それで、いいと思います。
少し舌足らずでしたが,私としては原則なしに展開法を用いることに
納得いかないのであって、例に用いられた石舞台のような、外観の側面図
が必要な場合には、私も第3角法を用います。
当然、内部の立面図は第1角法を用います。
一般的に考古学の遺構は内部から見透して、立面図を作る遺構が多い
ので、第1角法を用いる事を原則としています。


記事番号:1236
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga106.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年02月25日 20時19分33秒
キーワード:実測図 展開方法 不統一
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1235 re1:被写体クイズ:これもプレゼント付きだよーん
被写体クイズのヒント4を訂正します。

4.それが属する集団の名前は野蛮人に似ていますが、実際はとても平和的な性格をもってい
ます。


記事番号:1235
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月25日 11時32分20秒
キーワード:オッパイ 元革新知事 野蛮人

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1234 re1:遺構図・遺物図の展開方法について
遺構と一口に言っても、古墳の石室のように側面が室内からしか見れない場合と、「石舞台」
のように外側面を描ける場合があります。前者なら第1角法が適切ですが、後者ならば第3角
法も併用されることになるのではないでしょうか。


記事番号:1234
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月25日 11時15分28秒
キーワード:実測図 展開方法 不統一
このコメントは[遺構図・遺物図の展開方法について]に対するレスポンスです。
この記事には[re2:遺構図・遺物図の展開方法について]というタイトルのコメントが投稿されています。


1233 遺構図・遺物図の展開方法について
今日、仕事場で実測図の展開方法が話題になりました。
私は、実測図の投影方法は、遺構図は第1角法で、遺物図は第3角法とするようにして
います。

※第1角法・・・石室の実測図のように、平面図の下方から見た立面図が平面図の上方に、
            左から見た側面図が平面図の右側に描く方法。

※第3角法・・・石器の実測図のように、平面図の下方から見た立面図が平面図の下方に、
            左から見た側面図が平面図の左側に描く方法。

遺物図は第3角法を用いている方が多いようです。
遺構図においては土坑や住居跡は第3角法で、石棺墓や石室は第1角法と混用している
場合が多いようです。

私としては、遺構図において両方の展開方法が使われているのは、奇異に感じており、
原則として第1角法を用いています。

「土坑などの断面図は、平面図の下の方が見やすい」というのが、大方の意見のようで
すが、私は第1角法に統一した図面のほうが見やすく感じています。

考古学の図面も製図である以上、少なくとも一種類の図面の中で複数の展開方法が用い
られるのは避けるべきと思っております。


記事番号:1233
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga144.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年02月25日 00時10分51秒
キーワード:実測図 展開方法 不統一

この記事には[re1:遺構図・遺物図の展開方法について]というタイトルのコメントが投稿されています。


1232 被写体クイズ:これもプレゼント付きだよーん
地名クイズになかなか答えてくれないので、なかなか先に進めません。そこで、とりあえず別
のクイズを。

私は今晩、密かにある大きなものを撮影しました。

1.そのFMは、出産すればホルスタインなんか遠くおよばないくらい、たくさんオッパイを出
します。
2.その名前はカナで6文字です。
3.はじめの3文字は、元革新知事の姓と同じです。
4.その名前は野蛮人に似てますが、とても平和的な性格をもっています。
5.その仲間は我がホームページにも登場しています。

お答えは喫茶室返信で。最初の正解者にはプレゼントを差し上げます。オッパイの好きな人、
ぜひ挑戦してください。


記事番号:1232
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月24日 22時23分15秒
キーワード:オッパイ 元革新知事 野蛮人


1229 地名クイズ:プレゼント付きだよーん
私は毎日、山麓の自宅から海辺の勤務先に通っています(私の住む宅地の一段丘上には縄文時
代中期前葉の大桑遺跡があります)。気の向くままにいろいろなルートを選択して通勤します
が、主なルートは、まず「つつじが丘」住宅地の裏にある坂道を降りて、犀川左岸に出ます。
その河川敷には化石産出層として有名な大桑層が露出しています。それを右に見ながら堤防上
を川下に向かい、大桑橋を渡って今度は坂道を登って笠舞段丘に出ます。縄文中期の笠舞遺跡
のあるところですね。その大通りを片町(中心街)の方向に下って行き、途中で右折、兼六園
方面に向かいます。広坂の交差点を渡ってすぐ左折し、石川県庁と金沢城との間の道を直進、
尾山神社の裏を過ぎ、八坂神社前で左折、大通りの交差点を右折、武蔵が辻の交差点を左折、
金沢駅前に出て右折、ホテル・ホリデインの前を右折、すぐに左折、浅野川または浅野川電鉄
に沿って内灘に向かいます。

さて、クイズ。上記に出てくる名称でまったく同じ漢字を用いながら読み方が異なる例がひと
つあります。「飯田(いいだ)橋と飯田(はんでん)通り」のごとく、読み方を添えて答えて
ください。この喫茶室の返信で最初に正解をお寄せくださった方にプレゼントを差し上げます。


記事番号:1229
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月20日 19時01分11秒
キーワード:


1228 re5:遺跡の命名権
個々の遺跡名についてはすぐ思いつきませんが、古人類化石の発見地として知られている東ア
フリカのツルカナ湖東岸地域の場合、この湖は植民地時代に宗主国の言葉でルドルフ湖と呼ば
れていましたね。それが、独立後、ネイティブな呼び方に変えられたわけです。しかし、ケニ
ア国立博物館の標本番号は、KNM-ER1470のようにEast Rudorfの省略記号を継続して使用して
います。

ロシア(旧ソ連)なんか、政変のたびに都市や通りの名前をコロコロ変えてますね。地図会社
は喜ぶかもしれませんが、一般的には迷惑な話しです。


記事番号:1228
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月20日 16時11分24秒
キーワード:遺跡名 民族

このコメントは[re4:遺跡の命名権]に対するレスポンスです。


1226 re4:遺跡の命名権
環境が不安定なので、みじかく、かんたんにかきます。
話がすすんでしまったので、前にきえてしまった僕の発言
は、もう意味がなくなったので、むしして下さい。

で、遺跡のめいめいなんですが、これはむしろ中世史ないし
は"中世"を考古学的あるいは埋蔵文化財として見ている研究者
やたんとうしゃの間ではぎろんされてはいないのでしょうか?>どなたか
"景観"がそじょうにのってきて、特に文献資料と考古資料
とのつつきあわせがさかんにおこなわれているような。

そして、もうひとつは、"命名権"は"文化"とか"共同体"の権利
とかにもつながってくると思いますが、おそらくこれが際立った
ばあい、少数民族との間では確実に問題になってくるでしょう。
#あるいはすでにあるかも??
      >平口先生、なにか例をごぞんじではないですか?

特に外国なんかでは文化財に関してもNPO(非政府組織)の活躍が
盛んですから。


記事番号:1226
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年02月20日 13時20分50秒
キーワード:遺跡名 文化財保護法 地方自治体 遺跡地図

このコメントは[re3:遺跡の命名権]に対するレスポンスです。
この記事には[re5:遺跡の命名権]というタイトルのコメントが投稿されています。


1225 re3:遺跡の命名権
>その種の通達や研修があったというのは聞いたことはありません。
>そーいったことについての問題意識は、ほとんど無いのではないでしょうか?
>私が、あげた事例からも、調査員自身にも、遺跡名についての、意識レベルが低いように思われます。

そうですね。「遺跡の命名権」という考え方自体,あまり聞いたことありませんし。
おそらく,自治体埋文の体制作りの方が精一杯で,それが引き起こした効果については,
それらがあまりに多様なこともあって,対応し切れていないのではないでしょうか

私は,自治体にいたときから,この実質的に持たされてしまっている命名権のことが気になってまして,
今回の話の流れから,初めて思うところを文字にしたような次第です。
ひょっとして,自治体の遺跡命名権について,初の指摘かも・・・(うぬぼれですな(^^;ゞ,当事者はみんなわかってるはず)。


記事番号:1225
投稿者:白井克也
リモートホスト:proxy.nisiq.net
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年02月20日 00時35分46秒
キーワード:遺跡名 文化財保護法 地方自治体 遺跡地図

このコメントは[re2:遺跡の命名権]に対するレスポンスです。
この記事には[re4:遺跡の命名権]というタイトルのコメントが投稿されています。


1223 re6:遺跡名の変更
「遺跡名の変更」にもう一つこだわらさせていただくと、この問題には町名変更と同様の性格
があります。ある時期、全国的に町名変更が横行し、由緒ある町名が失われていきました。金
沢でもそういうことがあって、いかにも城下町らしい町名であるにもかかわらず、強引に変更
されてしまったものがあります。ところどころに立てられている旧○○町という石標がその証
拠です。最近、旧町名の歴史的価値を見直し、旧町名を復活させようという動きもあります。

遺跡の所在する土地の名称は、それ自体、無言のうちに遺跡の性格の一端を示している場合が
少なくないのですから、ご都合主義で安易に命名したり、変更してはいけないと思います。


記事番号:1223
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.115
メールアドレス:
投稿日:98年02月19日 22時02分03秒
キーワード:考古学用語 遺跡名 歴史地理

このコメントは[re5:遺跡名の変更]に対するレスポンスです。


1222 re1:遺跡の命名権
行政機関は遺跡の発見届けの際に遺跡名の妥当性をチェックできる立場にあるわけですが、
その行政機関自体が考古学的に問題の多い命名をしているとなると困りますね。この点、文
化庁や奈文研はどのような指導をしているのでしょうか。そういうことについての通達や研
修を受けた方はおられませんか。


記事番号:1222
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.115
メールアドレス:
投稿日:98年02月19日 10時55分46秒
キーワード:遺跡名 文化財保護法 地方自治体 遺跡地図

このコメントは[遺跡の命名権]に対するレスポンスです。
この記事には[re2:遺跡の命名権]というタイトルのコメントが投稿されています。


1221 re5:遺跡名の変更
「この問題を取り上げた文献」ではなく,恐縮ですが,
佐原真・春成秀爾,1997,『出雲の銅鐸』日本放送出版協会
では,pp.13-16に遺跡名の問題が挙げられています。
これも,1220に書いた「命名権」を通して読んでみると,いいかもしれません。
加茂町長(おっと,「島根県」をつけなきゃ)が「加茂岩倉」と命名したという
エピソードは,パフォーマンスの側面もありますが,「命名権」の所在を示してますね。
荒神谷遺跡については,当初から「神庭」(かんば)の名を生かせという声がありました。

1975年の条文追加以降の遺跡名については,「変更」から遡る視点だけでなく,
「命名」自体を問う必要もあると思います。


記事番号:1221
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年02月19日 10時34分24秒
キーワード:考古学用語 遺跡名 自治体

このコメントは[re4:遺跡名の変更]に対するレスポンスです。
この記事には[re6:遺跡名の変更]というタイトルのコメントが投稿されています。


1220 遺跡の命名権
遺跡名の話,少し論点が変わってきました。

学史的に古い遺跡はちょっと事情が違いますが,遺跡の「命名権」について。
国の法律としては,おそらく次の規定が唯一ではないでしょうか。

文化財保護法第57条の4(埋蔵文化財包蔵地の周知)
 国及び地方公共団体は,周知の埋蔵文化財包蔵地について,資料の整備その他
その周知の徹底を図るために必要な措置の実施に努めなければならない。
2 国は,地方公共団体が行う前項の措置に関し,指導,助言その他の必要と
認められる援助をすることができる。
(昭和50年〔1975〕7月法律49号で追加)

どこにも「遺跡名」とは書いてありませんが,実質的には命名が行われます。
この規定に拠って各自治体は「遺跡地図」を作成していますが,
学史上知られた遺跡のほか,分布調査や試掘の成果によって新たに知られた
(想定された?)遺跡をも記載する際に,「遺跡名」がつけられるわけです。
で,行政上も,考古学上も,この「命名」に従って揺るぎない方が,
混乱がなくていい,・・・・・・ということは,遺跡の分布が大きく変わらない限り,
遺跡地図作成時の名称が生かされるわけで,実質的に遺跡地図作成業務が
「命名権」を伴うことになってしまいます。

平口さん〔1215〕,久保さん〔1218〕の掲げられた事例は,この,自治体が有する
「命名権」のいろいろな側面を描き出していて,興味深いですね。
また,久保さんが挙げられているように〔1218第2段〕,出土遺物が指定品になったり,
遺跡が史跡指定された場合も,この「命名権」に関わる問題がありますね。


記事番号:1220
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年02月19日 10時14分46秒
キーワード:遺跡名 文化財保護法 地方自治体 遺跡地図

この記事には[re1:遺跡の命名権]というタイトルのコメントが投稿されています。


1219 re4:遺跡名の変更
考古学的には問題のある「遺跡名変更」がけっこうあるようですね。この問題をとりあげた文
献をご存知でしたら教えてください。


記事番号:1219
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.115
メールアドレス:
投稿日:98年02月19日 09時48分08秒
キーワード:考古学用語 遺跡名 自治体

このコメントは[re3:遺跡名の変更]に対するレスポンスです。
この記事には[re5:遺跡名の変更]というタイトルのコメントが投稿されています。


1218 re3:遺跡名の変更
ある自治体が、遺跡地図を作成したのですが、その自治体の調査員は、遺
跡地図の名称を使わず、自分で違った名称を用い発掘調査をおこない、報
告書にしてしまいました。

ある自治体が、○○遺跡(その自治体が作成した、遺跡地図の名称)出土
の遺物を県指定にしたのですが、指定書には××遺跡(遺跡地図作成前に
用いられていた名称)出土品となっています。

ある自治体は、いくつかの遺跡(その自治体が作成した遺跡地図名)に、ま
たがった大規模な調査事業地区を一つの遺跡名(全国区)にしてしまいまし
た。{遺跡が一つだからというより、事務手続きを簡単にする為?}

遺跡名の変更にも、いろいろあるようです。


記事番号:1218
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga021.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年02月19日 00時09分41秒
キーワード:考古学用語 遺跡名 自治体

このコメントは[re2:遺跡名の変更]に対するレスポンスです。
この記事には[re4:遺跡名の変更]というタイトルのコメントが投稿されています。


1217 re2:遺跡名の変更
記号化された遺跡名は頭に入りにくいですね。

名称の変更とは別に、遺跡の命名法も問題になりますね。○○A遺跡と○○B遺跡に通称が
あって両遺跡を区別できるのなら、通称で命名したほうがいいでしょう。○○シカマチ遺跡と
か○○シロガケ遺跡とか。地名伝承をろくに調べもしないで、安易に記号を用いるべきではな
いと思います。通称を用いれば、山内さんが強調するように、地名の記録保存にも貢献するこ
とになります。


記事番号:1217
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月18日 22時42分51秒
キーワード:考古学用語 遺跡名

このコメントは[re1:遺跡名の変更]に対するレスポンスです。
この記事には[re3:遺跡名の変更]というタイトルのコメントが投稿されています。


1216 re1:遺跡名の変更
遺跡の分布がより明らかになって,・・・などの例以外では,うろ覚えで恐縮ですが,
北海道の遺跡は記号化され,TK73遺跡とかになってます(まるで陶邑(^^;ゞ)。
しかも,数字を付け替えたことがあるとか。
いかにも固有名詞,という遺跡名を取り替えるのに比べて,数字が変わる
「遺跡名変更」は,はるかに混乱のもとでしょうね。

・・・・以下,事例ではなく一般論・・・・
自治体が分布地図を作成するときにつけた名称は(急ごしらえの名前だったりしますが),
できるだけ変更しない方がいいと思います。ただ,そうすると遺跡の「命名権」が
実質的に自治体の手に帰することになります(現状はそうなっている)。
これがいいのかどうかわかりませんが・・・。

・・・以下,別の事例と私見・・・・・
分布地図を作った同じ自治体の報告書で,分布地図名称は「例言」に小さく出るだけで,
書名も文中での言及も,別の遺跡名(ニックネーム?)という例もありますが,
こういうのは困りますね。特に重要遺物が出て,関係の研究者が「変名」のほうで
覚えてしまったりして。
もちろん異称が存在しても,異称の存在を指摘しても,何ら悪くはないんですが,
もし,安易な気持ちで名称を弄んでいるとしたら,
研究者としても,また,行政マン(自治体職員)としても,問題があると思います。


記事番号:1216
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年02月18日 18時46分42秒
キーワード:考古学用語 遺跡名

このコメントは[遺跡名の変更]に対するレスポンスです。
この記事には[re2:遺跡名の変更]というタイトルのコメントが投稿されています。


1215 遺跡名の変更
山内さんの返信再投稿を待たずに発信するのは気がかりですが、遺跡名の読み方ではなく、遺
跡名そのものを変更した例があります。

北陸の縄文晩期の土器型式に八日市新保(ようかいちしんぼ)式というのがありますが、その
標識遺跡である金沢市八日市新保遺跡という名称は現在使われていません。巨大木柱列が最初
に発見されたことで有名な新保本町(しんぼほんまち)チカモリ遺跡の旧名が八日市新保遺跡
なのです。町名変更でひと悶着し、ようやく新保本町に統一されたのに、遺跡名が八日市新保
では具合が悪いという地元の要請で、やむなく変更したということです。

遺跡名をこのように変えるのは、少なくとも考古学的には困りますね。また、「八日市」とい
う歴史的にいわれのある地名をせめて遺跡名称として残しておいてくれたなら、歴史地理的に
も意義があると思います。

以上のような遺跡名の変更例は全国的にみて、どの程度あるのでしょうか。


記事番号:1215
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月18日 18時28分27秒
キーワード:考古学用語 遺跡名

この記事には[re1:遺跡名の変更]というタイトルのコメントが投稿されています。


1214 えーっと>山内さん
この喫茶室に書き込みいただくと、ぼくへ内容がコピー転送されるように
なっているのですが、山内さんの書き込みは2/17 18:35のものが、配達
された最後のものでした。ですので、何らかの事故か、転送ミスか判別
しかねます。
もし、今後も同様のことがありましたら、ご教示願います。
プログラム提供元に問い合わせてみますので..。
いちばんあやしいのは、3webのサーバエラーですが..。(^^;ゞ
で、ご面倒をおかけしますが、サーバ側にはログが残っていませんので、
いまいちど、その内容をアップしていただけるとありがたいです。
よろしくお願い申しあげます。m(_ _)m>山内さん


記事番号:1214
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse7-3.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年02月18日 17時25分22秒
キーワード:

このコメントは[あれあれっ??????????]に対するレスポンスです。


1213 re1:あれあれっ??????????〜証言
私は帰宅後の24時ごろに喫茶室を覗きましたが,その時点では1210が最終の
投稿でした。
それ以前に消えてしまったのでしょうか。<山内さんの投稿


記事番号:1213
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年02月18日 12時16分17秒
キーワード:

このコメントは[あれあれっ??????????]に対するレスポンスです。


1212 あれあれっ??????????
1210の平口先生へのリプライを昨日書いて投稿したんですが、
今朝になったらなぜかなくなってしまっています????

昨晩はちゃんとあったのですが???>おがみさん


記事番号:1212
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年02月18日 11時08分50秒
キーワード:

この記事には[re1:あれあれっ??????????〜証言]というタイトルのコメントが投稿されています。
この記事には[えーっと>山内さん]というタイトルのコメントが投稿されています。


1211 re7:人名の読み〜なぜ都道府県名がなかったのか
>それから,調べる苦労を別にすると,市に関しては
>府中市(東京都と広島県),鹿島市・鹿嶋市(茨城県・佐賀県)以外は
>同一市名の重複はありませんね。

間違ってました。(^^;ゞ
佐賀県が鹿島市,茨城県が鹿嶋市でした。
上のならべ方は,おかしいですね。
両県のみなさん。すみませんでした。m(_ _)m


記事番号:1211
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年02月18日 10時35分42秒
キーワード:氏名 地名 漢字 読み カナ ルビ

このコメントは[re6:人名の読み〜なぜ都道府県名がなかったのか]に対するレスポンスです。


1210 re9:人名の読み
阿玉台が「おたまだい」なのか「おたまだい」なのかという問題は、私も学生のときに面食らっ
た憶えがあります。方言で「あ」と「お」の中間の発音をするとしたら、「あ」と聞こえる人
もいれば、「お」と聞こえる人もいて不思議はないわけですね。けれども、学術用語としての
遺跡名は約束事なんですから、どちらが正しいかということではなく、ローマ字やカナで表記
する場合、どちらかに決めていただいたほうがいいですね。でないと、国際的には別遺跡と思
われかねませんから。そのことは、なにも「地名に複数の読み方、発音の仕方がある」という
事実を不問にすることにはならないと思います。ご指摘のように、それはそれで興味深い歴史
的、文化的現象として恰好の研究テーマになります。しかし、その土地に住んでいる人が地名
の読み方を変えたからといって、すでに定着した学術用語としての遺跡名の読み方をそれに連
動させて変えなければならないということはないでしょ?


記事番号:1210
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月17日 19時30分08秒
キーワード:人名 地名 漢字 読み カナ ルビ

このコメントは[re8:人名の読み]に対するレスポンスです。


1209 re8:人名の読み
タイプサイトとして著名な気屋遺跡は僕自身も"けやいせき"として認識してきました
し、今後も"きやいせき"と読む事はないでしょう。それ以上に、なぜYMさんが"きや"
にこだわれるかは正確にはわかりません。あるいはホンネは地元での"異体語"として
の"きや"という言い方を最初に知ったからとか、なにかこだわりがあるのかもしれま
せん。しかし、そうであっても"きや"が使われるのは発音上の理由か、ある時期での
"誤読"から始まって、その読み方が"伝承"(あ、"きやいせき"という言い方ではなく
て、"きや"という言い方が、です)されるようになったのか、何らかの理由があると、
「事情を知らない」僕は考えてしまいます。
こういった例は沢山あると思います。関東の縄文だと、有名なのは"阿玉台"を"お
たまだい"と読むか"あたまだい"と読むか、とかあります。これなど遺跡の所在する
地域での細かい方言があって、"阿"を"お"と"あ"の中間の音で読むのが正確なのだ
そうです。そんな場合、"おたまだい"が正しいのか、"あたまだい"が正しいのか
という事など言えなくなってしまいますね。学史的に見ると、"お"の方が先のよう
ですが。こういう時、仮にどちらか一方の言い方を定着させたとしても、もう一方
を不問にしてしまうのには疑問です。
これまでにまったく言い方が存在せず、それでも遺跡名称を与えなければならない
場合は別として、"土地"とは密接な関係がある"遺跡"は、あくまでもその土地の
"動向"と関連付けていくべきだと思いますが?
"記録保存"というコトバを使ったのはあくまでも報告書での事です。
すでに記録化されているならば別ですけれども、一般論として、公的な記録である
報告書は何も考古学研究者だけが使うものではなく、その土地に存在する遺跡に関心
ある者が活用するものだと僕は考えます。
要するに我々が考古学的に利用するのではなく、"土地"そのものを読む場合さえも
あるのではないか?という事です。

>なお、一般論としては、いろいろな事例をあげて議論しないと議論がかみ合わなかったり、誤
>解が生じやすいと思います。

共同研究のように特定のテーマを取り上げて何カ月とか何年とか、長い時間幅のなかで
論じていくのならば、一つ一つの事例をコツコツと集成してから議論できます。しかし、
インターネット上でよくあるように、個々の研究フィールドが離れている場合で、しか
も短期間でどんどん話が進んでいってしまう場合には、個別な事例を提示する場合は、
あくまでも一般論の枠の中で解釈できる範囲で提示するものではないでしょうか?


記事番号:1209
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年02月17日 18時35分05秒
キーワード:人名 地名 漢字 読み カナ ルビ

このコメントは[re7:人名の読み]に対するレスポンスです。
この記事には[re9:人名の読み]というタイトルのコメントが投稿されています。


1208 re7:人名の読み〜なぜ都道府県名がなかったのか
>憶測ですが,これは「○○町」の発行した報告書で,「○○町」民に成果を還元
するためのものだから,ということではないでしょうか。

簡単にいうと、町民以外の人をあまり念頭に入れていないから、ということになりますね。そ
ういう理由も場合によってはあるかもしれません。

私のいくつかの憶測のうちの一つを紹介しますと、オラが町(村)のことは○○県○○町と言
わなくても知られているはずだ、または知っていてほしいという気もちが潜在的にあるからで
はないでしょうか。また、郡名はいかにも田舎ぽいから避けたいのでは。タイトルが長々とし
ているのは見ばえがよくないから、というのもあるかもしれません。「遺跡」さえつけず、○
○とだけタイトルに書いてあるのもありますよね。


記事番号:1208
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月17日 17時36分09秒
キーワード:氏名 地名 漢字 読み カナ ルビ

このコメントは[re6:人名の読み〜なぜ都道府県名がなかったのか]に対するレスポンスです。


1207 re6:人名の読み〜なぜ都道府県名がなかったのか
内容が多岐にわたってきたので,かってにサブタイトルをつけてます(^^;ゞ。

そうですよね。
>せめて都道府県名ぐらいいれてよ
で,ついでに郡名まで入れてくれれば,なおいいですね。
郡名も,それなりに便利ですよ。「町」は多義的な場合もあるし。

さて,1206での次の指摘は重要です。
>従来、なぜ表紙のタイトルに遺跡名のみとか、○○町○○遺跡のみしか書かない例
>が少なからずあったのでしょうか。また、例言・本文・奥付などどこを見ても都道府県
>名が書いてないという例もめずらしくなかったのでしょうか。
憶測ですが,これは「○○町」の発行した報告書で,「○○町」民に成果を還元
するためのものだから,ということではないでしょうか。
自治体が一般向けに発行する図書のたぐいは,通常はその自治体の管内への
配布を目的としているので,それを援用すると,報告書も「○○町」だけになって
しまうのではないでしょうか。
(逆に,たとえ言いがかりでも,仕事が住民のためでないとみなされたら,
 報告書どころか担当者の身が危ない)
また,視野を都道府県内(通常,市町村は都道府県の指導で埋文調査をしている)
に広げても,同一町村名はまず,ないでしょうから,作っている方には支障は感じ
ないのでしょう。
もちろん,だから許してやろう,というわけではありませんが。
発掘の報告書が,町民しか相手にしないのはけしからん,という反応があるかもし
れませんが,役場の中で,報告書発刊の意義を主張し,実際の発刊にまで漕ぎ
付ける苦労を思うと,漸くできた報告書に都道府県名が抜けてても,「苦労のあと」
と思ってしまいます(次回は都道府県名を入れてね)。

それから,調べる苦労を別にすると,市に関しては
府中市(東京都と広島県),鹿島市・鹿嶋市(茨城県・佐賀県)以外は
同一市名の重複はありませんね。

#なお,福岡市教育委員会の報告書には,どこにも福岡県とは書いてありませんが,
#上福岡市教育委員会の報告書には,しつこく埼玉県上福岡市と書いてあります。
#心がけの違いか,自信の違いでしょうか。


記事番号:1207
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年02月17日 16時18分21秒
キーワード:氏名 地名 漢字 読み カナ ルビ

このコメントは[re5:人名の読み]に対するレスポンスです。
この記事には[re7:人名の読み〜なぜ都道府県名がなかったのか]というタイトルのコメントが投稿されています。


1206 re5:人名の読み
報告書の表紙に、都道府県名だけでなく、郡名もいれたほうが分類するときに便利だというの
は、なるほどそういえるでしょうね。ただ、例言や抄録にきちんとフルに所在地を書いてある
ならば、表紙には都道府県名だけでもまあいいではないか、ちょっとめくってみればすぐ分か
るわけだから、というのが私の本心です。逆の言い方をするなら、せめて都道府県名ぐらいい
れてよ、ということなのです。ならばついでに郡名もいれればいいじゃないか、簡単なことな
のだからとおっしゃる人もいることでしょう。

それでは、従来、なぜ表紙のタイトルに遺跡名のみとか、○○町○○遺跡のみしか書かない例
が少なからずあったのでしょうか。また、例言・本文・奥付などどこを見ても都道府県名が書
いてないという例もめずらしくなかったのでしょうか。ということを考えてみる必要がありま
す。


記事番号:1206
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月17日 15時52分55秒
キーワード:氏名 地名 漢字 読み カナ ルビ

このコメントは[re4:人名の読み]に対するレスポンスです。
この記事には[re6:人名の読み〜なぜ都道府県名がなかったのか]というタイトルのコメントが投稿されています。


1205 re7:人名の読み
話しがややこしくならないように申し上げます。

気屋遺跡は、研究者が発見して「気屋遺跡(けやいせき)」と命名したわけで、地元に伝承さ
れてきた名称ではありません。その所在地を地元の人は「けや」ともいい、「きや」とも呼ん
できたわけです。遺跡発見後、遺跡名称としては「けやいせき」で通ってきたのですから、そ
れでいいではないですか。YM氏は、論文・報告において「きや」説を唱えておりますので、す
でに<記録保存>されております。

なお、一般論としては、いろいろな事例をあげて議論しないと議論がかみ合わなかったり、誤
解が生じやすいと思います。


記事番号:1205
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月17日 15時16分22秒
キーワード:人名 地名 漢字 読み カナ ルビ

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1204 re6:人名の読み
>地元の人たちの間で....(略)。

僕にはこの話は遺跡名の統一に関する一般論として読めましたが。
例えば台帳に登録されている遺跡名称としてはどちらか一方を付
けなければいけませんが、僕は現状で2通りあるのならば2通り
存在する事を"記録化"する必要性があると思います。
文献記録と同じで、記録化する場合には記録される対象を選択的
に扱ってしまうというのはどうしようもありませんが、それでも
少なくとも、最低限は"残す"と、いうのはこれこそ、記録保存
としての意義でもある訳です。

近年の社会史の再評価が高まるなか、遺跡名称に伝承性があるの
ならば、その時点でのオーラル・ヒストリーとして評価するべき
ではないでしょうか?

#"表紙"の件は1201番に書きました。
 "他県"を見る場合、"郡"は地域を把握するのに有効です。
 報告書を書棚にならべる時でも、僕は郡レベルでの分類を
 行っています。
て


記事番号:1204
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年02月17日 13時06分10秒
キーワード:人名 地名 漢字 読み カナ ルビ

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この記事には[re7:人名の読み]というタイトルのコメントが投稿されています。


1203 re5:人名の読み
地元の人たちの間で、「けや」と「きや」の両方が使われているのですから、遺跡名として定
着している「けや」を無理に「きや」にしなければならないということはないのですよ。<地
域を無視した>ことにはなりません。>山内さん


記事番号:1203
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月17日 12時41分57秒
キーワード:人名 地名 漢字 読み カナ ルビ

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1202 re4:人名の読み
一般的に郡名が不必要と主張しているわけではなく、表紙には入れなくてもいいのではと言っ
ているのですがね。>山内さん


記事番号:1202
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月17日 12時35分20秒
キーワード:氏名 地名 漢字 読み カナ ルビ

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1201 re4:人名の読み
>表紙に限っていえば...、

という点を重視しても、報告書の"分類"を行う時にはやっぱり必要ですよ。
纏めておいたりするときにも便利ですしね。


記事番号:1201
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年02月17日 12時32分29秒
キーワード:氏名 地名 漢字 読み カナ ルビ

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1200 re4:人名の読み
>地元では両例があるのですね。しかし、遺跡名としては「けや」で定着していたのですから、
>「きや」と地元で読んでいるからといって、「きや」でなければならないと主張するのはどう
>かと思います。

それは地域を無視した"標準語"を作ってしまいませんか?


記事番号:1200
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年02月17日 11時37分07秒
キーワード:人名 地名 漢字 読み カナ ルビ

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1199 re3:人名の読み
>表紙に限っていえば、郡名についてはなくてもいいのではないかと思います。市町村合併で、
>昔の郡とは様変わりしてますし、現在では行政区画としてほとんど意味をなしていませんから。

いえ、これは違うと思います。
例えば出土資料を何らかの目的で化学・物理的分析を行う時に、分析機器を使う時には
"〜社製のXX-XXXを使用し、摂氏***℃でXX時間〜した後...."という条件設定を必ず行
います。これは"こういった条件のもとでこういう事を行えば、こういう結果になる"と
いう"再現性"が必要であるからです。

同じように行政区分というのはその当時における地域の"条件"を表しています。
組織・予算・調査期間や調査方針といった事が、発掘調査に反映される訳ですね。
また、"過去の行政区分それ自体が歴史性を持つ"という事は、過去の歴史を研究する
我々にはよくある事ですね。

統計的なデータを必要とする場合でも、こういった条件を考慮しない場合には、
あまり有為なデータではない可能性があります。


記事番号:1199
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年02月17日 11時35分03秒
キーワード:氏名 地名 漢字 読み カナ ルビ

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この記事には[re4:人名の読み]というタイトルのコメントが投稿されています。


1198 re3:人名の読み
地元の古墳なのに読み方が分からなかったというのは、さもありなんという感じですね。(^^

文献でしか分からない地名・人名だと、当時、実際にどう読まれていたのか歴史学の専門家で
もよく分からないのに、慣例的に読んでいる例も多いのでは。

地名では、地元で複数の読み方がされている場合もあります。石川県河北郡宇ノ気町(ウノケ
マチ)の気屋遺跡の気屋は「けや」でいいはずですが、YT氏は「きや」だと言い張っています。
地元では両例があるのですね。しかし、遺跡名としては「けや」で定着していたのですから、
「きや」と地元で読んでいるからといって、「きや」でなければならないと主張するのはどう
かと思います。


記事番号:1198
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月17日 11時31分09秒
キーワード:人名 地名 漢字 読み カナ ルビ

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1197 re2:人名の読み
報告書における地名の表記については、ずいぶん前から指摘されているにもかかわらず、まだ
十分徹底していないようですね。私も「発掘調査報告書の編集はいかにあるべきか」で言及し
ておきました。

<表紙のどこかに県市町村名が示されているのが望ましい。報告書は地元以外の人も読むこと
を前提に親切な編集を心がけなければなるまい。>

表紙に限っていえば、郡名についてはなくてもいいのではないかと思います。市町村合併で、
昔の郡とは様変わりしてますし、現在では行政区画としてほとんど意味をなしていませんから。


記事番号:1197
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月17日 10時55分06秒
キーワード:氏名 地名 漢字 読み カナ ルビ

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1196 re2:人名の読み
>漢字の人名にルビをうつ必要性は、中国名や韓国・朝鮮名に限ったことではありません。

そのとおりです。訓読みという奇習を持つ日本語にこそ,ルビは必要です。
中国語・朝鮮語には音読みという逃げ道があります。(お勧めしているわけではありません)

人名・地名のほか,型式名なども地名に由来しており,しかも奇怪な考古学用語が
氾濫しているので,ルビの必要性はもっともです。

と,ここまでは威勢よく書いたのですが,

先日,日本の地名が腐るほど出てくる文章を書いたとき,固有名詞にルビをつけようとして,
「書くだけで読めない」名前があまりに多く,断念しました。
また,口頭発表に指名され,とある古墳の名前が分からなくて,私を発表者に指名した人達に
「どう読めばいいですか」とお聞きしたら,みんな腕組みして,「ん〜〜」・・・。
誰にも読めなかった(地元の古墳なのに),ということもありました。

#英文要旨を持つ雑誌には,日本語原稿の固有名詞にローマ字を付記するよう
#規定していることがありますが(たとえばK古学雑C),これでは結果的に,
#「読みにくい固有名詞は要旨には使わないようにしよう」と敬遠させているかの
#ようです(編集側には,そんな気はないでしょうが)。
#現状では,読みが分かる貴重な機会ですね。<英文要旨


記事番号:1196
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年02月17日 09時46分18秒
キーワード:氏名 地名 漢字 読み カナ ルビ

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1195 re1:人名の読み
漢字は難しいですね。
人名だけではなく、地名にもよく苦労します。
それと、市町村名だけが、表紙にあると、どこの県だかわからないものが多いですね。
表紙には、都道府県名(町村の場合には、郡名)がほしいです。


記事番号:1195
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga138.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年02月17日 01時35分24秒
キーワード:氏名 地名 漢字 読み カナ ルビ

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1194 人名の読み
データベースなどで、地名や人名をローマ字やカナで書く必要があるとき、どう読むのか困る
ことが多いですね。発掘調査報告書に最近掲載されるようになった抄録には遺跡名や地名にル
ビがうってあるので助かりますが、人名にはそのような配慮はなされていません。英文要旨の
ローマ字表記によって読み方を知ることができる場合もありますが、そういう例自体、少ない
のではないでしょうか。

漢字の人名にルビをうつ必要性は、中国名や韓国・朝鮮名に限ったことではありません。日本
人でも同じ漢字で幾通りもの読み方がされている例が少なくありませんから。

たとえば私の兄嫁は紀子と書いてトシコと読みます。ノリコと読む人も多いですし、秋篠宮妃
殿下はキコ様ですよね。兄嫁の長女は雅子(ミヤコ)といいますが、皇太子妃殿下は同じ字で
マサコ様です。正史はマサシ、マサフミそれともショウジ?

顔見知りの人でも、ふだん姓で呼び合っているだけだと、名のほうの読み方を確認しないまま
過ごしているということも実際にあります。

論文や報告にローマ字表記した執筆者名をつけるのは、何も外国人のためだけではなく、日本
人にとっても必要なことではないでしょうか。 


記事番号:1194
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月16日 20時06分27秒
キーワード:氏名 漢字 読み カナ ルビ

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1193 形態的用語と技術的用語
やっぱり、返信がなかなかいただけないですねー。

久保さんの返信に再度戻りますと、「ハケ目」と「板ナデ」についても形態的用語と機能的用
語の関係によく似た点を指摘することができます。土器で「ハケ目」と称するナデアトは、陶
器に見られるハケ目と紛らわしいから「板ナデ」としたほうがよいとのことでした。

「ハケ目」が単にハケ目状のナデアトを示しているに過ぎないならば、これは形態的用語に類
します。正確には「ハケ目状ナデアト」とでも称すべきでしょう。「板ナデ」は、土器の成形
方法を示していますから技術的用語であるといえます。もし、ほんとうに刷毛で撫でていたと
したら、「刷毛ナデ」のごとく技術的用語で表示することができるわけです。成形用具が確定
している場合は、技術的用語で表示するほうがいいでしょうね。しかし、成形用具を確定でき
ない場合は、形態的用語で表すほかないわけです。

形態的用語なのに、簡略表現された結果、あたかも技術的用語のように受けとめられ、誤解を
まねくというのは確かに避けたいですね。


記事番号:1193
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月15日 13時17分08秒
キーワード:考古学用語


1189 形態的用語と機能的用語
けっこう参照はしていただけるようですが、返信はあまりありませんね。時代名称の問題は話

しが固くなりすぎるからかも。そこで、「考古学用語はいかにあるべきか」に最初に返信をく

ださった久保さんの話しに戻って、そこに取り上げられている「石包丁」に目を向けてみまし

ょう。



「石包丁」は機能的には穂摘具なんだから「石製穂摘具」と称したほうがいいというわけです

ね。「石包丁」と最初に名づけた人が、その機能をまさに包丁とみなしていたのか、それとも

包丁に似た形をした石器という程度の意味合いでそう呼ぶことにしたのか、確認しているわけ

ではありませんが、前者だとすると「石包丁」はまさに機能的用語ということになりますし、

後者だとすると本来「包丁形石器」というように形態的用語として名づけるべきだったといえ

ましょう。それにたいして、「穂摘具」は明らかに機能的用語です。形態的用語と機能的用語

が一致していればいいのですが、そうではない場合が少なくありません。機能が確定している

場合には、機能的用語で呼んだほうがいいかもしれませんが、未確定であったり、複数の用途

が考えられる場合には形態的用語のほうがいいと思います。また、たとえ機能が確定し、形態

的用語とのあいだでずれが生じた場合でも、いったん慣用化した用語を改めてよいかどうか、

いろいろ論議をよぶことでしょう。


記事番号:1189
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月13日 22時05分49秒
キーワード:考古学用語


1188 番外待合室の設定等
番外待合室の使用方法について



[別館]-[実験室]で試験的に運用しているチャット「番外待合室」の使用方法が

若干わかりにくいため、解説します。

●まず、ブラウザは Microsoft Internet Explorer ver3.0以上 を必ずご使用

 ください。ActiveXコントロールとVB Scriptを使用しているので、Netscape

 Navigatorの全バージョンではご利用になれません。

●ブラウザのセキュリティ設定で、ActiveXコントロールとプラグインの項目を

 すべて「有効」にして、スクリプトの実行も「有効」にしてください。

●ユーザーのブラウザに Microsoft Chat Control 1.1 が組み込まれていない

 場合は、自動的にダウンロードが行われます。この時に中断処理をしないで

 ください。

●チャット画面が表示されたら、一番下のフォーム内に名前を入力したのち、

 "チャットに参加"を選択してください。この動作を行わないと、現在行われ

 ているチャットの内容はROMできません。

●発言内容は下側の枠内に入力してください。発言内容を確定したら「吹き出

 しマーク」をクリックするか、キーボードのリターンキーを押してください。

●チャット終了後にログは残りませんので、記録が必要な場合は、適時カット

 &ペーストなどでコピーしてください。


記事番号:1188
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse3-12.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年02月13日 21時26分49秒
キーワード:ご案内


1187 re5:「紋」の限界,「文」の限界
”白居易”ねー。そこまでは頭が回らなかった。白井さんには”もてあそばれる”惧れがある

な。気をつけなくちゃ。(^^


記事番号:1187
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月13日 12時27分04秒
キーワード:駄洒落

このコメントは[re4:「紋」の限界,「文」の限界]に対するレスポンスです。


1186 re4:「紋」の限界,「文」の限界
わざわざ戯れ言にお答えていただいて,ありがとうございます。m(_ _)m



実は,「“白居易”というから“白居”の方が“易”しい」という「正解」(当然シャレ)を

準備しておりましたが,本当の正解が出てしまいましたね。

<単純な漢字であっても「むずかしい」と思われる場合がある

その通りです(^^。



#たとえ話を拝見して,創氏改名の時に,朴さんが「木下」姓にしたということを思い出しました。


記事番号:1186
投稿者:白井克也
リモートホスト:proxy.nisiq.net
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年02月13日 00時42分51秒
キーワード:考古学用語

このコメントは[re3:「紋」の限界,「文」の限界]に対するレスポンスです。
この記事には[re5:「紋」の限界,「文」の限界]というタイトルのコメントが投稿されています。


1185 re4:考古学用語はいかにあるべきか
時代名称「古代」についてのご意見がなかなか返信に登場しないので、拙論からの引用を続け

ます。



ある報告書を開くと例言に「旧石器については」とある。そこで頁をめくると<「第5章 岩

宿時代の遺物」というのが目に飛び込んできて、愕然とした。さらに「第6章 あとがき」を

読むと、「旧石器時代の石器類の検出は、当市においては初めてのもので、記念すべき発見で

あった」と記されている。要するに例言とあとがきを書いた編集者と第5章の執筆者は別人で

あり、時代名についての統一がなされなかったということのようである。第5章には唐突に「

岩宿時代」という言葉が使われているだけであり、旧石器時代という言葉を避けた理由につい

ては何も書かれていない。これでは一般読者に対して不親切であるばかりでなく、研究者に対

してもマナーに欠ける。>



また、別の報告書においても<「岩宿時代」の言葉を何の説明もなしに使用している。町長の

序文では「旧石器時代から近世に至るまでの遺跡」、教育長の序文でも「旧石器時代の確認」

という表現がなされているにもかかわらずである。>例言には、<「執筆にあたっては用語の

統一をはかることに努めたが、執筆者の意図するところを尊重し、あえて統一しなかった部分

もある」と書かれている。時代名のような根本的な用語については執筆者の自由にまかせるの

ではなく、編集者が責任をもって統一すべきである。執筆者が個人で雑誌に論文を発表したり、

著書を出版するのなら、個人の主義・主張にしたがい、自由に時代名を呼称すればいいだろう。

しかし公的機関が発行する報告書の場合、何でも個人の思い通りに書いてよいというものでは

ない。もし、どうしても「執筆者の意図するところを尊重」したいのならば、その意図がわか

るような記述をそえるべきである。>



 <編集者が責任をもって統一するといっても、へたな統一にならないように注意しなければ

ならない。だいぶ前に読んだ某県の報告書で、「先土器時代の土器」という表現に出くわした

ことがある。これはたぶん編集者が別の執筆者の原稿か校正ゲラに手を入れる際に、「旧石器」

というところを一律に「先土器」に替えたために生じた珍事ではないかと推察する。>


記事番号:1185
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月12日 15時09分20秒
キーワード:考古学用語 時代名称

このコメントは[re3:考古学用語はいかにあるべきか]に対するレスポンスです。


1184 re3:「紋」の限界,「文」の限界
分かってて、わざわざ揚げ足取りを楽しんでおられるのでしょうけど。>白井さん

この際、受けてたちましょう。(^^

「井」は「居」よりも単純な構成の漢字だけど、井戸がもはや一般生活になじみでなくなって

しまっているために、「居」のほうを先に教えるのでしょうね。すでに習っていてなじんでい

れば「井」よりも「居」のほうがやさしいといえるのではないでしょうか。もちろん、学校で

習ったからといって身についてないことはいくらでもありますから、一概にはいえませんが。

同じ二画の漢字でも「二」と「卜」を比べれば、一般的には「二」のほうがやさしいでしょう。

卜占が日常茶飯事でしたら別でしょうけど。朴さんが多い韓国だったら「卜」はやさしい漢字

かもしれません。

要するに、単純な漢字であっても「むずかしい」と思われる場合があるということです。



記事番号:1184
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月11日 12時11分03秒
キーワード:考古学用語

このコメントは[re2:「紋」の限界,「文」の限界]に対するレスポンスです。
この記事には[re4:「紋」の限界,「文」の限界]というタイトルのコメントが投稿されています。


1183 番外待合室
[別館]-[実験室]に番外待合室を設置。

MSチャットを利用したチャット室です。MS-IE3.0xとMS-IE4.0xでしか動作しません。 NN4.0xとNN3.0xとNN2.0x等ではまったく動作しませんので、実験的意味合いで「番外」 に設置しました。 MS社のサーバを利用しているらしく、テレホタイムでも驚異的に軽いです。しかも、 完全に同時に(相手の発信と同時に)チャット相手の発言が表示されます。 IEユーザーのかたは、是非一度お試しを。m(_ _)m


記事番号:1183
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse4-43.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年02月11日 10時47分06秒
キーワード:ご案内


1182 re1:遺跡調査の難しさ。
返信がないと寂しいですよね。

基本的には開発に伴う調査だって学術調査であるべきですよ。同感。いわゆる学術調査だって、

いろいろ制約はありますし。ただ、行政発掘とかよばれる調査では、制約の度合が一般的に大

きいことが問題なわけです。にもかかわらず、担当者が学術調査という意識を失わずに取り組

んでいるということは殊勝な心がけだと思います。制約の多い中でいかに学術的に調査を進め

るかを検討することも学術的なことに属します。

担当者にはいろいろなことに対するバランス感覚も必要です。やたらあることに精緻でも、基

本的な事柄が抜けていたりして、その精緻さが活かされていない例も見受けられますね。報告

書でもそんな印象をうけるものがあります。


記事番号:1182
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月10日 21時01分30秒
キーワード:遺構調査 土 疑問

このコメントは[遺跡調査の難しさ。]に対するレスポンスです。


1181 re3:考古学用語はいかにあるべきか
最初に掲げた拙論で以下のようなことも書いたのですが、実のところ、時代名称についての

「古代」研究者の一般的傾向はどうなんでしょう。



<月刊文化財154号(1995)「各地の動向」で「石川県内で8月に発掘調査中の遺跡」を紹介

するために、県立埋文センターなどの調査主体から教示をえたが、その際に遺跡の時期が古代

となっているものについて、古代とはどの範囲をさすのか再度問い合わせたことがある。その

結果、日本考古学年報が46(1993年度版)から採用しているような旧石器時代・縄文時代・弥

生時代・古墳時代・古代・中世・近世という区分によっていることを教えられた。「古代」の

ようにかなり多義的な言葉を狭義に用いることに問題がないわけではないが、「古代」を飛鳥

・奈良・平安に限定する考えがこの時期を研究している人たちの間でかなり一般的になってい

るようなので、今後は筆者も日本史の時代区分としては「古代」をできるだけ限定的に用いる

ことにしたい。>


記事番号:1181
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月10日 17時02分35秒
キーワード:考古学用語 時代名称

このコメントは[re2:考古学用語はいかにあるべきか]に対するレスポンスです。
この記事には[re4:考古学用語はいかにあるべきか]というタイトルのコメントが投稿されています。


1180 re2:「紋」の限界,「文」の限界
コメントありがとうございました。m(_ _)m>平口さん
煩雑かもしれませんが,ちょっと但し書きです。
私は,先の「「紋」の限界,「文」の限界」で,“わかりやすさ”を根拠にあげる意見を
取り上げ,批判的に論じましたが,具体的に特定の人を指して言ったつもりもありませんし,
まして,南河考研に登場する特定の人を指してもいません。
“「文」が「紋」よりわかりやすい”という,古くから存在し,今も多くの考古学者の
念頭にある考えを,一度は疑ってみようとの思いから発した文章です。
まして,「仮想」と称して実は特定の人,という“仕掛け”もありません。
キーワードについても,実は深く考えていませんでした。(^^;ゞ
平口さんを批判しているように読めましたら,私の筆の拙さゆえでしょう。

なお,
>「縄紋」の主唱者が平易な考古学用語を使うことを盛んに主張しておられる
というご指摘を引き出しえたのは,予想外の効果でした(笑)。
書こうかどうしようか迷っていたことでしたから。
もののついでにバラしますと,昨夜の2番待合室で私は
「S原氏の結論は支持するけど,理由は納得いかない」
と発言(実際はこんな丁重な表現じゃなかったような・・・(^^;ゞ)しました。
平口さんの「多少の皮肉」を支持します(^^。

#ついでに揚げ足取り(戯れ言なので気にしないでお読みください)。
#「井」より「居」の方を先に習いますが,「白居」さんより「白井」さんの方が
#書きやすいでしょ?


記事番号:1180
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年02月09日 18時27分20秒
キーワード:考古学用語

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1179 re1:「紋」の限界,「文」の限界
私が返信のキーワードに「分かり易さ」を入れたのは久保さんの返信を踏襲したからです。私

自身は、「縄文」のほうが「縄紋」よりも「やさしい」とは言ってますが。「縄紋」の主唱者

が平易な考古学用語を使うことを盛んに主張しておられることを受けて、多少の皮肉をこめて

言ってるつもりです。学校では「紋」よりも「文」のほうを先に習うでしょ。もちろん、ただ

やさしければいいというものではありませんが。


記事番号:1179
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月09日 17時45分44秒
キーワード:考古学用語

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1178 「紋」の限界,「文」の限界
興味深い書き込みが続いている「考古学用語はいかにあるべきか」ですが,「紋」「文」について一言。

今のところ,私は「紋」を使っていますが,迷いはあります。

とりあえず,(仮想)論点を3つ挙げてみましょう。



「紋」派の主張−「紋」が字義に適う?

「紋」「文」にはどちらも“もんよう”の意味があります。ご存知の「鯨面文身」がそれですね。

「文字本来の意味」(という言葉も実は多義的ですが)に照らしていても,「紋」が有利にはなりません。



「文」派の主張−「紋」は「文」に換えられる?

実は,“もんよう”の意味で,「紋」でしか書けない場合があります。

「家紋」「風紋」「指紋」「声紋」「波紋」「紋切り型」などです。

逆に“もんよう”の意味で,「文」しか使ってはいけない場合があるでしょうか。

字義ではなく現実の用法からみると,「紋」は「文」に換えられない(場合がある)のです。



「文」派の主張−「文」の方がわかりやすい?

逆に言いましょう。「紋」はわかりにくい文字でしょうか?

上の「紋」でしか書けない例(必ずしも難しいテクニカルタームとは思えません)の

存在を見ても,「紋」よりも「文」がわかりやすいとは言いがたい気がします。

どうして考古学者は「紋」をわかりにくいと主張するのでしょう。

「書きにくい」だったら,わかりますが(笑)。いとへん苦手なんですよ。(^^;ゞ



3つとも,主張をひっくり返してしまいました。そこで私見。



私見

私は,「紋」を使っています。

日常生活において「紋」でしかかけない言葉が存在することを重視します。

中国考古学や工芸(染織・漆工)の分野でも,「紋」が使われています。

「縄紋」か「縄文」か,「紋様」か「文様」か,などの特定の分野・用語だけについて,

しかも(日本の中のことを勉強している日本の)考古学者だけで,

「紋」と「文」の問題を論ずるべきではないと思います。



それでも迷ってます

いやぁ,やっぱり,そんなに歯切れよくはいきません。^^;

「紋」か「文」か,とは別に,「縄文」が「縄紋」より通用しているのは否定できない事実です。

すでに指摘されている通り,教科書にも載ってます。

「紋」派の私は,冗談半分に「考古学者が国語を改変した」なんて言ってしまいますが,

でも,いまさら「縄紋」を使うのは,私も迷ってしまいます。

そんな訳で,この書き込みには結論がありません。あしからず。(^^;ゞ



#“もんよう”は「紋様」で,“もんよう”としての“じょうもん”は「縄紋」,

#文化を言うときの“じょうもん”は「縄文」,なんて主張するわけにも

#いかないだろうなあ(弱気)。そんなの,自分でも使い分ける自身ないもん。


記事番号:1178
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年02月09日 15時24分30秒
キーワード:考古学用語 わかりやすさ

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1177 re2:考古学用語はいかにあるべきか
久保さん、ご返事ありがとう。喫茶室は、「入れ違い」がなくていいですね。

拙論では前掲引用文の直前に次のように書いています。



<「旧石器」と「先土器」が相半ばしていたころ、「日本石器時代区分の現状と課題」という小

論を考古学研究29巻2号(1982)に投稿したことがある。「用語の整理・統一は研究者間の意

思疎通をはかるためだけでなく、成果を一般に広める上でも必要」だからである。この小論は、

それまでの主要な該当時代名を検討し、各時代名の一長一短を指摘するとともに、使用者の最

も多い「先土器時代」と「旧石器時代」を時代区分の調整によって同義語化することに賛意を

表明している。その延長線上で「岩宿時代」の時代名称としての適性を検討してみよう。>



業界の隠語として「プレ」などととよぶことは別に構わないのですが、学術用語としてはまず

いですよね。久保さんが「岩宿時代」を「いいなー」と思ったのは、それなりの長所があるか

らでしょう。私も限定づきでそれは認めていますし、絶対的な意味で「旧石器時代」がいいと

主張しているわけでもありません。”考古学研究”に書いた上記小論をまだお読みでなかった

ら一度目を通していただいたうえで、またご意見をおよせいただけると幸いです。

用語の分かりやすさという点については、待合室2番でも話しをされていましたね。拙論「発掘

調査報告書の編集はいかにあるべきか」で私も次のような例をあげています。



<長野県和田村教育委員会発行『和田村の黒耀石をめぐる課題―原産地遺跡分布調査を終えて

―』(1996)に拙著「黒耀石製遺物の過少地域と黒耀石原産地―北陸の事例を中心に―」が掲

載されている。この論文集では、obsidianは「黒曜石」ではなく「黒耀石」で統一されている。

筆者の原稿では「黒曜石」となっていたのだが、編者の故森嶋稔先生から「黒耀石」で統一し

たいとの連絡をいただき、用語統一については編者に一任することにした。森嶋先生は、光り

輝く黒い石なのだから「黒耀石」でなければならないという信念をお持ちであった。確かに「

黒耀石」のほうがそのイメージをほうふつとさせる。字義からすれば、「曜」も「耀」も「ひ

かり」や「かがやき」を意味するから、どちらを使用してもいいはずだが、当用漢字や常用漢

字の制限もあるのか、現代国語辞典や教科書では「黒曜石」で統一されている。したがって、

特別の事情がないかぎり、一般書はもちろんのこと報告書においても「黒曜石」を用いるほう

が妥当であろう。>

<大阪府立弥生博物館発行『中国仙人のふるさと―山東山省文物展―』(1996)で「山東半島」、

「膠東半島」、「>肉月に交のコウ<東半島」が併用されている点について同博物館に問い合

わせたところ、「縄紋」以外は学校教科書に基づくことを原則にしているとの返事をいただい

た。「縄文」か「縄紋」かという問題についても筆者は黒曜石の場合と同じように考える。本

来の字義からいえば、佐原眞先生が説かれるように「縄紋」のほうがいい。しかし、現代国語

辞典では紋様も文様も同義に扱われ、「縄紋」ではなく「縄文」が掲載されている場合が多い。

広辞苑(1991)は「じょうもん[縄文・縄紋]」と併記しているが、「縄文時代」「縄文土器」

についてはその表記のみである。学校教科書はもちろん「縄文」で統一されている。「縄紋」

よりも「縄文」のほうが一般人にやさしい用語である。すでに多くの研究者が用い、一般にも

定着している「縄文」をいまさら変える必要はない。無用な混乱は避けたいものだ。>


記事番号:1177
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月09日 11時39分16秒
キーワード:考古学用語 時代名称 分かり易さ

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1176 re1:考古学用語はいかにあるべきか
平口さん、はじめまして、佐賀の久保といいます。

待合室では、いつも入れ違いになっているようですね。

 今回、平口さんは考古学用語の中でも、時代名称として「岩宿時代」を用いることへ

の、疑問を提示されていましたが、私は、「新石器時代」とセットとして用いられるばず

のものだった「旧石器時代」の方に違和感があります。

  学生時代には「旧石器時代」のことを友達と話す時には、「プレ」という言葉で代用し

ていました。「縄文時代」の前ということでしたが、「先土器時代」や「先縄文時代」と

するには、強い抵抗感があり、便利な短い単語として重宝してました。

  近年、「岩宿時代」が一部で脚光を浴びつつありますが、この単語に出会った時に

「これ、いいなー」というのが正直な感想でした。「旧石器時代」や「先土器時代」の単

語そのものに、まとわりつく意味と決別し、時代そのものの本質を議論するには良い方

法と思います。



他の考古学用語の問題について言えば、私自身は「石包丁・カタカナ追放運動」なるも

のを心がけています。考古学の用語には、わかりにくい物が多いと感じており、「石包

丁」はその象徴的なものと思っています。下記に思い付いた私の用法を書いてみます。



【一般的】     【私の用法】

  石包丁         石製穂摘具   (一般化している?私にはそうは思えない。)

  ハケ目         板ナデ       (陶磁器の技法にあるものと混同する)

  土壙           土坑         (壙の字は難しい。土坑も難しいですけど))

  ベッド状遺構   段状部

  トレンチ       試掘坑

  グリッド       区画

  ピット         穴・小穴


記事番号:1176
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga147.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年02月09日 01時06分01秒
キーワード:考古学用語 分かり易さ

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1175 遺跡調査の難しさ。
先日、待合室での話で、埋蔵文化財の発掘調査現場においての調査員の姿勢について、

話題になりました。

待合室では、最近、私自身が遭遇した事例を交え、調査員の遺構調査における姿勢につ

いて書き込みましたが、待合室参加者以外の方の意見も聞きたかったので、喫茶室に書

き込む事としました。



私は、行政においての遺構調査であっても、先入観・固定概念にとらわれずに、遺跡・

遺構から最大限の情報を引き出すべき(行政である以上、効率の良い予算執行は当然です

が。)との考えです。



しかし、「この層はカクランだから」とか、「この層では遺構上面の検出が出来ない」

と最初から決めてかかり、確かめもせずに機械力で土を除去する風習が一部にある現状

を憂いています。

《私も、この風習から完全には抜け出せていません。》

このやり方では、中世や近世の層を飛ばしてしまう危険性が大です。まして、近代の遺

構などは単なるカクランとして処理されるでしょう。

【考古学の対象とする時期については、いろいろ議論する向きもありますが、広島の原

爆ドームが史跡になった以上、行政調査としては太平洋戦争までは対象とすべきです。】



調査員が遭遇する土は、地域によって、遺跡によって、地点によって、異なっています。

調査員に求められるのは、「本当にその層で良いのか、掘りすぎ掘り残しはないのか?」

常に土を探求する姿勢ではないでしょか?

竪穴住居跡の壁高が50cmと20cmでは、かなり状況の違った遺構になってしまいます。

私自身、20年間の学生・行政での調査で失敗の連続で、お恥ずかしい限りですが、自分

がやった調査について、常に疑問を持つ姿勢だけは、失いたくないと思っています。


記事番号:1175
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:saga048.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:98年02月07日 23時45分58秒
キーワード:遺構調査 土 疑問

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1174 re1:ガキ・環境・差別
古典楽器をつかった"君が代"は結構渋かったけれども、

宮内庁ではなくてフリーの演奏家をつかうところが

浅利慶太らしい。



けど、やっぱり"歌い手"がいたほうがよかった。

アトランタなんかセリーヌ・ディオンだったじゃん。



じゃあ"日本を代表する歌手はだれなんだ"って事に

なるけど、演歌かなあ(笑)。去年のサッカーで

歌ったサブちゃんはよかったよね。

ただ、僕は見ていないのです。残念。



じゃあ、ホントにだれがよかったのだろう。

鮫島有美子じゃワンパターンだし。



"美空ひばり"はもういないし...。



トモちゃん?E.L.T(笑)?



やっぱユーミンあたりかなあ。



ところで、行進の時の最後の曲、

長野県歌"信濃の国"はよかったです。

長野県人はすごいよね。若者から年寄りまで、みんなあの

歌を歌える。宴会の時頼むと、きちんと歌えてしまう。

他県じゃあなかなかああいう風にはいかない。



記事番号:1174
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年02月07日 16時56分19秒
キーワード:オリンピック

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1173 考古学用語はいかにあるべきか
平口1997「発掘調査報告書の編集はいかにあるべきか」(石川考古学研究会会誌第40号77-82

頁)で考古学用語の問題に言及しました。その一部を紹介いたします。みなさん、いかにお考

えでしょうか。



「岩宿時代」の長所としては、日本の旧石器研究史上記念すべき岩宿遺跡の地名に由来するこ

と、したがって外国からの借り物ではない、日本独自の名称であることがあげられよう。しか

し、日本の考古学的時代名として定着している縄文時代・弥生時代・古墳時代がいずれもその

時代の代表的な遺物・遺構に由来するのに対し、「岩宿時代」は地名そのものによるという点

で一貫性がない。弥生時代の「弥生」は元もとは地名であるが、まず「弥生式土器」という遺

物名に採用され、弥生式土器が使われた時代ということでやがて弥生時代」という時代名が通

用するようになったのであるから、「弥生時代」も本質的には遺物に由来する時代名というこ

とができる。その点、代表的な遺物による「旧石器時代」のほうが「先土器時代」や「岩宿時

代」よりも命名方法に一貫性がある。飛鳥時代以降の時代名は政庁がおかれた土地の名による

のであるが、岩宿が旧石器時代の中心地であったわけではないから、地名による命名方法を考

古学的時代名にも適用して一貫性をもたせるのは皮相的であり、歴史的意義のあるやり方では

ない。また、どのような名称でも提唱時期を逸してしまうと説得力がなくなるのではないだろ

うか。岩宿遺跡を発掘した杉原荘介・芹沢長介両先生が研究初期に「岩宿時代」を提唱してい

たならば、この名称は定着していたかもしれない。しかし、最終的に杉原先生は「先土器時代」、

芹沢先生は「旧石器時代」を提唱することになった。「岩宿」は岩宿T、岩宿Uのように一地

域・一時期の石器群を示す用語として定着して久しい。いまや、質量ともに岩宿遺跡を凌駕す

る後期旧石器時代遺跡が全国に多数発見されているばかりでなく、前期旧石器時代遺跡の発見

も年々増加しつつあり、年代も60万年前に遡ろうとしている。縄文時代・文化を「大森」で代

表させるのがもはや無理なように、日本の旧石器時代・文化を「岩宿」で代表させるのはすで

に時代遅れになっている。



記事番号:1173
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月07日 16時43分01秒
キーワード:考古学用語 時代名称

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1172 ガキ・環境・差別



長野オリンピックの開会式が行われた。

「〜年後に開催される」「あと〜日」とさわいでいたような事が

とうとうはじまった。



私見では、この開会式はまったく気に入らない。

まず演出の浅利慶太氏は、はじめっから「〜は誰々がやる」という

情報を漏らしすぎた。



"子供たちの参加"・"美しく豊かな自然との共存"・

"平和と友好の祭典の実現"(朝日新聞より)とのコンセプトが

いかに上っ面だかがよくわかった。



"子供"の使い方が"おかあさんといっしょ"か、たま〜にやる

"みんなの歌"の公開放送みたいにしか見えない。子供と動物を

つかった演出は安易に視聴率を稼げると言われるが、

なんかまさに手抜きとしか思われなかった。



"環境"をホントに売り物にしていたのか?

ソウルの"焼き鳥"の反省から、鳩をビニール風船にしてたけど、

そりゃ環境問題なんじゃない(笑)。



これは浅利慶太のせいではないが、大学で考古学を専攻した者に職を

与えたけど、中央道の建設はどうなんだい?



航空自衛隊のブルーインパルスを使うことで、"環境"の面から

もめたけど、使うんなら天皇の開会宣言の直後がよかったよね。

なによりも、もともと戦技研究班といって戦闘機の空戦に関する研究

を行っていた組織が、曲技飛行の専門小隊として編成されたのは、

こういった"場"で活用される事が有益であると判断されたから

ではないか?使わなかったら、それこそ、税金のムダになってしまう。



なんか"第九"の合唱もわけわかんないダンサーがずっと踊っていて、

アングラのクセがいまだに抜けていない。



"第九"のソリストが黒人の歌手だったり、審判長を女性にしたりと、

なんというか、人種差別や女性差別を意識しすぎて、見た目だけで

そのホントの意味がわかんなかった。



アトランタオリンピックで、聖火の点火を行ったモハメッド・アリを

思い出してほしい。"蝶のように舞い、蜂のように刺す"といわれた

チャンプ、そこには昔年の面影はなかった。戦いのはてに傷ついた

アリの姿は、アメリカの近代史そのものを物語っていた。

貧困、人種差別、ベトナム戦争、タイトル剥奪。

これら全てと戦うことが、アリの"戦い"であったのだ。

だからボロボロな姿となってもなお、感動を誘ったのだ。



この点では、皮肉にも、当初貴之花を予定していた横綱土俵入りが

曙にかわった事が一番よかった。



少なくとも伊藤みどりに小林幸子もどきの格好をさせて、聖火の点火

やらせるべきじゃあないよね。いくら冬季オリンピックのメダリストが

少ないといっても..。

あれじゃあすぐにそっくりさんのラッシャー板前

にまねされちまうよ(笑)。



最後の第九の合唱は、世界の皆さんがそろってドイツ語で歌うこと。

ヒトラーが草葉の陰で泣いているんじゃあないかなあ(笑)。



これは個人的経験だけど、エヴァンゲリオンの"Death&Re-birth"

のイメージが残っていて、殺戮のイメージしか浮かんでこなかった..。



閉会式は欽ちゃんか....。



"なんで、こ〜なるのっ!!"


記事番号:1172
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年02月07日 16時32分59秒
キーワード:オリンピック

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1171 re3:遺跡公園のお勧め例は?
>集落関係でお勧め例はありませんか。



他の用事のついでに、各地の「風土記の丘」のようなところを見るようにしていますが、

集落関係の場合、なんとなく西日本よりも東日本のほうが、熱心に整備されているよう

な気がします。

関西ではどこがありましたっけ?(^^>ALL


記事番号:1171
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse5-8.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年02月07日 14時35分31秒
キーワード:遺跡公園 遺跡復元

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1170 re2:遺跡公園のお勧め例は?
体調がお悪いのにさっそく対応してくださり、ありがとうございます。>おがみさん

インターネットで藤山歴史資料館をさっと訪ねてきました。古墳関係は比較的つくりやすいで

しょうね。いま全国的に復元が流行っているところでもあります。でも復元現場にたつと、な

んとなく落ち着きませんね。木々の間に見え隠れする古墳のほうが私は好きです。少なくとも

文学的には。

集落関係でお勧め例はありませんか。


記事番号:1170
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月05日 20時49分04秒
キーワード:遺跡公園 遺跡復元

このコメントは[re1:遺跡公園のお勧め例は?]に対するレスポンスです。
この記事には[re3:遺跡公園のお勧め例は?]というタイトルのコメントが投稿されています。


1169 re1:遺跡公園のお勧め例は?
具体的にどれが良い遺跡公園かとなると、なかなか難しいですね..。

そこから出土した資料が隣接する資料館で見学できて、学芸員か発掘調査した担当者が

そこに常駐していて解説も聞くことができ、現状保存された遺構がいつでも見学できる

公園。

しかも、憩いの場として娯楽的な感覚で利用できる公園。



そういえば、1年前に見学してきた愛媛県大西町の藤山歴史資料館と妙見山1号墳

の両者を包括する公園は、これに近いかも..。


記事番号:1169
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse7-24.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年02月05日 20時22分43秒
キーワード:遺跡公園 遺跡復元

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1168 遺跡公園のお勧め例は?
最初の「文化財とブルジョア」からだいぶずれてしまったようなので、新たにタイトルを設け

ました。吉野ヶ里や三内丸山は別として、推奨したい遺跡公園または遺跡復元の例をご紹介く

ださい。機会があればぜひ見学したいと思います。もちろん、批判的なご意見でもいいですよ。


記事番号:1168
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年02月04日 20時13分01秒
キーワード:遺跡公園 遺跡復元

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1167 re7:文化財保存とブルジョア
建造物については、一般公募することがあるでしょう。賞金つきで。展示や運営など全体構想
についてもそういうことがあるといいのでは。

遺跡公園なども一般公募すればいいと思います。研究者の意見さえろくに取りいれないで造っ
てしまい、出来上がったのを見てがっかりすることが多いですから。委員会に数人の考古学関
係者を入れるというだけでなく、もっとひろく意見を聞くべきですよ。


記事番号:1167
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月29日 18時48分20秒
キーワード:文化財 保存 ゲティ

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1166 re7:文化財保存とブルジョア
ただ、まずそのコンセプトというか、思想・哲学的な問題
でとまっているのが、今の段階です。

僕自身、どうやって体現していいかはまだ検討がつきません。
そこで、共同でやるというか、文章であったり、様々な表現形態
で考えてみるのも必要なんでしょうね。


記事番号:1166
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年01月29日 18時36分32秒
キーワード:文化財 保存 ゲティ

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1165 re6:文化財保存とブルジョア
そのアイデア面白いですね。

頂きます(笑)。



シュミレーションとして提示する事は可能かもしれませんね。

都市工学なんかでやられていて、文化財分野でも街づくりに

直接的に参加している建造物の分野などはやっているようです。


記事番号:1165
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年01月29日 17時41分57秒
キーワード:文化財 保存 ゲティ

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この記事には[re7:文化財保存とブルジョア]というタイトルのコメントが投稿されています。


1164 re2:クジラの回転台
「鯨底土器」には私も関心をもっています。土器底の圧痕から同一製作台を同定できるかどう

か、検討の価値はあると思います。


記事番号:1164
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月29日 16時02分54秒
キーワード:クジラ 椎骨 土器 縄文 回転台

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1162 re5:文化財保存とブルジョア
山内さんの問題意識にのっとって、ある地域の博物館の建設計画(仮想)を立ててみたらどう

でしょうか。たとえば”南河内考古博物館”など。現に存在する博物館の再構想を勝手にして

しまうというのでもいいと思います。共同研究で。


記事番号:1162
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月29日 15時46分26秒
キーワード:文化財 保存 ゲティ

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1161 re1:クジラの回転台
いい考えですねー。<同一椎骨の使用された縄文土器



古墳時代くらいだと、いわゆる「工人論」(この言葉を避ける人もいるのは留意すべき)

として、同一工具の異個体での認識が、生産体制の手がかりとして利用されていますね。



埴輪研究におけるハケメ工具や指紋の活用は最近台頭してますね。

朝鮮印花紋土器ではスタンプの個体間共有が認識されています。

ちょっとひねったところでは、それ自体赤彩されていない甕棺に、副葬品の

丹塗磨研壺を作った時のものと思われる赤色顔料が、工人の指跡としてつけられ

ている、というのがあります。



これらの方法論が整備され、充分な成果が上がっているとは、少なくとも現状では

言えませんが、非常に興味深い分野といえるでしょう。

(私もこの手の内容の原稿を準備中です)



で、鯨の成形台(慎重を期して、こちらの用語を用いておきます)ですが、

成形台の同定というのは、工具の同定に勝るとも劣らない重要な内容を含んでいると思います。

ぜひ同一成形台土器の同定を目指した観察が広くなされることに期待したいですね。



なお、「同定」ではありませんが、甕棺の成形台の大きさ推定という、

半分しゃれの試みはしたことがあります(某報告書にて)。


記事番号:1161
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月29日 11時40分50秒
キーワード:クジラ 椎骨 土器 縄文 回転台

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1160 クジラの回転台
九州の縄文土器で(後期だったか?)、土器製作時の回転台にクジラの椎骨を

使っているのがありましたが、底部に残っている椎骨の痕跡から、同じ回転台

を使って作られていた土器を見いだせる可能性はないでしょうか?


記事番号:1160
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年01月29日 10時56分12秒
キーワード:クジラ 椎骨 土器 縄文 回転台

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1159 re4:文化財保存とブルジョア
例えば博物館というのは植民地政策における西欧の拡大と、

その結果ヨーロッパ人が見いだした"他者"(例えば新大陸とか、東アジア)

といった地域で見つけた"珍しいモノ"を収集し、展示した事から始まりました。

財にあかした文化財のコレクションは、ここに繋がってくるわけです。

考古学を含んだ人類学もそうですが、それは結局西欧中心の進化論的な見方

として考えられる事となってしまったのは、ご承知のことと思います。



その考え方を抜け出す一つの方向としては、進化論的な上下関係ではなく、

文化相対主義の視点にたって、おのおのの文化の独自性を評価し、横に並べて

いく方法があります。

ところが、この方法をいざ博物館や美術館の展示にもっていくと、

結局地域博物館での「おらが街」、「おらが村」というお国自慢にしかならない。

事件の渦中にある田中角栄を支えていた(笑)、地域ナショナリズムを誕生させて

しまっている、というのが現状です。



では、どうすればいいのか?

と、いうところでの僕なりの一つの指針が見いだせないところにいます。



記事番号:1159
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年01月29日 10時47分57秒
キーワード:文化財 保存 ゲティ

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1158 re6:掲示板”特集陳列:キリシタン関係遺品展”に
さっそくフィルム番号を押してきました。そういえば、だいぶ前にお訪ねしたときは、

フィルム番号のほうから入っていきました。


記事番号:1158
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月28日 16時58分01秒
キーワード:キリシタン

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1157 re5:掲示板”特集陳列:キリシタン関係遺品展”に
額縁とも26.7×21.5cmです。<親指のマリア

一覧表が表示されたとき、「画像」の「小」とか「中」でなく、「フィルム番号」の

「C@@@@」という数字をクリックすると、解説とまでは言えませんが、簡単なデータは出ます。

親指のマリア

画像にリンク張りながら話ができる喫茶室は、こういう時便利ですね(^^。



ある人(クリスチャン)が言っていましたが、マリアって「何もしない」人なんですね

(怠け者という意味では、もちろんない)。だから、人によっていろいろな付会がで

きる普遍性を備えることになったのではないでしょうか。


記事番号:1157
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月28日 14時07分28秒
キーワード:キリシタン

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1156 re4:掲示板”特集陳列:キリシタン関係遺品展”に
聖母子像を拝見したついでに、「キリシタン」も検索。

「親指のマリア」の絵のサイズは? 小6のときに虫垂炎で入院した病院の看護婦さんにマリ

ア様みたいな人がいたのを思い出しました。

作品そのものからの履歴の検討はまさに考古学的ですね。

キリシタン関係に限らず、あまり知られていないお勧め品をご紹介ください。


記事番号:1156
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月28日 13時49分46秒
キーワード:キリシタン

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1155 re3:掲示板”特集陳列:キリシタン関係遺品展”に
そうです。「足ずれ」です。作品がいたんでいるのとともに、いたむことによって

この「作品」になったといえますね。

作品の履歴(実際は、作品をめぐる人々の行動、ですが)が迫ってくる作品群です。



「資料室」は本来、研究用や図書掲載用に写真を検索するための物でして、

作品の解説は、代表的な数点について、「飾り棚」で行われています

(キリシタン関係遺品は含まれていません)。なにぶんにも実験公開中でして・・・(^^;ゞ



聖母子像もどうぞ。


記事番号:1155
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月28日 13時15分39秒
キーワード:キリシタン

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1154 re2:掲示板”特集陳列:キリシタン関係遺品展”に
マリア、十字架、踏絵、メダイを検索してきました。解説なしですが、特展を見てきた気分で

す。学生のときに読んだ遠藤周作の『沈黙』を思い出しますね。踏絵の表面は摩滅しているよ

うですけど、手ずれならぬ「足ずれ」でしょうか。


記事番号:1154
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月28日 12時44分06秒
キーワード:キリシタン

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1153 re3:文化財保存とブルジョア
なるほど。具体例をあげて問題提起していただけると、さらに理解しやすいですね。


記事番号:1153
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月28日 12時18分23秒
キーワード:文化財 保存 ゲティ

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1152 re1:掲示板”特集陳列:キリシタン関係遺品展”に寄せて
平口さん、コメントありがとうございます。m(_ _)m

金沢関係のことも、さきに紹介した新刊書に、確かに触れられております。

著者はD大学の出だそうなので、宗教史とかの専門と思ったらさにあらず、

もっと普通の(表現が難しいですねえ^^;)歴史学者のようで、論証も堅実です。

日本人が「宗教」という対象に取り組んだ明治初年についての本ですが、

近代やキリシタンに興味なくても、考古学の人が読んで価値ある本と思いました。



陳列では、「作品」ができていく(「制作」という意味ではない)過程に思いがはせ

られるような配慮がなされています。舶載の三聖人像と倣製の三聖人像、

弾圧と没収でいたんだ銅板油彩画、木枠にはめられて踏絵という弾圧の道具に

転じてしまったメダイなどです。



みずからの無知に気づかされたのは「マリア観音」でして、今まで、「観音」に似

せて作った「マリア像」だと思い込んでいましたが、実は、本来「観音」だった物を、

マリアに見立てて信仰していたんですね。



陳列も、考古の人が見て価値あるものと思っています(贔屓目^^)。



なお、作品は(必ずしも今回の陳列に対応しているわけではありませんが)、

東博ホームページの「資料室」というところで、「作品名」に適当にそれらしいの

(「マリア」とか「十字架」とか)を指定して、写真を呼び出すことができます。

この喫茶室に、陳列作品写真集(要するに、リンク集です)を投稿しようかとも

思っていますが、面倒くさくてサボってます。(^^;ゞ


記事番号:1152
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月28日 12時14分07秒
キーワード:キリシタン

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1151 re2:文化財保存とブルジョア
もちろん、"研究"としての考古学も行政の"事業"としての文化財保護も、

それを社会との関連付けをしないで行おうとするのは、単なる趣味に等しい

ものです。



しかしながら、この脈絡を僅かでもずらしながらやっていかなくては、

まずこの"研究"や"事業"を将来に向けて継続して行っていくのがますます

困難になっていってしまうのではと思います。



要するに"断ち切る"というのは、学問であっても事業であっても、それに

とどまる訳ではなく、「世界全体の大きな動きにいかに対応するのか?」

という事です。21世紀がいつまでも西欧中心の近代化という路線にあるとは

思えないので、文化財もそうした変化に対応するべきではないか、では、

どうしたらいいか、という意味です。


記事番号:1151
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年01月28日 12時00分56秒
キーワード:文化財 保存 ゲティ

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1150 掲示板”特集陳列:キリシタン関係遺品展”に寄せて
 白井さん紹介の特別展を見てみたいですが、機会を逸するかもしれません。関連した話しを

今のうちに少しばかりしておきましょう。というのは、1588年高山右近が加賀藩前田利家

にお預けの身となったのが、当地におけるキリスト教の始まりなものですから。それに、明治

3年に長崎浦上の信者566人が金沢藩送りとなり、うち50人が大聖寺藩にお預け、残りが

金沢卯辰山の一角に収容されたのですよ。掲示板に紹介されている新刊書でも、このあたりの

ことが書かれていることでしょう。明治6年にキリシタン禁制が解かれるまでに死亡者109

人、流刑中に生まれた者44人、改宗して帰郷した者36人ということですから、信者の苦労

は並大抵のものではなかったと思います。プロテスタントの伝道開始は、禁制が解かれたあと

です。


記事番号:1150
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月28日 11時17分56秒
キーワード:キリシタン

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1149 パソコン会話の文学的可能性2
以下,引用

---------------

 私は新しい技術に熱狂する未来派ではないし、それを憎悪する壊し屋でもない。既成を変える

可能性があるものなら、とりあえず試してみるという立場だ。で、この数年、コンピュータネッ

トを素材にした小説を、ささやかながら試みている。
 コンピュータネットの中でも、Eメールやチャットは文字の文化の範疇だ。だが、そこには新 しい事態も起きている。たとえばチャットは、まずリアルタイムで言葉をやりとりする。という と連歌が思い浮かぶが、これは文語を媒介としている。ところがチャットの言葉は、文語である と同時に口語、いや、口語であると同時に文語なのだ。そこでは、人がディスプレーに打ち出し てくる言葉を見ながら、キーボードという口、指という舌で即興的なおしゃべりをする。「話す ように書け」と言うが、チャットではそうしないと会話に加われない。
 この国の明治期には言文一致という文学運動があった。言(口語)と文(文語)を一致させて、 新しい文学の言葉を創造するということだったが、実際には古い文語に口語的な要素を取り入れ て、言文一致体という新しい文語を生んだ。私がチャットに惹かれたのはこの文脈−文体への関 心からだったが、チャットの言葉を見ていると、文体とまでは言えないものの、すでに固有の性 質を持っていることが分かる。それは、 @基本的に会話なので文章が短くなる(身勝手な長話をする者は敬遠される)。 Aそのために省略形が多くなる。 B仲間内の隠語が多い。 ---------------  さらにもう一つ興味深いことがある。チャットの会話の模様は、多頭の怪物に譬えられる。誰 かがある話題を取り上げると、複数の参加者が気紛れに話し出すのだが、そこには全体を貫く見 えない流れがある。だから一つの胴体を持った多頭の怪物の、何番目かの頭にならないとうまく 話の流れに乗れない。チャットを見ていると、大袈裟な言い方をすれば、集合的な意識の萌芽を 観察しているような感じがするのだ。
 というわけで、私は、ここから新しい言葉を生み出すことができないかという幻想を持ったの だったが、残念ながら私の小説を含めて、コンピュータネットからそういう作品が生み出された のを、まだ見ない。ただ、かつて言文一致の運動を起こした作家達の苦心が実るまでにも長い時 間が必要だった。あとはコンピュータネットの愛好者に、文学的な野心の持ち主が増えるのを望 むしかないけれども、さて、娘が大人になる頃にはどうなっているだろう−と夢想していると、 老後の愉しみが一つ増えたような気がする。


記事番号:1149
投稿者:白井克也
リモートホスト:proxy.nisiq.net
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月28日 01時34分37秒
キーワード:チャット 新聞記事 引用


1148 re1:ネスケ無料化〜館内LANの対応
「ネスケ無料化」、それ自体は大歓迎ですが、一つ心配事があります。



私の職場では、すべてのクライアント(1台1台のPC)に共通のシステムが

構築されています。館内の登録ユーザたちは、館内のどのクライアントでも

「自分用にカスタマイズした環境」を呼ぶ出せます。あらかじめ準備されて

いないアプリもインストールは可能ですが、全館共通アプリの削除は御法

度です。某アプリの全館バージョンアップのとき、個人的にインストールした

アプリのためHD容量が足らない人は、余分なアプリ(もちろん個人インスト

ールのもの)を削除せざるをえませんでした(極端な例ですが)。



この環境で共通に使っているブラウザはNN2.01です。従来、NN2.0xも多く

のweb pageで尊重してもらっており、「NN2.0xでまったく読めないページ」

に出会うことは、そう多くありません。国立S博物館のページは、以前はNN

2.0xで読めませんでしたが、その後読めるようになりました。おそらく(憶

測です)NN2.0xで読めない由の情報が寄せられ、改善されたのでしょう。



しかし無料化により、今までかなり残存していたNN2.0xの最新バージョンへ

の切り替えが進むと、NN2.0xを尊重しないweb pageの増加が懸念され、一

部のシステム更新が遅いLAN(官公庁はとくに)から読めないページが増

えてしまう危険があります。



私が使いそうな全クライアントに新バージョンをインストールしまくる(旧バー

ジョンも残す)ことも可能ですが、独力の悲しさで設定に失敗した話も聞い

てますし、中には個人的なバージョンアップを許さない施設があるかも知れ

ません(よその心配)。LANを介してインターネットに接続している立場とし

ては、全館バージョンアップを目指した方が、「容量食うからアンインストー

ルして」と迫られる危険もなく、穏当です。

昨日、館内LANの管理者であるj報k理研q室の人に、「無料になったから

全館バージョンアップして」と口頭でお願いしました(もし実現すると、一番

お手軽で安全)。



#南河内考古学研究所も、NN2.0xを考慮しない方向に進むのかなあ・・。


記事番号:1148
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月27日 10時48分32秒
キーワード:情報 LAN HTML

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1147 re1:文化財保存とブルジョア
今日はほんとうは返信を書くような頭の状態ではないのですが、少しだけ。

断ち切って考えるのもひとつの方法だけど、実際には断ち切ることができないと思う。

もちろん程度問題ですが。

僕は最近、埋蔵文化財のことを考える場合でも、それだけ切り離してではなく、

自分自身に関連したすべての事柄の脈絡で捉え直してみようと思っています。


記事番号:1147
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月26日 22時54分01秒
キーワード:文化財 保存 ゲティ

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1146 文化財保存とブルジョア
芸術新潮1998年2月号(49-2)では、特集として

「世界一裕福な これがJ.ポール・ゲティ美術館だ!!」

を掲載しています。



ポール・ゲティはアメリカの石油王として財を築き、

世界各地の美術品を収集した事で著名です。



#バブル時の日本企業の事なんかいえないよね、ホントは。



そしてそのコレクションを展示する為の美術館を作り、

現在はゲティ財団によって運営されています。

ここは文化財の保存に関して、保存科学や保存修復の施設

や専門家が充実しており、日本からも留学する人が多いです。



しかし、よくよく考えてみれば(考えてみなくても)、

文化財の保存がこうした大富豪達の"趣味"によって行われて

いる事。かつてのヨーロッパではもっと顕著ですが、で、

そうしたブルジョア達の思想としての"文化財は人類共有の

財産だから守らなければならない..."云々という考え方、

極端に言えば、"西欧近代の思想の押しつけ"としての文化財

保存というのは、どうもしっくりしない。



もちろん、文化財の重要性については、日頃認識しているものの、

果たして、西欧近代化の概念をいつまでも持っていていいのだろうか..。



こういうと非常に怖いのは、「じゃあ、日本独自の文化財保存の思想

とは?」という話になって、"正倉院" とかが浮かんできてしまいますが、

でもミルも明らかに、簡単にナショナリズムへと繋がってしまいます。



西欧近代や、日本特殊論、ナショナリズムを断ち切ったところで、

文化財保存とはなにか?を考えていくにはどうするべきなのだろうか...。

  


記事番号:1146
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年01月26日 22時00分06秒
キーワード:文化財 保存 ゲティ

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1145 re3:パソコン会話の文学的可能性〜途中で切れてま
本日掲示板を見ました。僕の代わりに紹介してくださってありがとう。気分の乗ったときに、また話しの続きをしたいと思います。


記事番号:1145
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月26日 21時29分31秒
キーワード:チャット 多頭の怪物 新聞記事 お詫び

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1144 re2:パソコン会話の文学的可能性〜途中で切れてました(^^;ゞ
あ、途中で切れてますね。

送信中の事故だと思います。

何度も内容確認して(1時間半かかったのに(^^;ゞ)、全文があるのを確認し

たのですが、書き込み後は自分の文章、開いてなかったので、途中で消え

てるのを指摘されるまで気づきませんでした。

私が気づくまでの9人の参照者の方、申し訳ありませんでした。m(_ _)m



今のところ、読んでいただけるのは最初の前置きの所だけでして、ここから

話が展開して行くわけです。

分割掲載にしますので、続きは遠からず書き込みます。


記事番号:1144
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月26日 09時21分37秒
キーワード:チャット 多頭の怪物 新聞記事 お詫び

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1143 re1:2番待合室復活!

いンやーーーーーーーーーー軽快でいいですねえ。  <復活2番待合室

お約束のネスケ不正落ちまくり大会も楽しみ(^^


記事番号:1143
投稿者:白井克也
リモートホスト:proxy.nisiq.net
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月25日 23時59分57秒
キーワード:ご案内

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1142 2番待合室復活!

2番待合室が復活しました。

2番待合室のレンタルチャットは、2番待合室ダウン前と同じサーバーで稼動しています。 チャットご利用時の回線状況・サーバー混雑状況に応じて、1番・2番・3番をお使い分け くださればよいかと思います。m(_ _)m>待合室chatご利用者


記事番号:1142
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse7-31.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年01月25日 22時10分31秒
キーワード:ご案内

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1140 パソコン会話の文学的可能性(引用)
以下引用(ブラウザでの閲覧のため体裁を若干変更しましたが,原文は改変していません)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

パソコン会話の文学的可能性

==文語かつ口語=短文=省略形=隠語==

「多頭の怪物」で進行集合的な意識芽生える
読売新聞<東京>1998年1月21日付夕刊13面「文化」欄
村上雅彦(むらかみまさひこ)  作家 1958年三重県生まれ。87年、「純愛」で海燕新人文学賞。「ドライブしない?」    「ナイスボール」などで芥川賞候補。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 この頃、五歳の娘が文字に凝って家族に手紙を配達して回る。彼女が風邪を引いた時の手紙に は、「おくちにこうらくえんができました」とあった。すると妻が、「口内炎ね」と笑ったが、 そういう自分も和風の電灯の笠を買って来た時、「この洋間にはデスマッチね」と言った前科が ある。何となく意味の通じそうなところが恐ろしいが、これが小説家の家族かと思うと頭痛がす る。
 私の家では、三台のコンピュータが動いていて、一番古いのは子供部屋にある。娘の文字への 好奇心は、ここでも発揮されて、めちゃくちゃにキーボードを打ちまくり、ディスプレーの「ぶ ーとぷーぶーぶーぷー:S@DううJQーAくゑ」という文字を、隣りに坐らせた体長一bの熊 のぬいぐるみに見せて教育している。
 それだけなら微笑ましいが、私が自分のパソコンでチャット(会話)をやっていた時、ちょっ と席を外して戻ったら、娘がぬいぐるみと一緒に坐っていたことがある。慌てて抱き上げたが遅 かった。彼女は私のハンドルネームを騙っていたのだ。ディスプレーでは、北海道の人が沖縄の 人に雪の恐さを説明していたが、私の発言はすべて、「ぶーとぷー」になっていて、みんなに顰 蹙されていた(ちなみにぶーぷーは娘とぬいぐるみのニックネームである)。私はほとぼり がさめるまで、そのチャットへの出入りを控えねばならなかった。
 これに懲りて、娘にEメールとチャットについて教えてやり(手紙好きの娘はEメールを知っ て興奮した)、私がそれらを使うのは仕事であることを話したが、なかなか信じない。で、三年 ほど前に書いたチャットを使った小説を見せて説明すると、やっと納得したようで、それからは 勝手に父親のパソコンを触ることはなくなった。
−−−−−%


記事番号:1140
投稿者:白井克也
リモートホスト:proxy.nisiq.net
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月24日 23時15分53秒
キーワード:チャット 多頭の怪物 新聞記事

[記事一覧]
この記事には[re1:パソコン会話の文学的可能性(引用)]というタイトルのコメントが投稿されています。


1139 多頭の怪物を論ず・予告とお願い
待合室でこの2日(1月22日・23日)行われてきた,読売新聞の記事をきっかけとする議論につ

いて,私は,まずこの喫茶室に記事を転載し,然る後に所見を表明することとします。

ほかの参加者の皆さんにも,この喫茶室で議論されることをお勧めします。



    【喫茶室に舞台を移し,ほかの人にもお勧めする理由】
  1. 記事を前提とする以上,記事を共有すべきであり,また,記事を前提に議論すると長文に なる気配が濃厚なので,ログの流れない喫茶室(このために存在する)が有用
  2. 各人の見解が,待合室では充分に展開されているとは言い難い現状 (待合室が劣るという意味でなく,長所が生かされていないという趣旨)
  3. この議論の参加者が必ずしも,チャットでの議論において有効な,対話形式でのやりとり をしていないという事実(上の項目と幾分重複)
  4. 待合室の閲覧者に「この待合室(あるいは南河考研)は難しい」と敬遠されかねず,業界 内外,各地域,各年齢層に広く閲覧されている現状に水を差すという懸念
実は,私は今回の議論を待合室で展開することに,早くから疑問を感じていました。 上の理由のほか,チャットについて論ずるには,半ば誘導的な会話法や,論点そらしなど,ほか の人の発言を引き出す技法について,ある程度語る必要があると考えたものの,ほかならぬチャ ットの中でそれらをバラすことは気が向かなかったからです(そのため伏せた話もあります)。 それでも待合室で議論し続けた理由は,次の通りです。
    【待合室での議論を2日間続けてきた理由】
  1. 待合室で提起された問題は待合室で解決したいと考えたこと (待合室に,要らぬタブーを設定したくなかったこと)
  2. 平口さんが敢えて待合室で問題提起された態度を尊重し,平口さんが待合室での議論を望 まれたこと自体に込められた意味を,議論を通じて析出したかったため (この試みが肩すかしにあって失敗したことは,周知の通り(^^;)
  3. 平口さんとのリアルタイムでの議論を利用し,平口さんのチャット体験を増すことで,平 口さん自身のチャット観を鮮明に語っていただけると期待したため(これも。周知の通り(^^;)
  4. 待合室での「やりとり」が有効な議論も存在すると証明したかったため (最初から喫茶室に場を移せば,待合室は議論に不向きと主張したような印象を与えてしまう)
  5. チャットはチャットを語れるか,自らを相対化できるか,私も関心を抱いていたため
しかし,やはり喫茶室に場を移すほかはなさそうです。 上の文に注釈つけたいことはありますが,もとの記事を転載した後に譲ります。 ちょっと冗長な予告編でした。(^^;ゞ


記事番号:1139
投稿者:白井克也
リモートホスト:proxy.nisiq.net
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月24日 04時04分54秒
キーワード:チャット 多頭の怪物 読売新聞 予告 提案


1138 re1:ネスケ無料化・・・DLできませんToT
さっそくダウンロードを試みましたが,DLできませんでした。ToT

どうも,私が使ってるプロバイダのurlを,いざDLと言う時点で認識できなくなるようです。

私の環境での特殊現象

(ネットスケープやダイヤルアップの設定,あるいは今回のダイヤルアップ時のみの特殊事情)

なのか,プロバイダのせいなのか,ネットスケープの web page に問題があるのか,

今のところ判断がつきません。

もう一度,別の機会に試し,報告します。


記事番号:1138
投稿者:白井克也
リモートホスト:proxy.nisiq.net
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月24日 02時41分08秒
キーワード:情報

このコメントは[ネスケ無料化]に対するレスポンスです。


1137 ネスケ無料化
Netscape Navigatorが無料化されるそうですね。(^^

安心して最新版ネスケ4をダウンロードしましょう。ね。>白井さん&ALL



対象となるのは、Netscape NavigatorとCommunicator Stanndard Edition 4.0だそうです。



関連記事はこちら


記事番号:1137
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse5-4.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年01月23日 21時04分18秒
キーワード:情報

この記事には[re1:ネスケ無料化・・・DLできませんToT]というタイトルのコメントが投稿されています。
この記事には[re1:ネスケ無料化〜館内LANの対応]というタイトルのコメントが投稿されています。


1136 不在通知
個人的な話で恐縮ですが、1月24日(土)・1月25日(日)は、職員の親睦旅行に

行ってきますので、アクセスできません。

日曜日の深夜には復活できるかと思います。

その間に、おがみへの重要な連絡があるかたは、メールか喫茶室でお願いします。

m(_ _)m


記事番号:1136
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse5-4.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年01月23日 20時51分38秒
キーワード:雑談


1135 10000カウント達成記念プレゼント
白井さん、ひろさん、ありがとうございます。

皆様のおかげをもちまして、昨日、indexページのカウンターが

10,000に到達いたしました。

ありがとうございます。>all

これを記念しましてプレゼントイベントを開始しました。

詳しくは[special]のご案内をご覧ください。

皆様のご応募を心待ちにしております。


記事番号:1135
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse4-40.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年01月22日 07時39分22秒
キーワード:記念

このコメントは[10000人目]に対するレスポンスです。


1134 10000人目
偶然に10000人目をゲットした記念に喫茶室デビューします。

先日の古代出雲文化展でぼくと友達の2、3人後の人が何万人

目かの記念だったようで花束をもらっていたのを見ていたの

ですが自分が記念すべき10000人目を飾れるとは。

おがみさん本当に10000人達成おめでとうございます。

白井さんぼくも白井さんの思うツボでしょうか?


記事番号:1134
投稿者:ひろ
リモートホスト:ppp057.twin.ne.jp
メールアドレス:kokuhou@po.twin.ne.jp
投稿日:98年01月21日 22時12分24秒
キーワード:記念

この記事には[10000カウント達成記念プレゼント]というタイトルのコメントが投稿されています。


1133 来所10002人目到達(^^;ゞ
10002人目をゲットしました。(^^;ゞ

ひろさん、

10000人目、おめでとうございます。

私は逡巡している間にのがしました。 それから、おがみさん、

10000人到達おめでとうございます。


記事番号:1133
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月21日 20時20分50秒
キーワード:記念 セコい手


1132 来所9999人目到達
先ほど来所した際、アクセスカウンターが「9999」でした。

ここでセコい手(リロード)を使えば10000人目をゲットできるのはわかっているのですが、

やはりセコい!

そこで、ここで9999人の報告をしてから、10000人目へのリロードをしに行きます。

(やっぱりセコいんじゃないか!!!)

これで10000取ったら許してやってください。

だめだったら、「やっぱり悪いことはできないものだなあ」と、

10000取った人を素直に称えたいですね。

なんか遺書めいた感じもしますが(笑)、そんな訳で、トップページに行ってきます。

結果は、この喫茶室に投稿します。ご期待ください。


記事番号:1132
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月21日 20時14分23秒
キーワード:記念 セコい手


1131 3WEBのCGIプログラムについて
当サイトがCGIファイルを多くおいております3WEBから下記のようなアナウンスがありました。

これを原因として、主として夜間に、チャット他のCGIプログラムの動作に影響を及ぼす場合が

想定されます。その際は、何卒ご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。

−−−−−−−(以下 引用)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



いつもご利用いただきありがとうございます。



CGIサーバーにおいて、夜間負荷が増大しご迷惑をおかけ致しております、そこで

他のお客様の迷惑になるような cgi (サーバに負荷をかけているもの等) に対

しては, プロセスを停止させていただくプログラム実行を開始致します。



プログラム実行開始日程:平成10年2月1日



停止させていただく基準は, 当面



  ・メモリーを 1 MB 以上使用している CGI

     (CGI サーバでは, 2 MB)

  ・5 秒以上 CPU を占有している CGI

     (CGI サーバでは, 10 秒)

  ・起動から 10 分以上経っている CGI

     (CGI サーバでは, 20 分)

  ・動作していない CGI



のいずれかを満たす CGI とさせていただき, 様子を見ながら変更していく予

定です。



また, cgi3.osk 以外の CGI サーバでは, SSI が使用できませんでしたが, 上

記の基準でプロセスを停止した場合, WWW サーバで SSI がご利用しにくくな

る場合も考えられますので, 今後は, CGI サーバでも shtml, html の拡張子

を有効にして, SSI をご利用いただけるようにいたします。

・拡張子有効のみ平成10年1月17日より実施



ご不便をおかけしますが, ご理解とご協力賜わりますようお願い申し上げます。



CGI Management Program Announcement



Thank you for your continued use of 3Web.



During the busy evening hours,  CGI server performance can degrade and cause 

difficulties for our members and visitors to our members' home pages.  A key 

factor in this is CGI programs that are consuming an inordinate amount of 

server resources.  To improve this situation, we will be instituting a CGI 

management program that will automatically terminate CGI processes that are out 

of control or consuming excess resources.



CGI processes exceeding any of the following limits will be

terminated by the CGI Manager:



  o  Any CGI process using over 1 megabyte of memory

      (Two megabytes if it is on a CGI server)



  o  Any CGI process that has consumed over 5 seconds of CPU

      time (10 seconds if it is on a CGI server)



  o  Any CGI process that has been executing for over 10

     minutes (20 minutes if it is on a CGI server)



  o  Any idling CGI process



The CGI manager will monitor all CGI processes and halt any which violate the 

above limits.



Also, it has not been previously possible to use SSI on CGI servers other than 

cgi3.osk.  However, if processes are stopped in accordance with the above 

standards, it could become difficult to use SSI on WWW servers.  As a result, 

from now on it will be possible to use .html and .shtml extensions and SSI on 

CGI servers.





Effective date:  January 17, 1998.



We apologize for any inconvenience this may cause, and appreciate your 

cooperation and understanding of this measure to improve the level of service 

to all 3Web members.



-- 

株式会社スリーウェブ

−−−−−−−−−−(以上 引用)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−





記事番号:1131
投稿者:おがみ
リモートホスト:skii015.osk.3web.ne.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年01月18日 10時21分04秒
キーワード:ご案内


1130 re2:2番待合室休止中
おっしゃるとおり、日常の雑談に終始しているときが多いです。

でも、日によっては文化財保護のことや考古関連の情報交換を

行ったり、学術的な議論の場となることも、たまにはあるよう

です。

まだ、この業界にチャットが根づいていない現状では、誰でも

気軽に入ってきて、会話ができるという環境作りのほうが大事

かなぁと個人的には思っております。

実際、学術的な会話に終始していたとき、「むづかしそうで

参加しにくい」との声も聞きました。



とはいえ、平口さんのおっしゃるとおり、テーマを決めて

時間を合わせて会合し、勉強会のようなこともできたら、

非常に有意義だと思います。ただ、まだアクティブなメンバー

が少ないので、今後の検討事項としたいと考えます。



記事番号:1130
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse5-5.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年01月17日 14時59分22秒
キーワード:ご案内

このコメントは[re1:2番待合室休止中]に対するレスポンスです。


1129 re1:2番待合室休止中
このチャットというのは、使いようによってはとても役に立つと思いますが、いまのところ

あまりにも軽すぎて、チャチャをチャッと入れるからチャットというのかと感じるくらいで

す。たまには時間とテーマを予告して集まると面白いのでは。


記事番号:1129
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月17日 11時55分37秒
キーワード:ご案内

このコメントは[2番待合室休止中]に対するレスポンスです。
この記事には[re2:2番待合室休止中]というタイトルのコメントが投稿されています。


1128 2番待合室休止中
2番待合室で使用させていただいたいる「ちょっとチャットしよう」の

レンタルチャットが、1月11日頃からアクセス不可能となっております。

これは、チャットプログラム使用によってサーバーの負荷が高まり、

このCGI使用をサーバー管理者から差し止められてしまったためだと、

レンタルチャット管理者の方からアナウンスがありました。

他のサーバへの移転処置を現在進めておられるようですので、最終的に

は復旧されるようです。それまで2番待合室は「ファイルがみつからな

い」といった表示が出ると思います。



3番待合室に新しいレンタルチャットを設置しましたので、夜間はそちら

をご利用ください。


記事番号:1128
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse3-10.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年01月17日 10時49分05秒
キーワード:ご案内

この記事には[re1:2番待合室休止中]というタイトルのコメントが投稿されています。


1127 re1:狩猟儀礼
貴兄のデータベースで、都道府県別にみた場合の空白または過疎地域がありますか。


記事番号:1127
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月17日 09時53分49秒
キーワード:狩猟 民族誌 民俗誌

このコメントは[狩猟儀礼]に対するレスポンスです。


1126 re3:先史時代小説の情報を求む
安斎さんの新聞記事は私も読みましたが、切り抜くのを忘れました。


記事番号:1126
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月13日 22時54分05秒
キーワード:先史時代小説

このコメントは[re2:先史時代小説の情報を求む]に対するレスポンスです。


1125 re2:研究系はないのかなあ...。
>そこで「隗より始めよ」という格言をプレゼントします。



ありがとうございます。

僕のHPは書きかけや思考途中にあるの文章を載せてます。

社会学系の方々からの反響が少しありました。


記事番号:1125
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年01月13日 20時53分08秒
キーワード:論文 議論 考古学 文化財

このコメントは[re1:研究系はないのかなあ...。]に対するレスポンスです。


1124 re2:先史時代小説の情報を求む
>本日、エーリッヒ・バリンガー著『氷河人バル・ベス』(パピルス)が届きました。

>添付レター(Papyrus letters No.13)に都立大の小野さんが一文を寄せています。



小野先生が書かれているというのは、凄いですね。こんど聞いてみます。



小説ではないですが、東大の安斎先生が映画マニアで、

前に朝日新聞でエッセイを書かれてました。

ジョン・ローンが主演のやつや、リンゴ・スター主演の映画(いずれも題名は失念

しました)等をかかれていたような..。



プレ・ヒストリー関連ではないですが、ネイティブアメリカンのプエブロ族の

ホピの人達を書いた、"Hopi"という小説は、全米でベストセラーになりました。


記事番号:1124
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年01月13日 20時50分05秒
キーワード:先史時代小説

このコメントは[re1:先史時代小説の情報を求む]に対するレスポンスです。
この記事には[re3:先史時代小説の情報を求む]というタイトルのコメントが投稿されています。


1123 re1:先史時代小説の情報を求む
自分で返信というのは変ですが、追加の意味で書きます。

本日、エーリッヒ・バリンガー著『氷河人バル・ベス』(パピルス)が届きました。

添付レター(Papyrus letters No.13)に都立大の小野さんが一文を寄せています。


記事番号:1123
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月13日 19時54分57秒
キーワード:先史時代小説

このコメントは[先史時代小説の情報を求む]に対するレスポンスです。
この記事には[re2:先史時代小説の情報を求む]というタイトルのコメントが投稿されています。


1122 re1:研究系はないのかなあ...。
なかなか返信がありませんね。そこで「隗より始めよ」という格言をプレゼントします。


記事番号:1122
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月13日 19時35分14秒
キーワード:論文 議論 考古学 文化財

[記事一覧]
このコメントは[研究系はないのかなあ...。]に対するレスポンスです。
この記事には[re2:研究系はないのかなあ...。]というタイトルのコメントが投稿されています。


1121 狩猟儀礼
東京芸術大学 山内です。



      陸棲動物の狩猟活動に関する儀礼の民族/民俗誌を集めたいと思います。

      特に大型獣と小型獣での差異についてできれば情報交換したいです。

      どなたかいらっしゃればここ(情報掲示板)にエントリーしていただくか、

      私の所へメールをいただければと思います。



      こちらが一方的情報を頂くのではなく、出来れば私の知っている限りの

      情報提供いたします。また、議論ができれば幸いです。


記事番号:1121
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年01月09日 19時07分33秒
キーワード:狩猟 民族誌 民俗誌


1120 先史時代小説の情報を求む
山内利秋さんに誘われました。

スー・ハリソンの『アリューシャン黙示録』、ジョンダートンの『ネアンデルタール』、

ジーン・アウルの『大地の子エイラ』を読みましたが、こうした先史時代小説についての

情報をお知らせください。もちろん、人類学・考古学資料を踏まえた時代小説ならば、先

史時代に限りません。


記事番号:1120
投稿者:平口哲夫
リモートホスト:210.128.136.113
メールアドレス:
投稿日:98年01月06日 21時46分12秒
キーワード:先史時代小説


1119 研究系はないのかなあ...。
皆様あけましておめでとうございます。



今日は時間があったので、考古学/埋蔵文化財関連、

文化財関連のHPで、いままで知らなかったところはないかと

思い、探していました。



で、前から思っていたのですが、「紹介」や「情報」ではなく、

「論説」を展開しているページってないでしょうか?



邪馬台国関連ならば、マニアの方のは結構あるのですが、専門家のは

ホントないですね。社会科学系に足を伸ばしてみると、結構あるのになあ。

雑誌とかに投稿できるまで至らない些細な研究ノートとか、書いてる方、

どなたかいらっしゃらないですか?


記事番号:1119
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:98年01月05日 20時58分13秒
キーワード:論文 議論 考古学 文化財


1118 re1:思うつぼですね(^^>つぼですか
あけましておめでとう!!

白井さんの手のひらでタコ踊りしていたようですね/

確かにはめられたような気がしてきました、まいいか/

でも、いつも思い通りに動くとは限りませんからね/バイバイ/


記事番号:1118
投稿者:吉留秀敏
リモートホスト:fukuoka4-02.msn.or.jp
メールアドレス:tome01@mx7.meshnet.or.jp
投稿日:98年01月04日 01時48分55秒
キーワード:九州旧石器 掲示板

このコメントは[思うつぼですね(^^>吉留さん]に対するレスポンスです。


1117 思うつぼですね(^^>吉留さん
謹賀新年
昨年末,吉留さんが「九州旧石器」の宣伝を「情報掲示板」に書き込まれたようです。 実は,私がわざと「編集幹事の吉留さんが云々」と前置きして「九州考古学」の宣伝を 書き込んだのは,こうしておけば,吉留さんが「九州旧石器」の宣伝を書き込まれるで あろうと予想したからでした。 見事に思うつぼにはまりましたね。(^^

これで吉留さんも「掲示板デビュー」を果たされたことですし, こんどは「喫茶室デビュー」してくださいね。

「南河考研」に参加されているみなさん。今年もよろしくお願いします。m(_ _)m


記事番号:1117
投稿者:白井克也
リモートホスト:proxy.nisiq.net
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:98年01月02日 18時14分04秒
キーワード:九州旧石器 掲示板


1116 新年挨拶と9000カウント御礼
新年あけましておめでとうございます。
今年も南河内考古学研究所をよろしくお願いもうしあげます。 また、カウンターも元日早朝に9,000を突破しました。 この調子で行きますと、2月までには10,000カウントも夢ではないようです。 10,000カウント突破の暁には、ささやかなプレゼントイベントを実施する予定です。(^^ それから、最近「待合室」のチャットのほうも昼夜を問わず、たいへん賑わっております。 今回、あらたに、ぼくのパソコンをサーバ化しまして(WIN95OSR2の場合は最初からサーバ 化しているようですが..)、「おがみの自宅チャット」を実現しました。 これは、ぼくのパソコンのWIN95上でPerlを走らせるという、楽しい試みです。 ぼくが、ダイアルアップしているときしか実施できませんが、アクセスの方法は、待合室 等で「おがみのIPアドレスを確認」し、それをブラウザに直接入力するか、または、待合室 フレームメニューを切り替え、プルダウンメニューで[おがみ自宅]を選択、「おがみの自宅 へようこそ」のページでIPアドレスの下桁を入力すると、ぼくのパソコン内においてある web pageが表示されます。そこから、「おがみ自宅チャット」に入ることができます。 いちど、お試しください。大混雑のテレホーダイタイムでも驚異的な軽さでチャット可能です。


記事番号:1116
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse6-32.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:98年01月01日 11時23分09秒
キーワード:あいさつ


1115 奈文研情報おわり
奈文研の遺跡保存整備課程の研修が終了し、工楽センター長から修了証書をもらい握手して終わりました。

長い研修でしたが、結構楽しめました。

全国の研修生に感謝しております。

この喫茶室を利用させてくださいました、おがみさん本当にありがとうございました。

全国から十六名の研修生が集まり、インターネットをいじれるのが私一人でしたので

しっかり教え込んでおきました。

ではさようなら、お世話になりました。


記事番号:1115
投稿者:みきお
リモートホスト:ia-to014.infoaomori.or.jp
メールアドレス:mikio@mb.infoaomori.ne.jp
投稿日:97年12月24日 10時47分15秒
キーワード:


1114 re1:Reading The Past
ホッダーの本は原文で読破しました。読んでいる途中で訳本の存在を知

りましたが,訳本はまだ手に入れてません(協会で販売されていたとは,

私も気づきませんでした)。



訳者に好意的な意見を,「読みもせず」言いますと(笑),文学作品の

旧い訳本は,訳の古さが作品自体とは別に面白かったりします。だから,

外国の作品を読むとき,特定の訳者の手になるものを選んで読んだりし

ませんか?山内さんの挙げられた例を見て,そんなことを思いました。



私も翻訳したことはありますが,なかなか難しいものです。専門分野が

どうこうという以前に,原本は別の人格なのですから。そうすると,ど

う訳すか,文の背景は何か,著者の思想は何か,ということのほかに,

自分の筆を介して,何を読者に伝えるか(伝えうるか)を考えざるを得

ません。しかし,大体どれも中途半端に終わります。

(あくまでも私の場合です。念のため)



「まるで訳者はそこにおらず,原著者が自ら日本語で書いたかのように」

書くことを良訳と呼ぶなら,それは画餅といえましょう。訳本は原本の

紹介の一つと割り切って読み,必要なときは原文を参照すべきでしょう.



しかし,考古学を志す学生さんが読むには,(山内さんの挙げられた例

から察するに)少し問題があるでしょうね。文学作品じゃないんだし。



余談1

もとの英文は,読みにくくて,少し読み進むのにも時間がかかって,苦

労しましたが,ある時あきらめて,一気に10行ぐらい読み進めると,不

思議に文の趣旨が伝わってきました。文法とかにこだわらず,出てきた

単語を次々に(ポケモンのように)頭の中に思い描いていくと,意外に

楽に読めるようです。誤読してるかもしれませんが(^^;ゞ。



余談2

O塚さんの書評ですか? 原本に対する評も,訳本に対する評も,大い

に期待されますね。先日お会いしたとき,ホッダーの著書のことをちょ

ろっと話されたのは,そういった関係だったのかも知れません。


記事番号:1114
投稿者:白井克也
リモートホスト:totoumi.tnm.go.jp
メールアドレス:shr@mx2.nisiq.net
投稿日:97年12月20日 12時24分28秒
キーワード:ポストプロセス イアン・ホダー 深澤百合子 シンボリック・アーケオロジー

このコメントは[Reading The Past]に対するレスポンスです。


1113 Reading The Past
I.Hodderの"Reading The Past"を、弟子でもある深澤百合子さんが翻訳されて

います。

 

 イアン・ホッダー著、深澤百合子訳



  『過去を読む(第2版)−考古学解釈のための最近の研究法−』  



  フジインターナショナルプレス(平成9年5月発行)



春の協会でも販売されていたようですが、僕はその時は気が付かず、

秋にHodder氏が来日され、慶応大学で講演された時に買いました。

で、やっと昨日から読み始めました(笑)。

原書に関しては、幾つかの解説が出ていますのでそちらをご覧頂きたい

のですが、ひじょーに気になる事に、活字の誤植がやたら多いのと、

日本語としても定着しつつあるカタカナ言葉のうち、若干専門性のある

用語では慣用句の記述が使われていないという事です。

まだ読み始めたばかりなので全てに目を通してませんが、例えば

"ミドル・レンジ・シィオリー"や"コンテキスト"、

"アーキオロジー"といった用語です。

"コンテキスト"は、10〜15年位前の本ならばわかるんですが、

今現在だすのだったら"コンテクスト"にするべきですし、

"シィオリー"は"セオリー"と表記するべきだと思う。

もし原音に忠実な表記を目指しておられるならば、例えば

"マックス・ウェーバー"は"マックス・ヴェーバー"となるはずなのに、

そうなってない。これでは完全な英語中心、ロゴス中心主義である。

理論考古学の訳本ならば、考古学以外の思想系の研究を意識するべき

で、そうした思想系の出版物ではある程度のコンセンサスとなっている

用語の表記をちょと無視している様に思えて、非常に気になる。



ロゴス中心主義で思い出したのですが、慶応大でのHodder氏の講演を聞

いて思った事は、初期の頃とは違ってなんだかナショナリズムに近くな

っているような気がしました。氏は中央トルコでの農耕起源期の遺跡を

継続的に調査していて、データのネットワーク上での処理等、興味深い

方法には注目しましたが、各々の地域での歴史記述の考え方に関しては

文化相対主義が地域ナショナリズムになってしまう典型に陥ってしまっ

ているようでした。この講演も活字化されるそうなので、詳しくはそち

らをどうぞ。



#あ、因みに訳本はO塚さんが書評を書くそうです。>白井さん


記事番号:1113
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:97年12月20日 11時42分51秒
キーワード:ポストプロセス イアン・ホダー 深澤百合子 シンボリック・アーケオロジー

この記事には[re1:Reading The Past]というタイトルのコメントが投稿されています。


1112 奈文研情報3
12月19日いよいよ設計の発表と評価の日です。

昨日4時つまり今朝の4時までやった成果の発表ですので思いっきりやりました。

とにかく一日が長かった。

その後は奈文研の大忘年会に参加し、今狂いそうです。

でもおわったらあんしんしています。


記事番号:1112
投稿者:みきお
リモートホスト:narayama.nabunken.go.jp
メールアドレス:mikio@mb.infoaomori.ne.jp
投稿日:97年12月19日 01時31分37秒
キーワード:


1111 re3:予定変更につき
みきおさん へ



>最近設計実習で夜中までやっていることが多く,インターネットする余裕がありません

>でした。本当にすみませんでした。



いえいえ、気にしないで下さい。(^^

奈文研研修最後までがんばってください。

お酒で胃が荒れない程度に..。(笑)


記事番号:1111
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse5-24.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:97年12月13日 12時04分33秒
キーワード:連絡

このコメントは[re2:予定変更につき]に対するレスポンスです。


1110 奈文研情報2
残すところ後1週間になり研修も架橋に入ってきました。

研修は午前が整備に関する様々な情報を交えた講義で、

午後は設計実習となっています。計画平面図を仕上げ、部分詳細図や縦横断図の作成へと進んでいます。

自分は今盛り土と園内排水の計画に取り組み,出来次第土量計算になります。

それが済むと個別の数量の積算になり、工事費がでるわけです。

しかしなかなか作業が進まず毎晩午前0時を越えてやっています。

その後寝酒を少しやります。

これが結構つらいのです。

つづく


記事番号:1110
投稿者:みきお
リモートホスト:narayama.nabunken.go.jp
メールアドレス:mikio@mb.infoaomori.ne.jp
投稿日:97年12月12日 19時42分41秒
キーワード:


1109 re2:予定変更につき
ごめんなさい。

今日久しぶりにインターネットしてメッセージ確認しました。

先週の休みに弥生文化博物館と出雲文化展に行って来ました。

最近設計実習で夜中までやっていることが多く,インターネットする余裕がありませんでした。

本当にすみませんでした。


記事番号:1109
投稿者:みきお
リモートホスト:narayama.nabunken.go.jp
メールアドレス:mikio@mb.infoaomori.ne.jp
投稿日:97年12月12日 19時30分57秒
キーワード:連絡

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この記事には[re3:予定変更につき]というタイトルのコメントが投稿されています。


1108 寺川淳之祐 さんへ
芳名録への書き込みありがとうございます。

東大阪市文化財協会のweb pageおよびその上位ページの

URL変更了解しました。

[関連サイト]-[研究・調査機関のサイト]からのリンクの

URLを修正させていただきました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。



追伸:小生、いちおう地方公務員です。学生は社会人課程で

行ってますが、この3月に修了予定です。(^^;ゞ


記事番号:1108
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse7-27.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:97年12月11日 07時48分59秒
キーワード:連絡


1107 入所者8,000御礼
今日アクセスカウンターが、

8,000

を突破しました。変わらないご愛顧ありがとうございます。>ALL

10,000カウント

を突破したのち、ささやかなプレゼント(抽選)を計画していますので、 お楽しみに。(粗品だからいらないかも..。(^^;ゞ)


記事番号:1107
投稿者:おがみ
リモートホスト:skis026.osk.3web.ne.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:97年12月09日 22時08分39秒
キーワード:お礼


1106 ご案内
3webのwwwサーバがぜっ不調のため、思い切って

喫茶室のhtmlファイルをメディアバンクに移しました。

つまり喫茶室のURLは下記に変更となりました。

http://plaza7.mbn.or.jp/~ogami/webboard/index.html
主要ページからの内部リンクは早急に修正しますが、 下層ページからのリンクについては遅れるかもしれません。 ブックマークなどに喫茶室を登録いただいているかたは、 変更いただきますようお願いします。


記事番号:1106
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse7-28.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:97年12月08日 21時03分37秒
キーワード:ご案内


1105 奈分研での研修回顧
みきおさん、はじめまして。

佐賀の久保といいます。

奈文研の遺跡整備過程の研修の記事を見て、懐かしくなり、書いています。

私が、研修にいったのは、昭和59年だったと思いますが、やっている内容は同じのようですね。(2週間)

時間がなくて、図面の仕上げに苦労しました。

私の書いた設計を見た先生の印象は、「集約的ですね。」でした。

各地のいろいろな遺跡整備の実状が勉強になった事(酒を飲みながらの)が、一番の成果になりました。

健康に気をつけて。


記事番号:1105
投稿者:久保伸洋
リモートホスト:ppp122.saganet.ne.jp
メールアドレス:nkubo@po.saganet.ne.jp
投稿日:97年12月07日 00時54分23秒
キーワード:奈文研 遺跡整備 むかし

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1104 re1:奈分研情報
連載コラムっぽくて面白いです。

気分は建築家?


記事番号:1104
投稿者:山内 利秋
リモートホスト:pp254068.fa.geidai.ac.jp
メールアドレス:yamauchi@fa.geidai.ac.jp
投稿日:97年12月06日 12時37分19秒
キーワード:遺跡整備 奈文研 みきお

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1103 MS-IE4.01登場
マイクロソフト インターネットエクスプローラーver4.01が出ましたね。

4.0をおつかいのかたはバージョンアップしたほうがマシのようです。

ダウンロードはこちら


記事番号:1103
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse4-46.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:97年12月06日 11時14分14秒
キーワード:情報

このコメントは[re2:MS-IE4.0セキュリティーホール]に対するレスポンスです。


1102 re1:予定変更につき

了解しました>みきおさん

弥生博到着時間がわかりましたら教えてください。


記事番号:1102
投稿者:おがみ
リモートホスト:cse4-46.sakai.mbn.or.jp
メールアドレス:ogami@bb.mbn.or.jp
投稿日:97年12月06日 11時08分21秒
キーワード:連絡

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1101 予定変更につき
おがみさんとの面会について連絡する予定でしたが、奈文研のインターネットなので

メールを送れませんでした。

近つ飛鳥博物館には行けそうにありません。弥生文化博物館には明日行きたいと思っていますが、

設計実習の課題がまだできていないので今のところ流動的です。

出来ればあすの午前に博物館に入りたいと思っています。


記事番号:1101
投稿者:みきお
リモートホスト:narayama.nabunken.go.jp
メールアドレス:mikio@mb.infoaomori.ne.jp
投稿日:97年12月06日 10時15分55秒
キーワード:

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この記事には[re1:予定変更につき]というタイトルのコメントが投稿されています。



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